浅い眠りから目を覚まして
とりあえず煙草に火をつける
目覚めた原因である上の階の部屋から聞こえるベッドの軋みに
苦笑って煙を吐き出す

壊れて下がらなくなったブラインドは
皮肉にも健全なオ ....
右のまぶたが痙攣している
右のまぶたが痙攣している
乱れて震えて
知らないあの娘と痙攣している
右のまぶたが痙攣している
右のまぶたが痙攣している
左のまぶたの由緒正しきその姿 ....
「これ以上何も要らないんだ」
似合わない無欲
ヘタクソな言い訳で自分を成り立たせてる
何を気取ってる?
その何かさえ未知のまま

情緒不安定
異国情緒溢れる思い出のあの場所
 ....
未熟すぎる、この気持ちなんて
春風に吹かれてどっか飛んでってしまえばいい。

なんにも分かんなくって
何度も振り返っている。それ以外を知らないみたいに。

ただ離れて、また一歩近づい ....
オレは空き缶を踏み潰す

海峡

空を映す鏡

オレは煙草を食いちぎる


夜の波

潜在するものの実体

昼の光

顕在するものの抽象


オレは空き缶を踏み潰す ....
好意施したのなんて
そんなの単なる客としてだから
お前はタツノオトシゴでも食ってろ

と言われ路上に放り出される

曲がりながら伸びて行く道筋を
たどるナメクジですら
確固た ....
起きたら天井に在るはずの照明が
ベッドのすぐ隣にあって私を照らしていた

余りに眩しいので消してやろうとスイッチを
一生懸命 手探りで探したけれど
いつもあるはずの場所にはなぜか
暖かい風 ....
元気が無いのは

いつもの事だって分かってる

君が他愛も無い夢に敗れて

何かを見つけ

何かを拾い集めて欲しいと願うのだ


そしていつの日か

憂い無い日が ....
薄く張った氷を持てば

指先では融解が始まりしかし

輪郭は鋭として保ち

朝焼けに透かして見れば

陽光が滲むのだ。

そうか おまえにとって初めての朝陽だ。

ぼやけた太陽 ....
何色もの絵筆を洗った様な
川の底に積み重なる
限り無い顕示欲

夜更けの鼓膜を這う
暴かれる為に在る嘘の
衰弱した響き

愛する人と見知らぬ人の境目を
見失わせる極日常的な失意

 ....
白猫
――=1より
黒犬

涙量-(36.5℃+35.7℃)=空
=0

また

ボーダーの彼=2シンメトリーの彼

となり

Fen ....
ほんとうの事が知りたいけど
正しいかどうかはどうでもいい
つまり、とりあえずは磁北を信じて
夜どおし動かない星を探し出す
北極星、と呼ぶのは僕たちだけで
イトスギ達にはきっと別の呼び名がある ....
もうそろそろクローゼットから
暖かいコートを取り出そうかな

年々早くなっていく
気がつけば、と言う意識
去年の今頃を思い出す今日のように
この前もそのずっと前も
繰り返していたんだろう ....
吉野家でじじいがぶっ倒れていて
救急隊員と警察が何人か集まってた
どこか弛緩したような空気
まあこの人らからすれば日常茶飯事なのだろう
また道往く人は無関心で
じじいがここで死のうが復活しよ ....
跳んでみろ
ちゃりんちゃりん
持ってるな

