あんなに繋がっていたのに
昨日まであんなに近かったのに
突然切れた 絆

頑張って結び直そうとするけれど
もっとグチャグチャになっていく
離れていく 遠く

もう戻らない
そう 忘れ ....
日向葵が ずっしりとこうべを垂れ


その種は またいつか
踏むであろう 土へ と
眠る



夏が終わる
夏が終わる




嵐のように 吹き抜ける


夏が ....
私は大きな水に浸されて
じっと美しさを見上げていた
その度何かがさらさら入り溜め息がこぼれ出る



きっと美しいものが
私の不浄を癒そうとしているのだと
私は思い 心地よさに身を任せ ....
夏の匂いに孤独を嗅ぎとって
離れても同じ空の下
あなたに想いを馳せる

あなたがそこにいれば
この匂いも涙も
不思議と全部愛おしい

悲しみも寂しさも
こんなに甘ったるいのは何故?
R105の白線の向こう側には星が転がっている
青い看板は海
赤い瞬き
眠りに就く信号機
灯を浴びて君は泳いで躍る

月は水面に揺れ
ピンクの文字は雲
朝焼けが訪れ
東の空から黒が逃げ ....
窓を覗くはにかみ屋の風
夕涼みの教室で戯れる 置いてきぼりの陰法師
季節外れのうぐいすの声を聞きながら
紡いだ詩をただ砂場に埋めていく
鳴らない鐘に聞き惚れて 翼を運ぶことさえ止めてしまった
 ....
道端で
お絵描きをする少女


24色のクレヨン箱の中には
新品同様の青や緑と
小石の様に小さくなった灰と茶 黒があった

他の色はどうしたの と聞くと
少女は 知らない と言っ ....
ぼくはいぬ
といってもはしれない
ぬいぐるみのいぬ
ママもパパもいない
このへやに きづいたらいた

ぼくをだきしめて ほおずりしてくれる
あのこが おおきくなってからも ....
コーヒーがすき
だからコーヒーを受け容れた
でも牛乳もすき
だからコーヒーの思い出の上に
牛乳を流しこんだ

コーヒーの苦味を
牛乳の甘みで
消そうとした

だけど
どれ ....
しずく
きみに会いたくて
眠らずに朝を待ってる

そんな朝にかぎって
きみに会えるから
寒い夜が好きだ


しずく
そのまぶしい肌
透き通るこころ

あまりにかよわい ....
 

きみの枕をぬらす、
ぼくの塩分が今日こそは
とめどなくあふれてきみを溶かしてしまえと願った。

そのラインをなでるのはなんだか億劫だからね、
せめて想像で書けるようにはしたくて
 ....
体温が
奪われるだけを嫌がるように

アイスクリームが
私が噛んだその箇所から溶けていく




安っぽい木の棒を伝って溶けて
指先に残ってしまわない様に



舐めた指先 ....
関係ない人
一人

関係ない人
一人

ぽつぽつぽつぽつ
ぽつぽつぽつっつぐ


冗談はよせ

何事も
波風たたず
生きていこうと
行きます

冗談はよせ
 ....
趣味のいいワイングラスに
昨日ためこんだ夜の雫、
上品に傾けても
逃げるように失われていく


アンティークなこの脳の活動には
ねじを巻くのと同じような要領で
こんぺい糖のよう ....
シャボン玉を 飛ばそう
風に乗って 流れてくよ

虹色の球を  飛ばそう 
虹かかる空に 飛ばそう


シャボンガール
僕のシャボンガール

とっても 可愛い ....
  明後日は明日の明日だから
  背伸びをしたら届きそうです
  明後日は明日の明日だから
  僕はぴんと張られた弓のようです



  期待しなければ落胆もない
  でも落胆 ....
ふきっさらしの橋の上は
厚着をしていても寒く
あんましその場に 留まりたくない
早足で駆け抜けようとした時
地べたにうずくまっている
毛布に包まった塊が
ぺこん とお辞儀した

ここは ....
鴨川の河川敷を
流れに沿って歩いていく
川面にはたくさんの鳥
思い思いに羽根を休めている

橋の下にさしかかる
橋の支柱に寄り添うようにして
ダンボールでできた家が
しっとりとたたずん ....
ダルメシアンたら ダルメシアン
白黒ぶちの ダルメシアン
細身の身体の ダルメシアン
白黒お目々の ダルメシアン

