虹を見せて人集めして
一山あてようと
考えて
みた
山師は鉱脈を探すのが本職だが
人件費の高い日本国では
金脈意外は採算ベースに乗りにくく
海に出て
石油探索する ....
そっか
もう
ダイエットなんて
しなくてもいいんだ
ぶくぶくに太っちゃっても
いい化粧品を買わなくてもいいんだ
きれいになるように
肌の手入れをしなくても
おしゃれもしなく ....
僕らは ずっと 現在進行形で
色褪せることなく 愛を重ね合っていけたら良いね
君のことを考えた
深緑に閉じた公園で
蝉時雨を頭から浴びて
僕のことを考えた
灰色と虹色の街の中
唄いながら歩きながら
僕は街に「好き」と言 ....
右を見ても
左を見ても
街にいても
部屋にいても
いつも欲望が走りまわっていて
そんなのいらないから
休みたい
仕事をしてても
遊んでいても
友達といても ....
「あんたと遊べてよかったよ」
お礼に何が欲しい
腕でも、目玉でも好きに持っていってくれ
俺の方はもう店終いだ
ぼやぼやしていると朝日が昇っちまう
あんたはまだ歩くんだろ
俺から好きなもの取 ....
僕が豪語しようか、
きみの背中がすきだよ。
いろんなかなしみを背負って、
さまざまなしみをつくったね。
すこしだけの筋肉とか、やわらかい
へこんだ部分にたまるであろう あい だ ....
鏡の向こうのほうが
今のこっちより少しだけ
幸せそうに見えた
嘘じゃない
だって向こうの僕は笑ってる
僕がこんなに死にたいって思ったって
向こうじゃ笑ってる
....
東上線で日光に行く
電車の窓からは
黄金色の稲穂が見える
今年は田圃ごと
コンバインで盗み取る
米泥棒がやって来て
夜もおちおち寝られない
そんなニュースを思い出す
....
2006/06/15
停止した時間
定着した記憶
デジタル記録の果てに
朝日が射して雲が切れ
そろそろ活動をしたらと唆す
わたしは、ハイと言って素 ....
たまごが転んだ
起き上がれない
それ、これ、うつむきながら
あれはうつむくのかしら
コーヒー飲むのかしら
お茶碗は棺桶かしら
たまごが震えた ....
夜と静かな 闇
寝入りそうな 息をして
この夜の底を待つ
深夜の二時に訪れる
空想の扉とともに
深い 井戸の底
空ろに響く
闇に闇を重ねた
秘密の場所
この小さな部屋から ....
お元気こいてますか?
ぼくたちの骸骨は元気にやっている
渇いた女は渇いた男を愛さなかった
枯れた男は枯れた女を愛さなかった
こどもたちの傘の
クレパスの行列は2箱分、
のそ ....
生マ物ならば腐らせて欲しい
生キ物ならば正して欲しい
あと一寸生きたい
列車のベルが鳴る
どうして
どうして
僕らは旅に出て行くんだろう
小さなリュックをさげた女の子が
泣きながら
走って列車に飛び乗った
大きな声で
彼女を呼ぶ声が ....
叫びたい思いがあって
君を抱きたい
そんな衝動があって
ギゃーーー!!
うまくいえなくて
もどかしくって
でも
この手は 確実に
もう 君を 救えな ....
見えない明日が、ぼんやりと近付いてくる。
はっきりと見える、綺麗な夕焼け、夜空。
明日に期待させるように。
魅力的に。
明日は今日と、なんら変わりなく。
僕を退屈にさせる ....
ウヘヘウヘヘウヘ
ェーーーーーーーー
ウェッ
ドゥゥゥン
ウヘヘウヘヘウヘ
ウヘヘウヘヘウヘウヘ
ウヘウヘヘウヘ
ウヘヘウヘヘウヘウヘ
ドゥゥゥン
ェッェッ、ェッェ ....
彩る街の中を、寄り添う船が
あの銀色の平原を
滑るように進んでいった
街の中では
音もなくすれ違う人波、灰色の星
それでも
君は華やいでいると言うのだろうか
もう遠い船は
ただ ....
青い太陽が
黄色い風が
赤い月が
緑の水が
迎えてる
一列で
オメデトウ
浜辺で
街角で
台所で
山頂で
呼んでいる
二列で
オメデトウ
君の悩みは ....
みどりいろに見えた空は
そりゃ当たり前みたいに青いわさ
そうやって
きかれりゃあ
そりゃあ
なんかいちまい
目に膜が
かかっとる
うすくて
透けとるのが
はがしてみやあ
....
硝子玉みたいなブルー ひとしずく ふたしずく
冴え凍るようなアイスブルー 色に反してあたたかい
白磁の肌にそぅっと触れる
(それは白昼夢のように奇妙な儚さを持つ)
光にたなびく髪は ....
長い1日に幕を閉じて
鍋にあかりを放つ
ぐつぐつと煮立てる鍋の中
ひょっこり顔を出す
アクが膨らんで
なんでかおたまじゃすくえない気がして
とりあえず放っておいてみた
グ ....
僕は自分自身を自覚した
苦難にあうたび
あなたの影は濃くなる
でも陽光は
あなたの心をいっぱいに
満たす
東の空に
ぽっかり丸い
穴が開き
天上の光が漏れている
どこか青白い
底冷えをするその光は
薄明るい暗闇に
枯れ枝の濃い影を落とし
葉のない枝を
一層惨めにした
真夜中に
....
階段を さかのぼって
その当時に もどると
親友を 裏切った直後の
わたしが あめかぜに
漂白されて 立っていた
自分がどんなに素晴らしいのか
その素晴らしさを
自覚せよ
自分がどんなに強いのか
その強さを
自覚せよ
自分がどんなに大きいのか
その大きさを
自覚せよ
自分がどんなに優 ....
それはそうと
この間ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団を観ました
映画館に行ってきた感想は
みんなのキーボードに
こっそり書いておきました
嘘だと思うなら
....
あなたはプリンを買ってきた。
一番小さなコンビニ袋をひょいと持ち上げる。
困ったみたいに笑う。
かわいい奴め、とわたしは思う。
「信号の赤がさ、怖くてさ」
誰かも言ってた ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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