たくさんの詩(うた)を綴ってきた
陽の当たらない
たくさんの詩を

だけど

無駄なものはない

駄目な子ほど 
可愛い

わたしが 褒めてあげなくちゃ
他に 褒めるひとなど  ....
良くできたうめぼしは
故郷の懐かしい味がする

すっぱさのなかから
忘れかけていたものが顔をのぞかせて
こんなんだったよね
と問いかけてくれるような

ほどよく皺くちゃで
秋アカネの ....
ひこうき雲が ゆったり
拡散しながら 高度をさげて
着陸場所を さがしている
地につくまえに すっかり
消えてしまう というのに
ー圏外ですー


見えない壁に阻まれて
打ち砕けていく
想いの断片


わたしの中で
バラバラ散らばる
感情の鋭い破片


拾いあつめようと
無造作に触れて
斬ってしまっ ....
もしも、もしもだよ?
笑わないで聞いてね。
…話す前から笑ってる。
真剣なのだから笑っちゃだめ。

そうそう。
その調子で頑張って聞いて。

もしもね、わたしが、いや、あなたも ....
君は 今
自分がどんなふうに立っているか
知っているかい

言葉は 心をあらわし
表情は 心を語っていると
そう 思うだろうけれど



本当に
今 ある 自分を
本当に
 ....
そ だ あ 照 声
ば か な ら が
に ら た さ 聞
居   が れ こ
て   笑 る え
く   え と る
だ   ば   と
さ     あ 
い   嬉 た 優
 ....
今あなたが食べた
その秋の実は
一年に一度しか実がならない
そんな生き物なのです
人の一生の中では
わずか五十回くらいしか
作ることができません

この秋の実ができるまでに
冷たい風 ....
優しさに包まれて
フワフワしていて
気持ちが良い
体の力が抜ける

心の傷も
今日の辛さも
皆聞いてくれる
正しいんだ、と分かる

風呂に入り、汗を流し
ビールを晩酌
体が痛い ....
 名前はまだない
 さんざめく光に晒されて
 大声で泣き叫ぶ貴方は
 まだ名無し

 名前はもうない
 業火の奥で真っ白になり
 静かに手を合わされる貴方は
 もう名無し

  ....
辛い事や苦しい事
楽しい事や嬉しい事

どちらを選ぶかと聞かれたら
僕は前者を選ぶ、もちろん後者も否定はしないが

何故かはよく分からない
それは多分多くを学べるから
そこから這い上が ....
太陽の抜殻が
うすく影をのばし
速度を落としていく

過ぎゆくものはみな
風の一部となり
思いとともに
彼方へとはこばれた

恋人がいま
海のまんなかで
夏の手紙を書いている
 ....
水や峡谷の国の演者が
水や峡谷の音を奏でれば
それが水や峡谷なのか
おまえの水や峡谷はないのか


孤独が{ルビ蠱毒=こどく}になるまでに
自身の何を殺してきたのか
それと ....
あなたに笑ってほしい。
そのために私は、いつも笑っていようと思います。

どれほどの悲しみが、みじめさが、苦しみが、この胸に渦巻いても、
あなたの前で、私は泣かない。
馬鹿な強がりで ....
簡単な語彙、


まるで水の中の魚みたい




な、こと。



喉に、つかえた繭を探して、

見つけて


瑞々しい言の葉、を




邪な ....
 こうしてようやく眠りにつく頃には文字は無意味。それより、
倒れ伏したベットから耳に入る、とぎれがちな 車の音が好きだ
それは―、日々の重複を語る白紙の上で、最終行でしたためられる
幽霊達も愛用 ....
耳の聞こえない少女は
街中の人気者です

