部長室にはいつも
風が吹いてる
日あたりのよいところで
書類の端がめくれている
窓を開けているのは
たぶん部長さんだと思う

机の上で
ピストルが少し色あせてる
微笑みながら毎日 ....
太陽の皮をむこうとして

両手がどろどろになった

汁が飛び散って 星と命 すべて熔け落ちた

甘酸っぱい香り 広がっていく

種は どこに蒔けばいいのだろう

見渡してみたけど
 ....
はにかんで笑う アノコの
やわらかな心のヒダを斬りきざみ
助けをもとめるノドブエを噛みくだいた


アノコに突き刺した
痛みと悲しみの
鮮烈な返り血を浴びたとたん
それはドス黒くキミに ....
何も起こらない夜に
君を家に送り届けた

何も起こらない夜に
何かを期待していた

何も起こらない夜に
一人舞い上がっていた

何も起こらない夜に
一人で落ち込んでいた

何も ....
暗闇の中
天使が羽を広げて
きらきら粉を降らせた

あのひとの上に
見えないエンジェル・ダスト

あのひとはかがやいて
わたしは追いつけなくて

そして
わたしは
路上で
売 ....
はんがわきのスカートのつめたいひだがぶらさがりゆれてるのがみえる
道端にぶた草がさかんに咲き誇りきいろくあかるく
きめのこまかい空気を満タンに吸い込んで肺がふくらんだ
ガラス窓にぽっかり灯るアド ....
自分自身という言葉の群れが後頭部から溢れ側頭部をなぜて前頭葉のひかりをあびている
フルに満載の瓦礫の山がくずれそうだ
カーブする轍
傾く我々で
ゼロにたちきることができず
目をとじ ....
唯一人でありたいことを願う誰かを良く思わない彼は、3本の矢を束ねて燃した。選択が全てだと僕は言わなかった。頂を目指す限りにおいて無罪であり、そうであるならそれ以外の価値を無にするだけの無でしかないと感 .... よくある話が

嫌いだ

そんなものに

感情ごと取り込まれてるのは

嫌なんだ


曇りの日

フロントガラスには

雨のつぶが

抱きたい

女からのメッセー ....
思い出も香りも

サラサラと溢れていくよ

その手の中に残るのはなに


過去は棄てられるもんじゃないさ


そうね
すがりついていただけ

だけど あの宝石は
証しだったよね


ねぇ
すべてをなく ....
 なめらかに透き通った朝に降り立つ
 地上の空気は優しいから
 
 とびきりおしゃれして
 愛しい彼女に会いにいく
 昨日の電話の話の続き
 
 見守る太陽ありがたい
 灼熱の青春 ....
あなたのひとみから
こぼれ落ちた悲しみが
約束された事象の
織り込まれた糸を伝い
ぼくを貫く

海底のような
揺らぎのなかで
ふたりの合わさった痛みは
祝杯をあげるように
胸の水盤 ....
東京駅地下 有楽町駅前 ベットタウンの駅前に
見栄っ張りな民どもの osare ショッピングセンター乱増殖
どこも決まって大手アパレル及び食品企業の劣化ブランドが群れをなし
買い物客に時代の最先 ....
君と私が会うと
言葉を 眼差しを交わすと
りんどう色の深淵が しずかに生まれてゆく
言葉を 眼差しを交わすほどに
それはしずかに 深まってゆく

二人して覗き込む
そのなかば透きとおった ....
正しい 陽光が見える
肌に心地よく
暖かな圧をともなう

今日を確信させる
無色・透明の公正な陽射し

なんぴとも
この太陽を正しく享受して
あまねく
全人的に正しく暮らさねば
 ....
そのくちびるから
なまえが
あふれるたび
わたしのひとみは
ちいさく
またたいたあと
もろもろを
こぼすことを
ゆるされる
のです
 
 
うつりこんだ
むらさきいろの
そ ....
 
