不自然な色をしたゼリーは
舌の上に空色を強か(したたか)に残して消えた

無疵なものなら此処にあるよ
口の中にビー玉を詰めて栓をした
うっかり全部喋らないように
舌の先で話を転がしてる
 ....
日が暮れる
夕空に星が輝いた
大きな月ものぼった


満月だ


タワーに灯りがともった
家々の窓にも
お店のショーウインドウにも


月が追いかけてくる


黒い山の ....
あとどれくらい風にさらされ続ければ
何も感じなくなるのだろう


あとどれくらい嘘を重ね続ければ
上手に笑えるようになるのだろう


もうとっくに馴れてきたつもりだった
好きな人がボ ....
あなたは胎児であって胎児ではないのだから
産み落とされる瞬間に触れる空気の冷たさも
これから始まる三十余年に渡る苦しみばかりの人生も
そして 嘲り笑う人びとの眼前での 磔死も
既に全て知ってい ....
真っ白い画用紙に
夢を描くな
人物を描くな
風景を描け
風景を描けば
人物は自然と生まれてくる
夢を見るのは貴方じゃない
夢を見るのは 絵の中の人物だ

人物が歩くと
風景は加速す ....
 



君という薬は僕の糧。
君という夢は僕の未来。
君という恋は僕の望み。
君という華は僕の憧れ。
君こそが僕の全て。

君が笑うと、
僕は笑う。
君が泣くと、
僕だって ....
ぴしぴしと波打つ様な雨
大きなツリーから
延びた電飾に絡まりぶら下がる星
風に揺れている

昼間の電飾は滑稽だ
雨に濡れ風に揺れればなおさら
揺るがない憩い
揺るぎ無い寂しさ

人 ....
           071212
 

パン焼きの片栗粉
フライパンのごま油
ぷかりと浮かぶ
波の上の波の花
ふわりと漂う
とっておきの風来坊
焼き蛤の匂いを追って
どこ ....
君があまりにも
ジャングルだった、ので、
落としてきてしまった 、だれか 、 たす け て
は り つ く こ お り の う ず に 皮 膚 が 、 誰の物か_
 覚醒遺伝子 時計の針に
 ....
駱駝が砂漠に流した涙
海亀が砂浜に流した涙
炎天下の甲子園に流した涙
新宿ゴールデン街の路地裏に流した涙

君は今どこでどんな涙を流しているのだろう
その涙を流した君の物語を聴かせてほしい ....
夏の朝
朝顔が咲いている
なぜ咲いているのか?
それを完璧に説明することが
できないように
冬の夜
雪が降っている
その向こうにいつも
待ち焦がれるあなたがいる
なぜいるのか? ....
キミはもう僕を忘れてもいいよ
メールの返信もしなくていいよ
強がって見せるけどね
違う。違うんだ

あの日一緒に過ごした時間を
寝台の上で静かに思い出しては
今日もシーツを涙で濡らしたん ....
やっぱり笑っているあなたが
1番素敵だと思いました
面白くて大笑いしてる姿も
照れて笑っている姿も
なんだか愛しく感じました

どうかずっとその笑顔を
絶やさないでください
できるなら ....
冬の夕暮れは早い
福岡でも

5時を過ぎれば
西鉄ストアーの前は女たちでざわめく
自転車で
徒歩で
女たちがやって来る
バスからも降りてくる

たまに
おっさんもいるけど
ほと ....
 
 
 
教室のはしっこで
うずまいて溺れた
リボン型の蝶は

 
 
きたならしい
箒はそれを払って
夢ばかりつまった
ゴミ箱に捨てる
 
 
落日になじむよう
 ....
潰れたボンネットを横目で見ながら
霧に包まれた山道を駆け下る
対向車のハイビームに顔をしかめつつ
眼前の日常を無闇にこなしている

それが現実と知るからこそ

誰かが流す涙に隠れたナルシ ....
フニクリフニクラ わたしの行く先
海の中の快楽主義者
太陽のせいだ。
といった男は
今頃どうしているのだろう?

溶け出した
翼を持ったイカロスは
ダイタロスを
責めはしなかっただろ ....
{引用=*

風の遺書



風の遺書を
思い思いに握りしめた
少年たちの
あしあとが
続く

空を
いくすじかの
涙がながれて


いきるって
かなしい?

