日付が変わった
また一日が始まる
長い人生の中では
たったの一日
なんだけど
一日を過ごしてゆく
この繰り返しの結果が
僕の人生
そのものになる
そんな当たり前を
忘れずにいたい
....
ぎ
6キロ先に 機影がみえます
所属不明機 おーとーせよ
とどきますか 信号 にほんご
くりかえす
所属不明機 おーとーせよ
にほんご
現代
/
古代の 断絶
影 ....
(ALL GUNS BLAZING)
不幸が幸運を生み
暴力が正義を生み
状況が思想を生み
民衆が王者を生み
愚かである事が知恵を生む
そのどれもが正しく そのどれもが偽り
ただこれだけ ....
ジャズアンドブルースはムードなんだよ
たばこの煙を吐き出しながら
あのひとは言った
ちょっと吸い過ぎなんですけど
その背景に何があろうとも
あったとしても
そんなものとは切り離され ....
{画像=071202010012.jpg}
書き終わったコトバが
再び口をつく。
思わず繰り返すコトバが
口をでる。
想いは あるか?
時間を超えて伝わる民族のコトバが ....
キミといれるだけ
それだけで僕はすごく嬉しいんだ
言葉にはしないけど
キミの笑顔だけでいいんだ
きっと今の僕はどうかしちゃってるから
だから笑っていいよ
キミと一緒にいるなんて
凄く当た ....
あなたの
佇む公園で私が踏みにじったのは
黄色い無垢の花
音をたてて
壊れてしまう夕日に
眩むよう
なにもなかったみたく笑って
もたれかかる
....
そろそろペアリングが欲しいのに
彼からのクリスマスプレゼントは体重計だった
自分の身長や年齢を登録すると体脂肪率が出る体重計
自分の体重や健康なんかに興味はなかったけれど
せっかくもらったのだ ....
{画像=080314004740.jpg}
どんなに些細な現象が
ぼくたちを傷つけるかについては、
たとえようもないことだ。
すっぱり切り開かれた皮膚の切れ目から
どくどく血 ....
灰色
のカスがらせんにおりてくる
と同時にカラスがゴミ箱から食う物をうばい
尖った爪にマックの包みがひっかかり上がっていく
誰もいない閑散としたアーケードに音がすいこまれて
何も無 ....
「トイレはどこですか?」
細い目をぱちりと開き
丁寧に差し出す手のひらで
トイレの場所を教えてくれた
美術館のスーツを着た女の子
チャックをしめて
トイレから出ていくと ....
ウチの新聞とってくださいよ
となかなか引き下がらない新聞の勧誘員
すると4歳の娘が
「新聞とってあげる!」
と言って
リビングにあった ....
消えたり、
浮かんだり。
突っつかれたり。
ゆっくり速く流れ去っていったり。
生きる苦しみを、すっかり笑い飛ばしたり。
「淋しかぁないさ。
仲間だって ほら、こんなにいっぱい ....
線路を{ルビ跨=また}ぐ歩道橋を渡って
小さな小学校脇の道を歩く
冷たい風に{ルビ靡=なび}く木々の葉は
ほんの数日前とはまた更に
色も重さも変えたようだ
見上げれば焦げ茶色の葉の
....
ここに 在ることの不思議
みんな 誰ともちがう
経路をたどって いまを
生きている のだから
しあわせを ひきくらべるな
巨大な広告塔に
爆撃機が突っ込んだ
操縦士の歌う世界平和を
ゴッホが描いた糸杉で
羽を休める鴉が嗤うよ
{引用=(Jesus Christ!)}
太陽の色が白か黄色かで
いい大人がも ....
【茄子をグチャグチャにしながら】
僕の詩を書きたいって気持ちだけで少なくとも、琵琶湖は埋め尽くせると思う。
そして、その水面下で凍えるように気持ちは疼いている。
コンプレックスって洗剤で洗い流 ....
*
みずいろのさかなを
凍ったうみで
凍ったうみの
その下で泳がせている
気泡の、結晶
つめたい手
掬うことのない
うたがう事もないさ
たとえばわたしたち
ストレスにまかせて
....
午後七時、
通り雨が窓ガラスを濡らした
時速70キロ、
雨粒を弾き返すのはワックスのおかげ
時速170キロ
月並みな町の明かりも輝いている
でも、どうだろう
路面にもワックス ....
どーっちだ
これ
これと
どっちかなー
これ
これ
えっとー
んー
えーっと
も!
これ!
どっちかなー
これ
天空に差し伸ばされた腕
その指が指し示す星空の無限
「私に能力さえあれば それらにとどくはずなのに」
思いこがれるのではなくて
自分を その思いに乗せて鋭く放つ
その思いの苛 ....
なんだぁ、あったまんないか
不機嫌そうな顔をして
ジャズの入ったMD取り出し
呻吟しつつも、君は笑う
夢に視たような街のイロメキは
僕等にどうも似合い ....
土飼いの葉ソリが吹く
赤耳にみかづきクレヨン
地下で数えた爪のおしゃべり
ワン・ナイト
ふさに届いた指に
触らないおとぎ話という
誠実なウソから間違えた
抜け殻の中の蝉
飛んでいく ....
終わって尚また夜はくる
保身のための嘘が口をついて出て、
そして朝がやってきて、
裏と表が逆になる
貴方に近ずくためのための、貴方と終わらないための
....
薄い網戸の向こう
何かの割れる音がする
今日は朝から寂しいものが降っているから
話しかけるみたいに一日を生きたい
消えていくシャーペン工場で作られた最後の一本が
同じ価格で店頭に並ぶ ....
今は何もきかない
それはあなたを想ってだとか、
そういう風にいえれば格好良いのだけれど
あたしまだそんな小粋な女を演じられる程経験もない
ただ今きけばあたしが崩れそうで、こわい。
....
忘れないで
涙を忘れないで
一晩寝て起きて
涙を薄めないで
来年の今日
もっと強くあるために。
失恋を、しました。
4月からずっと気になっていたあのひと、
2月に結婚するらしい。
失恋を、しました。
飲み会ではいつも彼女はいないって言ってたのに
1年以上付き合ってたみたい。
....
一月前に倒産した
詩学の社長の寺西さんが
事務所の布団に横たわったまま
十日前にこの世を去った
様態急変による
脳内出血であったという
三年前の「青の日」で
互いの詩を ....
みみにかみをかけるあたしをみて
はぁとを溢れ零したあなた
そこはかとなく単純だよ
そまった紅はあたしが引き受ける
ほおをなでてあげるから、こちらにおいで
かわい い
ふ ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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