あんたのお目々は まん丸お目々
人の目よく似た まん丸お目々
白目と黒 ....
真夏の夢境
世界は犇めき息を詰め
滲む極彩は忍び笑い

真夏の夢境
誰もが皆夢うつつ
急ぎ足の天体は僕らに嫉妬

真夏の夢境
毎日が盛宴
倉皇たる情操に振り回され

真夏の夢境 ....
あなたが
「疲れてない?」
っていえば
Yesって答えるよ
ちょっと疲れててもね

あなたが
「焼き肉食べない?」
っていえば
Yesって答えるよ
あんまり乗り気じゃなくてもね
 ....
夕方の終わりを見つめる

夜とはひとつの物質だ

夜とはたぶん雲のようなものだ


幼い頃を

洞窟のようなところから

覗いている



影とは雲のことだ

傍観 ....
夜の街から

夕方の終わろうとする街へゆく

帯状に赤黒く焼けたむこうは

焦げたピンクに冷えてゆくようだった

そのうえには透明とブルー

さらには夜が降りていた


夜と ....
いちねんのうちのほとんどが

晴れだというのに

二日間、雨と風にやられっぱなしだ

ゴルフもずぶずぶのぐしょぐしょだ

フェアウェイには黒と白を基調にした

見慣れない鳥たちがち ....
夏だというのに
窓も開けられず
あの密やかな 夜風も楽しめない

相変わらず 締め切った部屋
クーラーをきかせて

嘘のような 蛍光灯の下
仮想の君に読んでもらう為
キーボードを操作 ....
ようするに
私はひどい
おくびょう者で
「貴方が好きだ」
などというたった
七文字の音ですら
うまい具合に言葉に出せず
それを誤魔化さんとするために
長々と詩なんてものを書いているので ....
空の種族が おとした
羽根を ひろいながら
あるいている 一千本
あつめたら つばさと
交換してくれる 約束
形が
怯えていた
形骸に
怯えていた
海岸は
プールサイドの
横で
歌うすべてドの音で
ドレミファソラシドと
歌う 枝ぶりのいい木があるんですその海岸の
崖の上に
葉は
広 ....
終わってしまった
はずなのに
それは密閉した
重いふたの透き間から
かすかに甘くたちのぼる


人知れず心の底に
埋めたはずなのに
かぐわしい記憶の薫りは
ゆるゆると漂い
真夜中 ....
夏の日に開く君の心と身体
太陽を追いかけて咲き乱れる

そして僕たちはひまわりを追う
あの眩しい光の下で

そして僕たちはひまわりを追う
黄色く咲き誇る夏の中

 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
取り戻したかったのはきっとあの日々度会沙生007/9/9 10:38
ゆらぐそらリュウセイ207/9/9 10:31
泣きたい葛藤ロリータ℃。107/9/9 9:52
_思考回路107/9/9 9:17
R105000307/9/9 5:30
潮騒の丘灯兎407/9/9 2:39
1/∞3*07/9/9 2:28
ぼくはいぬ青の詩人2*07/9/9 2:24
コーヒー牛乳007/9/9 2:22
しずく〜きみと揺れた夏〜007/9/9 2:21
ぼくはこれを青春で片付けたくない。哀詩107/9/9 2:07
1*07/9/9 2:03
霧切りの闇を駆け抜けるおれの暴力的なサンディカリズムアプリオリ207/9/9 1:28
アンティークうわの空。6*07/9/9 0:48
■■■    シャボンガール    ■■■じゃんじゃっ...007/9/9 0:15
クローバー[group]草野春心207/9/8 23:27
橋の上で明楽4*07/9/8 23:24
橋の下で1*07/9/8 23:24
ダルメシアン007/9/8 23:23
炎夏王子路守 緒世留107/9/8 22:52
Yes風音4*07/9/8 22:41
傍観者吉岡ペペロ607/9/8 22:39
夜と夕方の終わり207/9/8 22:36
雨のゴールドコースト007/9/8 22:34
夜の罪悪アハウ307/9/8 22:28
言い訳亜樹3*07/9/8 22:27
そろもん(黙契の話)みつべえ407/9/8 21:00
惑星の頃友里納107/9/8 20:28
記憶の薫り渡 ひろこ8*07/9/8 19:32
■−−向日葵−−Sun Flower−−paint it y ...じゃんじゃっ...107/9/8 18:11

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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