 ....
静かで音ひとつしない水辺に座る

木のベンチは既に湿っていて私の体温を脅かす

平らな水の広がりは午後二時の強い日差しを受けて黄金に輝く鳥たちのための道

雨が降ってきて、それを見届けよう ....
拝啓オフクロ様
すいません またやっちまいました
銭に困りチンチロリンをやっていたらそのままポリスメ〜ンにチンコロされてしまったのです
あなたやオヤジ様が言っていたように弟を見習ってマジメにやっ ....
視覚と聴覚の片思い同士は

平行線を、走るもの

それをつなぐ、言葉という名の拙いランライン

上手に言葉を扱えないからリズムにのせてる言葉の羅列、

ヘッドフォン、

俯くあなた ....
 行く年は

 「あい」で
 締め

 新年は

 「うえお」
 目指して

 夢かなえよう
その紙の持つ意味を考えて
結果的に意味はなく
効力もなく
なにも
なにも存在しなくても

アタシは凄く悔しくなった
どこにもアタシの名前のないその紙を怪訝な表情でみつめることしか
出来 ....
ひかりの葬列のような夕暮れに沈む、
クラチャニツァ修道院のベンチに凭れる、
白いスカーフの女の胸が艶めかしく見えた。
捲り上げられた白い腿は、悲しげにも見えた。

わたしの少し疲れた掌のなか ....
田舎過ぎる 悪魔が 自涜に 浸るように
その工場では 自由の鐘を 製造している
父母が 歌い易くするために
黒奴達が 祈ろうと思うがために
あの 一閃が 岩山から
山梨! 静かなる 挫折 よ ....
指専用のバス停に
思い思いの格好で指が並んでいる
やがて指専用のバスがくると
指たちは順番に乗り込んでいく
おそらく指にしか
行けないところがあるのだ
慰めが必要だったのは
本当は誰だっ ....
聞きたくないことは聞かなくていい
見たくないものは見なくていい
耳を塞いで 目を瞑って 心を閉じて
汚いことなど 醜いことなど 知らなくていい

綺麗なままでいいんだ
真っ白のままでいいん ....
ストライプに絡め獲られた虫が
偶然に向かって落下する
人間の筋肉運動
の名前、螺旋
テストのペーパーで口を塞いだビーバーのペンチ
一級建築士 さらら、さららと
皿回しの子猿
お尻を叩かれ ....
毎日何もしないで家にいると
余計なことばかり考えてしまう
たとえば今日もまた
死にたい願望が表面化してきて
青い空がなんだか
何かしろしろと
ボクを攻め立てるから
だからなんだか
やた ....
カッターナイフを握り締めて逃げていた
青々とした森林の中を
踏み外しては転びそうになり
木々の隙間を無理やり避けながら
射し込む太陽の光線が目を刺す時々
疲労を自覚した
休みなく進むしかな ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ラムネ沙虹207/12/13 14:08
夜のドライブ石瀬琳々8+*07/12/13 13:46
りぴーと涙(ルイ)1*07/12/13 13:04
待降節池中茉莉花1*07/12/13 10:59
真っ白い画用紙に狩心6*07/12/13 10:38
哀詩207/12/13 10:36
今日は雨が降っているプル式4*07/12/13 10:36
スノードームあおば0*07/12/13 9:54
白昼夢狩心1*07/12/13 8:20
宇宙2*07/12/13 2:36
なぜ?小川 葉107/12/13 2:17
アンインストールAKiHiC...207/12/13 1:57
笑顔優羽1*07/12/13 1:41
夕暮れA-291*07/12/13 1:16
home森さかな507/12/13 0:20
逃避者たちに捧ぐ松本 卓也007/12/13 0:15
太陽のせい、であったのに。エチカ2*07/12/12 23:47
風の遺書青色銀河団1007/12/12 23:15
水辺で見た夢のこと猫のひたい撫...307/12/12 22:59
拝啓オフクロ様007/12/12 22:51
愛しているよは終わりの文句猫のひたい撫...007/12/12 22:51
あいうえおむむ207/12/12 22:17
婚姻届007/12/12 21:52
十二月の手紙 デッサン前田ふむふむ23*07/12/12 19:29
自由の鐘奥津 強0+07/12/12 19:07
窓ガラスたもつ1207/12/12 18:55
自己暗示ゆず2*07/12/12 18:49
ふるさとにかえる。[group]狩心2*07/12/12 18:40
たとえばこんな底冷えのする12月のある日涙(ルイ)4*07/12/12 16:51
森林の中でたけ いたけ007/12/12 16:13

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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