折角の休日、あまふり、かぜふき
計画は台無し。君のひとことに救われる
「一緒にいれれば、」 それだけで。

僕の部屋はきたなくってごめんね。
でもいつだって、
ふたりがすわるだけの面 ....
 皮肉だ
 看護婦が白いナース服を着ているなど
 脳ミソを解体して血管を切り裂き
 撥ねた血が生地にしみこみ
 次第に血を見てもなんとも思わなくなる
 人が死んで真っ白になっていくのを
 ....
いつもみたいに笑った
滲む感情を奥へ押し戻すために
いつもより多く笑った

一冊分にも及ぶ会話の中
話したいことは声に出来ないままでいる
隙間の無い会話は
途切れた後の沈黙が ....
つちやかいのひたで
おりとおまいは
おどぅぉりをおどぅぉる

みじゅでぬれたような
どろからてをぬいたような

おまいはそりでよいと
くりかえすぃまきかえすぃ
あえぎ

おり ....
雨が
秋、という題名の絵の上に降り注ぐ

細かな水滴が
キャンバスをしっとりと濡らし

少し滲んだ秋が
白い空のバックの中、
浮かび上がる


辺りは静まりかえり
落ち葉のカサカサする音も
どんぐりが ....
ふと孤独を感じた
頭をよぎる悲しい想像
俺の居るべき場所は荒れ果てた荒野なのかもしれない
俺はここに居てはいけないのではないか、と

ふと不安を感じた
疑念の気持ちに心が痛む
真実は残酷 ....
ピアノのあしは楽器を支えているのか
それとも音楽を支えているのか
ギターをかき鳴らす仕草は
そのあしに似て、共鳴する独り言
マイクを持って空を指したとき
ひとはただのマイクスタンドでしか ....
部屋の額縁の中で 街が夜に変わった
君はどの光の下で 何に笑ってるの?

光をなぞる目が ひとつの点にとまる
君がそこにいる気がした けど多分気のせいだ

昔見た星空を真似して 見渡す ....
現実はいつも
残酷な音をたてるからね


いまだに
感情をふりきれないこの男は

情けない、と

つぶやくコトバ以外を思い浮かべられなかった


あてもなく
わらい顔をつくっ ....
藍色のカーテンを
閉め切った部屋で 
スタンドの灯りに
照らされた机に向かい 
すれ違うこともないだろう 
百年後の誰かに手紙を書いた 

万年筆を机に置いて 
深夜の散歩に出かけると ....
緩やかな下降を見ていられなくて
 
そっと断ち切ったのは、わたしの方から

虹の見えるところまで歩こうと言ってたあなた

おもっていたよりも傷はずっと浅くて

涙が出た

万華鏡の ....
巨大な檻の中で保障される安全

独房に飾られてるのはホルマリン漬けのモラル

殺菌して焼き増しされたカルトはまた媒蝕され

リンチ中毒の平和主義者共に何度となく不具にされる

何処へ逃 ....
広大な海が
目の前に広がる

そこにボクは
ちっぽけといる


もし海がなくなったら
皆が騒ぐだろう

もしボクがいなくなったら
誰が騒ぐだろう
***


明日の
天気に
首をかしげたり


紅茶の中で
角砂糖が詠うほわほわと
スプーンを遊ばせたり


そうでした


ぼくは

ぼくをさがさなくてはいけない ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ゴムを踏んでるたもつ1307/11/5 20:36
シトラス相馬四弦2*07/11/5 19:21
鏡に映して渡 ひろこ8*07/11/5 19:21
【何も起こらない夜】つむじまがり5*07/11/5 18:41
エンジェル・ダスト風音4*07/11/5 17:27
ユーノウ[group]モリマサ公13*07/11/5 16:54
やわらかく毛穴がひらき世界が707/11/5 16:51
kimi niユイレ007/11/5 16:13
よくある話吉岡ペペロ207/11/5 16:06
空への距離和泉 千秋007/11/5 13:59
二人きり山崎 風雅307/11/5 11:29
落日shu607/11/5 11:25
osare人種コピペ厨NSEW-L...3*07/11/5 11:02
りんどう色の塔野夏子11*07/11/5 10:42
光の選択アハウ407/11/5 10:18
きょよう山中 烏流2*07/11/5 9:44
ほおがつたえる。哀詩007/11/5 8:31
点滴の奥にあるものdoon007/11/5 7:04
「止まった世界で」菊尾4*07/11/5 6:53
月光かたや 剛007/11/5 5:23
秋、イツリ307/11/5 4:30
霧の向こう鋼鉄漢207/11/5 2:06
そう結局は深夜ひとりで眠る、それだけのことたりぽん(大...26*07/11/5 1:10
F9もる007/11/5 1:07
ぽぽろんわら10*07/11/5 0:37
宛名の無い手紙 服部 剛6*07/11/5 0:12
万華鏡徒歩5分007/11/5 0:05
リンチ中毒白川水207/11/4 23:55
鼈甲1*07/11/4 23:42
.о5かたくりо707/11/4 23:40

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