野っ花


なんで花は

こんなに美しいのか

僕はいつも不思議に思う
鍵っ子が道を尋ねてきた
僕の帰る方向はどちらですか
僕は少しいじわるをして
どちらでもない真反対の道を指さした

鍵っ子はありがとうとお礼を言って
その方向へと歩き出した
僕 ....
お母さん
ぼくのパンに
そんなにごてごてと
ピーナッツバターを塗るのは
やめてください

まったく
胸糞が悪くなるんです
春の息吹に薫る若草よりも

熟れた艶やかな林檎よりも

蜩の鳴く暑さに揺れる海よりも

あたしはもっと輝いている人と思われるのです。


ふわふわ浮かぶ風よりも

さらさら流れる ....
完全な中庸などないと知った日に
校舎の壁は夕日に照らされ
赤々と美しかった

{引用=あの日
誰かが言った
「さよなら」に
返事をしてしまった
僕がきっと馬鹿だったのだ}

泥に被 ....
                070913



ぼん ぼん ぼん
ぽろろん ぽろろん ぼろろんろん
ぼろぼろ ぼろろん ぼろろんぼん
ボボボボ ボボボボ ボボボホボボ
ふーふる ふ ....
白く閉じた世界で
差し延べる手を待って
ただここでうずくまって
心は冷えていくの

白く閉じた世界で
零れた熱はどこへ?
いつかの虹も枯れて
消えていく空の色

 ....
昨日 死んだ筈の鳥が
黙って 今日 生き返っている
其れは結局意味の無いことだと気付いて
今更 涙が出る
感情なんて
要らないものだろ
燃やしてしまえよ
憎しみしか生まれないだろ

 ....
ちょっとだけ
前向きな自分
ちょっとだけ
頑張ってる自分
そんな自分を
好きと思える自分

ちいさなしあわせ
探し歩いて
遠回りして
やっと少し見えてくる
ずっとそれの繰り返し

失敗するのが怖かった
同じことを繰り返すのが怖かった
でも始めなきゃわからない
始めてみなきゃ終わりもない

 ....
きみが眠っている間に、
きみをゆるめる。
きみは包帯に巻かれていて、
包帯はとてもきつく巻かれていて、
ぼくはいつもゆるめたくなる。
自分がきらいで、
自分 ....
大人は大概
子どもに無理に
ピーマンを食べさせますが
実際のところ
ピーマンの栄養価なんて
たいしたことはありません。

だというのに
子どもが美味しいと思うはずもない
緑色してひど ....
ひねった!

手首が痛い!!!

やってやんねえ。。。



ゴミ大家。。。

鼻毛出てるぞ。。。

ゴミ大家。。。

口が臭いぞ。。。

ゴミ大家。。。



 ....
上昇気流

跋扈閉じて

跋扈と化す

あくなき闘争と

美談



不思議に思う私

いつの日にか
また会える
その日をノゾミ
カナエタマエ

 ....
ここをまっすぐ行くと自由になれる
そう言われて
僕は街灯の下に立っていた

街の光は
人々を魅了し
増えていった

僕の後ろには
小さな明かりの
小さな町

僕は本当に
これ ....
ほっとけないほっとけない

ほっとけないほっとけない

ほっとけないおまえがほっとけない

ほっとけないと思っていたおまえが

いまはほったらかしているおまえが

ほっとけないほっ ....
はんぶんこ
君と僕との間を
はんぶんこ
もう言葉は必要ないね

其れはすごく素敵だね

けれど
言葉以上の愛を語るには
それだけじゃどうしようもなく
物足りない


そうだね ....
僕が結婚相手を選ぶときの判断基準  それは
おいしい豚汁を作れるか、否か
僕にとって結婚とはそういうもの

君がどんな音楽を聴くかとかどんな映画を観たとか
どんな本を読むとか実は漫画しか読ま ....
ものの5分

たちまちにして脳は働きをやめ

sexual desire のなきわが脳髄は

深き休みに入れリ

花畑の隅のベンチに座り

ビールに酔い

心地よ ....
仮眠のつもりが中途半端な時刻に起きてしまった
私を迎えてくれたのは激しい頭痛
朝に降る雨のようにしばらく止まない予感を孕ませながら

私はもうどこへも行かないから
望みどおりに寝かせ ....
出だしのことばにつまったままの僕に
アルフレッドの声が聞こえてきた


     日常を越えられない世界で
     はいずり廻る者達のための
     優しい歌が好き
     この世 ....
月が泣いた夜は
何故か寂しい
赤い目のうさぎは
何も言わずに餅をつく