最近のかつあげは
小銭じゃないらしい
もしもの対策に
ポケットにグロッシェン
いっぱい用意していたのに

グロッシェン
公園のゴミ箱に ....
飴色の過去に浸る君に僕は言う

『ねぇ、果ての存在を信じる?』

ひび割れた壁を伝う光に手をのばして笑う


『ない、ないよ。そんなものただもとの位置に戻るだけだ』

背後から ....
小さな袋をふたつ
満たした春の匂いは
衝動をさらっていくのには
充分すぎる

一度に押し寄せてきても
ゆっくりと迫り上がってきても
最後は同じところに
吸い込まれていく

ねぇ今
 ....
今年こそ
サンタさんの お手伝い
したいと思ってたんだけど
まだまだ力不足
家にいるよ


雪の結晶



三次元の万華鏡

夜空のスクリーンに映し出す装置があるんだよ
 ....
黒目勝ちな瞳で
何を 見る

天然の朱に彩られた唇で
何を 語る


平らな胸に秘めた
紡ぎ事を
誰が知るだろう


揺れる花に
想いを寄せた日

誰かの幸福を祈る
 ....
「比べてみよっか」と
あなたは笑って手を広げた

重なった五本指の向こう
あなたの笑顔がまぶしい



丁度指先三本分

ふたりの距離を
一気に埋めてしまいたいような
もう少 ....
***


いわゆる
よりも


トーテムポール


まずは
この感情


***
酔っ払った サラリーマンが

頭に ネクタイを巻いちゃうのは


お酒でふやけた脳が

流れ出すのを防いでいる

もしくは

酔っ払った脳を戒める為


かもしれません ....
自慢話うまいひとって羨ましいな
自分のこと話したくても
つい口ごもったりして

自信が無いだけなのかな

たとえばカラオケに行っても
わたしの番になると
他のひと達世間話なんかはじめた ....
わたしは言葉で絵を描きたい。
絶妙に混ぜ溶かした絵の具を絵筆に取って
キャンバスに描きたい。
夕陽を笑顔を、想像の世界を。

わたしは言葉で音楽を奏でたい。
一台でオーケストラの音を全て出 ....
夜空を輝く星の名前は
誰も知らなくて
世界の外には果てしなく海が続いていると
確かに信じられていて
路地裏で独り 蹲っていた
微かに北極星が動いた気がした

冬の寒い日にレコードをかけれ ....
僕は音のない森の中で
語りかけていた
それはかつての恋人だったり
疎遠になった親にだったり
亡くなった姉にだったり

これまで出会った人達に

とにかく僕は語り続けていた
その間当た ....
19歳とハタチの間に引かれた一本のライン



昨日までが子供の私で、今日からが大人の私

そんなのおかしいんじゃない?


だって


昨日と今日じゃ、私は1ミリも変 ....
どうしてだろうと 口に出すときには もう
半分ぐらい答えを知っているのだ

ただ、
その答えがあんまり泣けるので

海辺の砂地にまぎれてしまえばいいのにと
思うのだ

船虫 ....
朝食のバナナをほうりこみ 
口をもぐもぐさせながら 
ねぼけまなこで 
汚れた作業着をはく 

ポケットから取り出した 
昨日の悔しい仕事のメモを 
丸めてゴミ箱にすてる 

窓から ....
反骨の精神、それは


押し競饅頭の競争社会を


蒙古斑のヲシリで乗り切る事。



ストレスの溜め過ぎで外部不経済を


起こさぬ様、ビフィズス菌を常日頃から
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
サボテンオレンジ虹村 凌7*07/11/14 6:14
「痙攣」菊尾2*07/11/14 2:15
「離すけど」107/11/14 2:12
「四月前」007/11/14 2:04
海峡吉岡ペペロ307/11/14 1:31
食いたくないa207/11/14 1:27
別世界 あなざーでぃめんしょん①相良ゆう107/11/14 1:14
ただただmaynar...107/11/14 0:48
初氷短角牛007/11/14 0:41
失意松本 涼307/11/14 0:28
白猫+黒犬かるび2*07/11/14 0:08
きっと、別の呼び名で[group]たりぽん(大...27*07/11/13 23:56
コート松本 卓也107/11/13 23:26
起きぬ翁udegeu...0+07/11/13 23:04
さよなら、お守り木葉 揺4*07/11/13 23:03
果てを探して比口407/11/13 22:40
秘密かのこ707/11/13 22:35
クチビルにポインセチア北大路京介15*07/11/13 22:19
天然少女サバオ*6*07/11/13 22:18
指先の記憶[group]衿野果歩307/11/13 22:15
.о7かたくりо007/11/13 22:15
サラリーマン と ネクタイ の 関係サバオ*4*07/11/13 22:09
ひより恋月 ぴの28*07/11/13 21:49
言葉megie107/11/13 21:42
Jack000307/11/13 21:31
森林浴揚羽 欄符6*07/11/13 21:16
line三奈2*07/11/13 20:55
答えリーフレイン307/11/13 20:42
緑の芽 服部 剛4*07/11/13 19:50
まぁ、それはちょっとした、理由無き反抗。manabe...4*07/11/13 19:19

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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