ルビのなかにきみはいない
もちろん
カタカナばかりの心地よい音の連なりのなかにも
つまり説明しなくちゃ
きみには決してわからないだろうけれど
いやきっと
説明したってきっとわからないんだけ ....
「逃げる」ことも

時には重要な

一つの「行動」なんだと

教えてくれた





「F0」の位置にある

「ESC」キーが
彼と別れた
別れたくなかったけど
「別れよう」
って言われたからしかたがない
10月11日の
彼の26歳の誕生日
ボールペンでぐりぐり
ぬりつぶしておいた
買ったばかりのわたしの手帳
 ....
護ろうとは思わない。




護られたくはない。






二人でちゃんと。





手を繋いで歩こうよ。
貝殻は
貝のがいこつだと
君は どこかに
書いていて

貝殻は
たいてい
なにか
美しいのだけれど

人は 美しい貝殻には
なれなくて

君のがいこつは
貝殻ほどには
 ....
10円玉の
ウラオモテに
チカラ込めて
お金は大事だよ
なんて 言われても

ウラむいた
10円玉を
ひっくりかえせる
わけでなく

ここにある10円玉は
やっぱり ウラむいて ....
音楽から聴き取れることは、まっ平らな広場

遠くに海が見えて、何も遮るものはない

そこの広場に行き着くためには2メートルの堤防から飛び降りなくてはならない

落ちて、真っ黒な土を掴む
 ....
漆黒の闇の中で
何処までも願うの
此処にまだ、この体、あるように

真っ白な雲抜けて
気まぐれな嵐に遭遇
祈りじゃなくていい、
此処にまだ、この心、あるように

水面を走り抜ける ....
私の知らないトコロで


また一つ傷が増える。



私は傷つかないまま

誰かの傷がまた増える。


それは私がつけた傷。

無意識のうちにつけた傷。

私がそれに気 ....
白衣のドクターが言った

「おじいちゃんは もう 家での生活は 無理でしょう」


それは 去年の夏だった

まとわりつく空気が ベタベタとしていた

蝉の声が 当たり前に うる ....
  あの晩秋の午後
  我々を包んだ光の粒子
  その中に既に死はひそみ
  きみをとらえていた



  生と死のキメラ体
  それが
  命

   *

  き ....
瞳を閉じて
静かにしていなよ
いまのおまえには
むずかしいことが多過ぎる
瞳を閉じて
自分が呼吸している事を確かめるんだ
空気が鼻から来て
また出て行くのをたしかに感じるんだ ....
2分の1に分割された魂
15億9千4百3分の1に砕かれた欠片を
3億の嘴がひとつひとつ祈りをこめて
立ち昇る紫煙は清々しいあるいは
鼻の曲がるような香り
路上に放置されている犬の轢死体
 ....
机の上に置かれた 
飲みかけの水がゆれるグラスに 
一粒の太陽がひかる 

パスタ屋の2階から見下ろす 
銀杏並木の道を 
まっすぐに人々は 
みえないものに押されるように 
それぞれ ....
過去の錆付いた栄光なんて捨ててしまへよ


履き潰した{ルビ後=のち}に、飲み込んでしまへよ



世界は今日も{ルビ何無く=なんなく}廻る


あなたが自殺志願者に成つて ....
飛蝗のように

猟犬のように

疾走してゆくのだ

運命に抗してゆくのだ

加速と減速をくり返し

きみの人生を織ってゆくのだ


朝日は昇る、すれ違う

夕日は沈む、転 ....
頬ふくらませ
きみが愛を吹く

おっとっとっと
慌ててぼくは
きみがトバシタ愛を追う
なのに
きみはしらんふり
弾けたしゃぶぉんのように
ぼくから逃げる

たちまちシオレタぼくは ....
地面は噴火したがっている
東急の下もマルイの下もドンキホーテの下も。
オカンはアフロにしたがっている
翼のある鳥を飼いたいそうだ。
ダンデライオン、
おまえの息の根の“根っこ”はど ....
ある日森にお散歩に行きました。
アリ塚がありました。
大きい塚でした。
赤い毒キノコがありました。

