北風が公園の遊具を
カラカラと転経するかのようで
あわてて耳をふさぐと
もう名前も忘れたあのひとが
私を呼んでいるのに

声は私を忘れて
名前はだれにも届かない

やっとちぎり取った ....
雄大な空に抱かれた

自由の羽を纏いし鳥達が

ひらりひらりと舞い遊び

空に溶け込み風となる


全てが愛しく調和して

世界を優しく変えていく
100年未来を想像するより
100年昔を想像する方が
遙かに容易い

立ち止まり 過去を振り返る事は
決して 悪いことではない

きのうには
いろんな なまえが ある。

疲れた日 ....
「遠い親戚です」と呟きながら
脂ののった秋刀魚を食べる
身を骨から器用に削いで
大根おろしをちょんと乗せて
神経質に醤油を垂らして
「遠い親戚です」と呟きながら
秋刀魚の塩焼きを食べている ....
孤独な夜の狭間に
行き場を失った
言葉たちが
ゆらゆらと
哀しく宙を拡散していく


握りしめた想いが
指の透き間から
硝子の粒子となって
サラサラ零れていく


染み入るよ ....
あの時と
まさに同じ暮らし
同じような暮らし

どことなく赤茶けた色が
町全体に漂っているような
とあるカントリータウン

ここには
小さい箱のコンテしかないから
イメージした色が ....
あ、マナーモードにしたまんまだった
そう思って携帯開くと不在着信

昔、長いこと付き合った人からだった

胸の奥が締め付けられた
同時、ホッとした

なぜ?
どうしたんだろう
そし ....
いまとなっては

あなたを愛していたのかすら
曖昧。





モノクロの世界で瞬くみたいに


それだけが
鮮明に
繊細。


手にしていたのは
優しさのカタ ....
偽物の夜がきて
偽物の星空のした
仄暗い記憶の海に
釣り糸を一本垂らすと
偽物の魚がかかる
その場所から
本物のおとぎ話が
はじまる

  *

今まさに
事件は暴かれた
偽 ....
あなたがつけた
キスマークがかゆい
ぽりぽりかいていたら
血が出たの
今日は晴れる と誰かが
声 高らかに

肉食のうさぎは
人参 口にし 雪が降る
と頑なに

どんな形を

温度は

どんな味が

色は

知らない


肉食のうさぎ ....
きょうはちゅうしゅうのめいげつ。

まんまるなおつきさま。

ぼくがそこまでたどりつくのにあとなんねんかかるの?

ぼくがひゃくぱーせんとのぼくをさらけだすにはあとなにがたりないの?

 ....
ねえ、何見てるの?

何考えているの?

え? ワ・タ・シ・のこと?

空見てるの?

なあんだ、膝まくら 足疲れたよ



終わりの方の願い?
何言って ....
オレンジの塊が最果てに沈む頃
世界は固まり焼き付けられた

君の頬を染め 僕の耳を熱くした
それは僕たちを魔法にかけたんだ


そして僕たちはオレンジに向かって進んだ
 ....
あるAV女優は十以上の顔を持つ
それは最初、軽い興味と嫌気と
ちょっとした怖ろしさを感じさせ
胸騒ぎをこちらに残した

女の周り、男たちの表現はメイクであれ写真であれ
 ....
たくさんの
シャボン玉が
飛んでるよ
ねえ
泣かないで
いま
あの日、に立っている


右手をのばし
空の高さを測るきみ
手招く左手は
薄の穂の間に
見え隠れして
黄昏の
目で追う背中には
金色の翼があった
喧嘩しても
すぐに忘れ ....
誰にでも優しい君
いつも笑っている君

