この暖かさが辺りに広がり
優しい花をたくさん咲かせればいい
そうしたならば希望に満ちた
初めての世界が待っているだろう

この暑さがすべてを焦がし
雑念を燃やし尽くしてくれればいい
そう ....
いつだって冬色の色彩感覚で
何にしたって閉鎖的
開いては、閉じる
掴んだ時のぬくもりと
離した時の熱の掃け方を見つめている


{ルビ囃=はや}したてたって何も出てきやしないよ ....
爪先から抜けていく
君がくれた熱は僕のものにはならなくて
隣に居ることが出来ないと分かったあの日から
君がくれた熱はまた君の元に戻っていくみたいに
僕から抜けていくよ

熱を辿れ ....
どこからか浮き出た熱は
日にちが幾つ捲られても抜けてはいかない。
やがて余分な角が削られて
体内の一箇所に集約されてしまいそう。
どうせなら胸がいい。
熱源となっているこの場所から ....
私はシュレーディンガーの猫でなければ
チェシャ猫でもなく
百万回生きたりもしない

私は貴方の前から消えたりなど絶対にしない

嬉々として鈴を手渡そう
だが貴方の優しく触れたそれに
時 ....
きょうというひのできごとの 
いいとわるいを 
きめるのはやめよう 

え? ということも 
あとで よかった になる 
はからいのふしぎをおもいたい 

わたしのひとみに 
うつる ....
冬の海、は、切なげ。





写真の色も、藍色で。





遠くで犬が鳴いている。





隣のお姉さんは、綺麗だ。






端正、仮初、フ ....
俺は 生きているのか?
いや 世界は本当なのか?

ニャ−オ ニャ−オ ネコさんがいるよ ニャ−オ ニャ−オ こっちを向いてよ〜
 ....
深夜のコンビニで強盗事件
一発の銃声 血塗れのレジ

駆け付けた救急隊員の腕の中で
若者の店員は力無く呟いた

そして僕は耳を塞ぐ

鳴り止まぬサイレン
次は誰の番?
世界は不公平 ....
夕方
街中で待ち合わせをして

あたしの糸と
あなたの糸が

みんなに邪魔されてつながらない

糸が
糸が

絡まりあって

街を歩いている

いろんな色の

糸が
尾崎豊が
盗んだバイクを乗り回していた頃

私は妹を橇に乗せて引き
スキー板を八の字に伏せ
恐る恐る降下していました
彼女が飲み込まれてしまわないよう
ただそれだけに夢中でした

尾 ....
蜜蜜しい 月の光に
浮かび上がってくる
接木された果樹

いまだ 若々しく 細い幹
その端端がしなり
たわわに実る 赤

林檎の熟れた香りが
そっと 夢に漂い

若木ばかりの果樹 ....
〇でわらって □で泣いて
△▼ おこっちゃいやよ


まあるい地球のまあるい世界
まあるくなれない男と女

凸と凹もかさなりゃ□
でっぱるばかりじゃ角がたつ
ひっこんでばかりじゃ穴が ....
? 冷雨


踏みしめるたびに僕の右足の靴底が
ひゃあひゃあ
鳴っている


今日はやけに
ひゃあひゃあ
鳴っている




*****


? その息吹を ....
   キッチンから窓の外が見える
   小高い山の放牧場には三機の風力発電機があって
   巨大な三つ葉の風車が
   /ゆっくりでもなく、はやくでもなく/回っている

この街に近づく冬はい ....
アキアカネが交差する橋の上で
アワダチソウを足蹴に
三つ指で餌の羽をむしり
魚を釣る様を眺め

その時私は
強さを知っていた
釣り上げたウグイが夕日を掻く様を
ヒグラシの伴奏に乗せ
 ....
愛は暮らしをつらぬく鋼鉄のような矛盾だと
珈琲をすすって
天井など
眺めて
いる