君が泣いた後は
凄く愛しい
その小さな瞳は
僕の全てに意味を成す

流れ星 きらり
(きらり)
僕ら寄り ....
いつもの下り坂を自転車で走り抜けてたら
ふと風の匂いが変わった気がしてブレーキをかけた。
片足を地につけて斜めに空を仰ぐと
丘の上で穂を送りだしたばかりのススキが
遠慮がちに目配せを寄 ....
キミの母親の姉さんの娘と
手錠で繋がれて
カラ海に沈んだ

阪急電車に乗って
梅田へ向かうたびに
「哀愁って、どんな感じ?」 と
誰かに尋ねたくなる

  錯覚を捕らえてごらん
 ....
ロメオの心臓を鷲掴みにして
握りつぶしたら
明日は雨が降るだろうか

メイドインチャイナのフォーチューンクッキー
流し込む薄い珈琲

あの子の事を好きなのは、
可愛い声でギターフリッ ....
郵便番号もわからない
気だるく光る朝の太陽
トンネルの中で輝き続ける
あのオレンヂ色の光の方が綺麗だと思った
星に願いをかけた事は無いと思う
目を閉じて夢を見る事は何度かあった

珈琲に ....
サディスティックな檸檬をいたぶって
サディスティックな快楽を!

サディスティックな刺激を含んだ果汁を
搾り取れるだけ搾ってやろう
青く分厚い果皮にカッターナイフで切りこみ入れて
透き通っ ....
誰かが言った
「世界は蜜でみたされる」

私は夢見た
「世界がレモン水に沈んでる」

世界は今
一体何で満たされているの?

私は蜜より レモン水の方がいい
満たされるよりも
沈 ....
夜に響かす バイオリン
月夜に響かすバイオリン

月のしずかな夜ならば
せめてバイオリンを響かそう
月が何も ささやかないのなら
私は バイオリンを響かそう

きゅーんと音が 月まで届 ....
ながいまどろみを

はやくぬけでたい

でもね、心底では

ぬけでたくないよ

そんな気がするよ


幸福になる覚悟や

そうであることへの

受け入れができていない
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
 野っ花高木 しおへ...1*07/9/13 23:14
鍵っ子の行く道なかがわひろ...007/9/13 23:11
ピーナッツバターネット詩の悪...207/9/13 23:00
ゆうるり時雨407/9/13 22:30
赤い校舎にさよならと亜樹107/9/13 22:08
美しかった国あおば6*07/9/13 21:50
『White Out』しろいぬ207/9/13 21:25
Firebird000207/9/13 20:07
ちいさなしあわせ優羽7*07/9/13 19:09
私というもの1*07/9/13 19:02
「 ゆル。 」PULL.14*07/9/13 18:47
ピーマンの教え亜樹107/9/13 18:38
あっ!森川仁司0*07/9/13 17:56
ミセスカンジタアプリオリ007/9/13 17:40
自由の街ニコ207/9/13 17:35
ケツのアヌスudegeu...0*07/9/13 15:20
林檎フクロネヅミ1*07/9/13 14:43
僕と結婚udegeu...2*07/9/13 13:37
★過ぎゆく脳髄生田 稔207/9/13 13:37
たゆたい宮市菜央3*07/9/13 12:59
フラグメンツ・昨夜の歌AB(なかほ...407/9/13 12:55
流れる美月朱恋107/9/13 12:46
季節の狭間にてmegie307/9/13 12:34
九月雨[group]北大路京介11*07/9/13 12:15
メイドインマイブレイン虹村 凌2*07/9/13 9:12
天国の住所2*07/9/13 9:03
檸檬明楽1*07/9/13 8:27
世界を満たすもの707/9/13 8:26
月夜に響かすバイオリン107/9/13 8:25
まどろみ吉岡ペペロ107/9/13 8:03

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