そんなエインスベルにも、一人の心強い味方がいた。
それはオークの傭兵団の団長、エイミノア・ラザンである。
エインスベルは身の回りの警護のために、数名のオークを雇っていた。
エイミノアは国内の内実 ....
昔、私は思っていたものだった
運命という言葉は
いい意味で使っているなら
幸せな思い込み
悪い意味で使っているなら
何もしない人間の言い訳だと
自力を頼むほどに健全で傲慢で
....
砕けてる
このまま行ったら
どうなるか
粉骨砕身術
をごらん
折れたまま
繋がったりも
するもので
診てもらったほうが
いいですよ
完璧な
縫合跡だ
ブラックジャック君 ....
チョコレート
独り酒
チャイム
チェックしたい夢新聞
見るのは夢テレビ番組表
今日のお薦め番組はなにかな
夢チャンネル
貴方の夢を現実に
キーワードを確認しよう
夢の中でキーワー ....
古美術商と少年
魔法のランプのサインを一切れ 汐のとき 伽羅の砂時計に、口の端にのせておけば、箇条書きに草は群がり栄え華々しく執行されるかもしれない……自慢話に興じるこっくりさんに従い、虫が巣 ....
生身の女は知りません
いつも相手はオナホール
けれどいつしか結ばれる
夢を見るのが何故悪い
風俗行く金ありません
だって完璧ニートです
AV見るのも海外の
無料動画のサイトだけ
....
時は夕暮れ、涼風吹き
身は一点に凝集し
言うことのない心持ち
これ以上ない均衡に
やがてわたしは
寂寞の谷に落ちる
震える肉身を透徹と
貫く哀しみありありと
今、底無しの天を仰ぎ見 ....
財務官僚は国民の命や国益よりも
自分たちの省益の為の
緊縮財政の保持のほうが大切らしい
どうしても減税と財政出動はしたくないと
岸田政権にまとわりついて悪足掻きをしている
彼らの嘘に半ば ....
てらてらとスピン たゆたう 世界文学
うそみたい
ほそながいうでをもてあます JK のめくるめく るページ
前下がりのショートボブをかた耳にかけて ....
天から降ってきた雨に
雨に濡れる
葉桜の
青やかな
葉
いちまい
いちまいは
呼吸をしている
私は
知らなくていいことを知ってしまった
知ってしまったことにより後悔をしたが私の
....
一歳になる君の中には
言葉の胎児が眠っている
まだ器官が発達の途上で
それでもときおり胎動を返す
言葉の胎児がぐんぐん育っている
パパやママのおしゃべり
呼びかける言葉
絵本の読み聞かせ ....
おもちゃで遊んでいる君は
ひよこさんのぬいぐるみに吸い込まれ
同時にひよこさんのぬいぐるみをまっさらに吸い込む
君はもうひよこさんのぬいぐるみそのものだ
ママのおっぱいを飲んでいる君は
....
何処か感じが似てるのは
同じ先生だからなの
生まれ変わった私には
とても他人に思えない
同窓会にも出られない
昔の写真も見せられない
過去は捨てたと言いつつも
寂しさだけが残るのよ
....
○「離婚」
田舎でも離婚が増えた
娘が三人とも離婚した家もある
子どもがいても
関係ないようだ
子どもたちは
パパママの離婚に不安を感じながら
暮らしている
○「歳」
自分の歳を ....
詩は・・
( )
曲線について考えるとき
永遠をみるきがします
(ランボーってなんかいろいろとすげーな)
秋より最近はヘッセが好きです
有限な僕らは付き合いき ....
今できないことは
昨日が持って行ったこと
原野に広がる記憶の扉が
ひとつずつ倒れていく
手を結んだはずの言葉たち
千切れ闇に飲み込まれる
飛び立った蝶々は
行方を失い虚空を舞 ....
息荒く手綱に寄り添うように
突き出した舌を滴らせ
瞳は年月の重みにやつれ潤む
毛並みの乱れた脚を引きずり
鼻面を大地に擦り寄せて
足元に映る錆びた自分を追う
立ち止まった彼には落陽 ....
風は凪いで
静かな涼やかなこの夕暮れ時
わたしはここに寛いで
至福の一時と一体化する
あゝわたしはここにいる、
あゝわたしは生きている、
長らくの物語を引きずりながら
規則正しい呼吸 ....
希少性のあら捜しに仕立てさせる魅惑 やわらかに富めば、このかいな いいほうで、熱烈に繁殖した黒砂糖の鎖を断ち切る一指、こころなしか、ほのかな香りに包まれ、ほとびるは着の身着のまま。
美女と野獣の ....
それは遠くで待っている
遠くで手を振り待っている
おれは此処を離れない
それは遠くで待ってるから
おれは此処を離れない
プロセスを生きてプロセスを生きて
それは此処で歓喜を爆発 ....
数えきれない魚が泳ぐ空に
見えかくれするオレンジの月
魚はいつかぶ厚い大気をつき破り
真空にとび跳ね
地球を訪れる
季節は色でその姿を伝える
あるいは音やにおいや風向きで
おおきな手 ....
初夏の
雨の日に
冷えて
ヒザ掛けを共にする
わんこと私
さて
どうなるか
宇宙の
魂(いのち)に
任せよう
人知れず
ほほ笑み零す
一日に
手を合わせている ....
ああ云えばこう云う
じゃあ どう云えば納得してもらえるのか
はいはいわかりました
そのようにいたします
とでも云えば満足なのかしら
青柿が熟柿弔う
私は熟しきったとろっとろの柿
....
ちょっとおいしそうだったので
久しぶりに
あらたなスイーツをと
冒険して
買ってみたところ
期待に反して
粉っぽくてまずかった
こんな事も
時たまあるので
いつも ....
かろうじて宇宙の辺境に在る
酒を飲み女を愛し歌を好む
行く先はわからないが
猫と暮らしている
友はいるが親友は皆宇宙に還ってしまった
音楽話や哲学話もなかなかできない今日このごろ
....
鶏
言い逃れ
郵便受け
俺の事がわかりそうにない人への
言い訳のために俺は喋ってきたけど
そういうのん俺には向いてへんからな
逆にお前らの方が俺に言い訳してくれ
お前らの事いっこもわかれへん
頼むで
どんな言葉も無力な淵で
わたしはなにをすればいいのだろう?
魂の忍耐、それだけが試されるその場所で。
*この詩は、すぐ前にアップした『風見鶏の歌』と一セットです。
看板だけのちんどん屋
叶姉妹みたいにけんちん汁なのかも
美は売れない
すべてのマーケットを閉鎖して
自給自足で恋もするんだ忙しいけど
ぼくはポケットにコルトを忍ばせて
犯罪者で ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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