暮らしは愛をつらぬく矛盾のような鋼鉄だと
珈琲をすすって
天井など
眺めて
いる
私は土の壁に生きたトカゲを塗り込む係りでした

仕事になれた頃
一匹逃してしまいました
でかいのを

走り去るトカゲのうしろ姿が

忘れられません
さようなら
さようなら
みんな簡単に手をふるけど
この夏は
一度きりの夏

君も
甘夏色の麦藁帽子をふって
家路につくんだね
エーゲ海の青
カルフォルニアの青
ナイアガラの青
奥入瀬の青
夜明け前の青

私の青は
さまざまな色取り
青く澄んで
青く澄んで
輝く白銀となる
真剣なトキ、お子テルみたいに恐い顔しテル
わらテモ、かお、引き攣テルよ
いつカラダロ、フタリ見つめ合テ、ニラメ子
今は何時ダロ、ナンジカン経ったの?
アナタお子テルよ、裏切られたトカいて、
 ....
千九百四十九年
世界の中の『紅い星』
新中国は成立

黄河 長江の濁した流れが
その時 悠久を語っていた

システム 国家として成った
新国家中国

へんげのごとく 目まぐるしく
 ....
ある朝の食事に
味噌汁とヨーグルトが
でた。
合わないと思った。

携帯がひっきりなしに鳴る
メールの嵐
でも業者からのメールは
掛かってこない。

何が欲しいの?
何をしたいの ....
川が流れるように
ゆるやかに
気持ちの良い
自分でありたい

川が流れるように
さわやかに
軽やかに
穏やかに
人生を
過ごしたい

川が
流れるように
自分は
穏やかに ....
心に
止まない
雨が降る

私の心は
悲しみの
どん底

心が
泣いている
人恋しくて
私の心は
泣いている

なかなか
泣き止まない
泣き止まないから
心は
涙で ....
見えるかい?
草 虫 鳥 人 猫 等 等

生と生と生と生と生と生と生

みんな繋がってるんだよ

だけど
だけどね
君と僕だけ堅結び
なんてね
十三夜の夜に里芋が丘月往きシャトル「GIS-SYA」に搭乗して
一寸月まで行ってきたの。
期間限定のビター・チョコミントアイスを食べた後に
新しく出来たカフェでキャラメル・マキアートをテイ ....
遠く遠く上空に
白く銀色に
きらきら光る
ちいさなちいさな飛行機

あの空に
たくさんのひとが

いまごろは
朝ごはんを食べて
目的地を楽しみに待ってる

着いたらきっと
待 ....
対角上にたっていて
なのに
くびかしげ、めをよせてみなければならんのは
みな私の人柄ゆえです

私をふり返る影
ねじれて星屑のなか

こんばんわ
すろうり・すろう


しじまは ....
くらげの
やわらかさが
きみの
じゅうなんせいを
こわすだろう
あまのじゃくには
てきだらけ
みかたなんていないさ
たいようにも
はなしかけられないほど
おくびょうにできてる
の ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
春夏秋冬春優羽2*07/11/21 20:57
「土曜日、手前」菊尾1*07/11/21 20:29
「息」007/11/21 20:26
「通る人」0*07/11/21 20:25
メイデンの猫かるび2*07/11/21 20:18
ふしぎな道 服部 剛3*07/11/21 19:57
I see.manabe...2*07/11/21 19:56
ある日の戯れ言 guchi_...007/11/21 19:17
サイレン1486 1...2*07/11/21 17:53
色とりどりの風音1*07/11/21 17:44
元気か佐々木妖精1*07/11/21 16:52
接木された若木アハウ207/11/21 16:36
図形涙(ルイ)2*07/11/21 15:35
ムラコシゴウ7*07/11/21 15:21
かぜのいれもの、のなかでたりぽん(大...11*07/11/21 14:51
遠吠え佐々木妖精1*07/11/21 14:25
あなたへ 五A-293*07/11/21 13:09
あなたへ 四(トカゲ)0*07/11/21 13:04
渡辺亘207/11/21 12:41
107/11/21 12:39
コトバsぜめ おぷしょんキス狩心1*07/11/21 12:21
秘められた日本アハウ007/11/21 11:02
プチ芸人ペポパンプ3*07/11/21 10:49
川が流れるように妖刀紅桜1*07/11/21 10:36
涙雨1*07/11/21 10:33
なんてね太陽の獣007/11/21 8:24
月面懸想文沙虹107/11/21 8:11
待ってるひとがいる風音1*07/11/21 7:44
ヒトリ言フクロネヅミ007/11/21 7:23
つよがりにほんねはない君の、207/11/21 5:36

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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