そんな君はもちろん
クラスの人気者


だけど

僕の前ではもっと

怒ったり
泣いたり
愚痴を言ったり

もっともっとしていいん ....
蛍光灯で白く照らされた車内。対峙して座る女性は、淡いベージュのパンツを履いていた。
手には黒いハンドバックを握り締める。

彼女の裡には激しい恋慕があった。
その激しさを恐れる彼女は、淡いベー ....
温もりと面影残して
 ...さようなら

小さな小瓶に花を飾って
 ...さようなら

もう会えないと知ってるけど
それでも思い出す

いつも夢にみてるよ
あなたの微笑み

 ....
夜明け前
神々の気配が
冷えた大地をわたり
静かな{ルビ洞=うろ}に届けられると
指さした方角から
蒼い鼓動が、はじまる

やがて
優しい鋭さをもって
崇高な感謝があふれだすと
う ....
歯が ぐらぐらしてきた
これはきっと 抜ける前兆

朝起きたら 昨日よりぐらぐらしてた
指でつまんで ぐらぐらしてみる
ちょっとだけ ひっぱってみる
まだ 抜けない

ご飯食べるときに ....
 春です
 あなたは誰かを愛していますか?
 小さな命を大切に
 大きな命と寄り添い
 あなたは幸せですか?

 夏です
 厳しい季節ですが、お元気ですか?
 子供の汗の匂いから
 ....
ゆき子は手に生命を宿した

ある冬の日だった 
ゆき子は凍えながらも 
大好きな白粉につつまれて 
近くの店に出かけていった 
心の中でレミオロメンがながれている 
そのうち、しばれはす ....
踏み入れたのは無限の限界
ありとあらゆる瓦礫に埋もれた現実の前で
ボクらはウズクマル                        
時盗人がフォルテシモで鍵盤を滑り落ちる /ときぬすびと

 ....
うちにきたころの あなたは
  ちっちゃなころの わたし そのもの

世の中におもしろいものが満ちあふれているから
 どんなに高いハッチの上にでも
  とびのぼっては かけまわる

一秒 ....
私は10年冬眠していた

 走って 走って 疲れてしまったから

 目を開けると

 良人も家族も 老けていた

 みんな 私より 弱っていた


 はいつくばって 鏡の前へ
 ....
削るように冷たい風景は重いし楽しい 午前2時。

テレビの光、煙草の煙。

色んなことを思い浮かべる。

夢見心地。

去年の今日は君がいた。

夜の野球場。星空。沈黙。衝突。

俺は全てが愛しかったんだよ。
 ....
手紙を書くときの始まりは
どうしてもこうなってしまう

「お久しぶりです」

大変便利な世の中で
携帯やら電子メールやら(「電子」って古臭い)
いろんな意味で距離が縮まって

僕なん ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
夏の望遠鏡たりぽん(大...11*07/9/26 22:57
ひらりせいちろ007/9/26 22:38
あしたのなまえLucy.M...007/9/26 21:21
親戚の欠片Tsu-Yo5*07/9/26 20:07
満ちていく孤独渡 ひろこ7*07/9/26 19:54
trunkイツリ207/9/26 19:47
あしあと[group]こころゆくま...6*07/9/26 18:53
白黒ハート。Sa;207/9/26 18:41
偽物についてTsu-Yo407/9/26 17:39
キスマーク2壺内モモ子007/9/26 17:19
うさぎの予報水口わする007/9/26 15:57
ちゅうしゅうのめいげつ。小都307/9/26 14:59
心々童話ヨルノテガム2*07/9/26 14:32
■■■    オランイェ  その最果てに    ■■■じゃんじゃっ...007/9/26 14:16
ヨルノテガム007/9/26 14:04
シャボン玉チアーヌ207/9/26 12:50
彼方LEO19*07/9/26 12:30
君へamor007/9/26 12:16
地下鉄ブライアン1*07/9/26 12:13
旅のあしあとリュウセイ107/9/26 11:32
フォルクローレ佐野権太20*07/9/26 10:41
まりも3*07/9/26 10:24
初恋の人へdoon207/9/26 8:07
池中茉莉花1*07/9/26 6:41
思春期九鬼ゑ女007/9/26 6:36
わたしのイルカちゃん池中茉莉花0*07/9/26 6:30
ぬくもり2*07/9/26 6:24
夢題汰介007/9/26 4:35
_黒牛乳207/9/26 3:42
「お久しぶりです」ベンジャミン407/9/26 3:16

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