街の人たちは
人には言えない汚い言葉を
ここぞとばかりに少女にぶつけます

シンジマエ
アバズレバイタ
ジゴクヘオチロ

 ....
砂時計を反対に傾ける

上が下になって 下が上になる
視界が虐に成り

死海が逆に鳴る
餓えが舌になって 従う絵になる

逆さまにされることにより 再び時は創られる
女と旅に出た
列車に乗って
読み方の分からない駅で降りた

駅員のいる改札を
通り抜けるときに
よい旅をと
駅員に声をかけられた

ありがとうと言い返したが
もう駅 ....
いつかゆく
このばしょ

やんわりとした
ひとたちへ
ふりかえりつつ
おくる
おもい

ありがとう、と
ごめんなさい、の
リフレイン

わらっていてください

ぼ ....
痛みを知って臆病になった

勇気を出して踏み出したけど

また痛みを知ってもっと臆病になった

もう一歩はまだ踏み出せないでいる
向き合って生きるということは
剥き合って生きるということと言うと
皮を剥き剥きし合って生傷だらけになるし
逃げ惑う君を袋小路に追い詰めて
今にも死んでしまいそうな気持ちに追い込んで
そんな君 ....
部屋で一人飲むビールは、まずい
いや、まずいと言ったら極端だがあまりおいしくない
ビールの真のおいしさとは
仕事の後の解放感とか何かをやり遂げた時の達成感とか
野外でスポーツやライヴを観る楽し ....
やっと
見失っていた自分に
気が付きました

自分を取り戻していこうと
思います

ありがとう
君のおかげです

この感謝の気持ち
今は何も表せないけど
ありがとう
これが今 ....
灯りのともったキッチンから
作りたてのグラタンの匂いがした
お取り込み中の真剣な顔がおかしくて
ただいまは、たぶん言わなかった


暑いときには熱いものがいいんです
そんな説 ....
見え透いた言葉だけど
そう言わせてくれるなら

そう言っている僕を
受け入れてくれるなら

君の為、僕の為、
錆付いた何かを
呼び覚ませる
気がするんだ
のみすぎて
だきあって
六時に目覚めて歩いた舗道
あの時ふたり通った場所
いまは独りたどっている


ほんとうはあなたにみてほしかった
いくつもの顔
あのひとにさらけだしているの
 ....
怒ってない
怒ってない

だから

あなたが私に飛び込んで来ればいいのよ
何もカウンターで左アッパーを
当てようなんて考えていないから
かなしいかなしいかなしい

僕が爆発する



さびしいさびしいさびしい

君が爆発する




僕の気持ちは届かない
君の気持ちはわからない

いつか、なんていう ....
金風が ふいている
豪奢な さびしさが
きみの横顔に かげをつくるのを
歌おうとして 韻律の
罠にはまっても 悔やまない 
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
いきてる しるしLucy.M...207/9/3 20:16
うめぼしの秘密恋月 ぴの42*07/9/3 20:04
そろもん(秋空の話)みつべえ707/9/3 19:52
圏外渡 ひろこ5*07/9/3 19:31
ある日、ベットにて。三条007/9/3 19:15
立つさち607/9/3 18:01
だから[group]北大路京介15*07/9/3 14:46
秋の実ぽえむ君9*07/9/3 13:36
夏の日の終わりにペポパンプ4*07/9/3 8:28
創生doon107/9/3 3:54
西平よしゆき2*07/9/3 2:36
秋の海辺小川 葉407/9/3 2:17
にくしみにかえて木立 悟607/9/3 1:42
「道化師の祈り」和 路流(N...2*07/9/3 1:38
Disappointment?やまぐちふぢ...707/9/3 1:23
[:handleプテラノドン3*07/9/3 1:23
聾唖の少女なかがわひろ...2*07/9/3 0:33
Re :Birth白川水007/9/3 0:27
なかがわひろ...2*07/9/3 0:27
いつかゆく玉兎307/9/2 23:26
どうかその先が光でありますようにfuchsi...1*07/9/2 23:25
ムキムキ七尾きよし1*07/9/2 23:17
孤独なビール新守山ダダマ307/9/2 23:15
やっと森川仁司107/9/2 23:04
今宵ぼくらは久遠薫子6*07/9/2 22:58
君の為森川仁司107/9/2 22:58
代替品和歌こゆみ5*07/9/2 22:46
幻の右酸素の枷3*07/9/2 22:19
いつかに向けた夜のことゆうと1*07/9/2 22:17
そろもん(佳人の話)みつべえ307/9/2 21:22

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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