木苺を食べました。
種が沢山ありました。
道に迷いました。
しかし方向感覚の良さで ....
            071117




お金の成る木に
水をやり
お金を欲しがる
動物に
濡れた雑巾絞らせる

ずぶ濡れのチャンピオン
4回戦ボーイの志願者に
ボディ ....
僕の中指を大人しくさせるために。

指輪をしようか。

薬指にするにはまだ早いし。

人差し指はトリガーが引けないし。

親指じゃ太すぎる。

小指は約束の時の為に、そのままに。
 ....
ぐちゃぐちゃに酔っ払って

どっかの公園で寝転がってる
ここってどこなんだろ
わかんないや

今日はどんなやつが
あたしの上に乗るんだろ

どうでもいいから
じゃんけんで決めて
 ....
夢への旅が
始まった

ここからは
自分との戦い

自分への
新しい
人生への
旅立ちでもある

夢への
終着駅までは
まだまだ遠い

必ず
手にしよう
夢と言う名の ....
ああ女王様
私はいつまで
あなたの悲劇ヒロインな
ストーリーを
慰めてあげたら
笑ってくださるのでしょうか

鬱病は
伝染します
そして
HIVや鳥インフレよりも
治療は難しいし ....
ここは
自由の国
掟も常識もない

極楽だけの場所
そう
争うことも
何も無い
優雅で
自由な
極楽の場所

そう
ここは
楽園なのだ

長生きしたものが
魂を
永 ....
{引用=


   ワるつ

暗い モン・マ%#*:〜の丘に立つ
やせた木の
枝から離れた
一枚の枯葉が
静まった 晩秋の街路を
からからところがる

遠い向こうで
猫の影が ....
肩を叩かれて振り返ると
孤独が立っていました
なにか用かと聞くと
なにも言わずに
後ろを向いて座りました
そこでわたしも孤独の隣に腰をおろしました

しばらくすると
雨音がやってきまし ....
大事なことはすべて5秒以内に起こる

5秒で決めろ
5秒で話せ
5秒で捨てろ
5秒で殺せ
5秒で走り抜けろ
5秒で骨の髄まで
5秒で愛せよ
5秒で自分の存在
5秒で定義せよ
5秒 ....
見せ掛けでもなく
偽りでもなく
お互いに
信じあえるような
本当の
恋がしてみたい

あなたの
そのままの
姿を見せて
ほしい

あなたの
本当の愛で
私を包んでほしい
 ....
抽象画の中で生きる者達よ
もう思想はいいから 具体案を見せてくれないか
あなたの身体感覚は 世界の果てまで続いているか
まさか身近な人々の素肌にさえ 触れる事ができないなんて言わないだろうね
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ルビのなかにきみはいない佐々宝砂407/11/19 23:50
ファンクション・ゼロむむ007/11/19 23:27
手帳壺内モモ子1*07/11/19 23:16
強くなんかなれない。永遠音 史香007/11/19 23:15
かいがらこむ3*07/11/19 23:11
経済0*07/11/19 23:10
終わりの音楽猫のひたい撫...107/11/19 23:02
此処にまだ、りぃ107/11/19 22:02
マル三奈5*07/11/19 21:46
「おじいちゃんは もう 家での生活は 無理でしょう」准々407/11/19 21:13
晩秋 光と影草野春心107/11/19 20:59
眠りがすべてを抱きしめるなんて嘘さホロウ・シカ...5*07/11/19 20:47
ポエトリーフレイン207/11/19 20:41
一粒の太陽 服部 剛2*07/11/19 20:31
をrld−えんd−すぺrのヴぁ,い−はて−てぃs−をrldmanabe...2*07/11/19 19:57
転生吉岡ペペロ107/11/19 19:57
ぽっぺんぽこぺん九鬼ゑ女207/11/19 19:54
カルボナーラしろう107/11/19 19:08
月光ペポパンプ7*07/11/19 19:04
「罪びとに捧ぐテーゼ」あおば2*07/11/19 19:02
創書日和「指輪。」[group]狠志207/11/19 17:37
イノセント・ワールド風音1*07/11/19 17:23
妖刀紅桜2*07/11/19 16:57
スイーツ(笑)NSEW-L...0*07/11/19 16:54
楽園妖刀紅桜3*07/11/19 16:53
夜の街 枯葉と虫と男まどろむ海月5*07/11/19 15:37
孤独とわたし[group]よしおかさく...11+*07/11/19 14:41
5秒で怒るudegeu...2*07/11/19 14:18
本当の恋妖刀紅桜4*07/11/19 13:26
遠隔催眠[group]狩心3*07/11/19 13:23

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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