離れないで
側にいて
どこにも行かないで
あたしだけをみて
そんな気持ちしか知らなかったあたし。
でも、今なら言えるよ、
側にいさせて
どこにも行かな ....
おはよう、こどもたち。
サンタの夢を見ただろうか。
大人もこどももきっとしあわせを望んでる。
平和な朝が来る。
おとぎばなしを信じる
そんな年頃を過ぎても
おとぎばなしは今も
あの頃のまま、まだ
聖夜に思いは消えず
静夜にひとり祈る
街のイルミネーションが
優しく点 ....
あ‥‥‥
いつもの天井
変わらぬ部屋にワタシはポツン
変だなあ
眠る時 あんなにお願いしたのに
目を覚ましたら
アナタの部屋に居て
アナタはワタシの髪を
撫 ....
昔付き合った娘が、Gorillaz聴いてたので
Gorillazを聴くと彼女を思い出す。
一年会わないと顔を忘れ 二年会わないと名前を忘れ 三年会わなければどーでも良くなる。
僕は多分、 ....
優しい言葉なんて要らないから
苦しまないように巧くやってくれ
あの娘が 街のネオンの渦に吸い込まれていった
光景を呑み込めないんだよ
あの娘の左手の指輪は見たことも無い位に 輝いていたよ
....
さてさて。
ことしのもくひょうはナンにしよっかな〜
と、
指を折りながら
独り身のわびしい玄関先に門松を飾り立て、
明けても暮れても御目出度い、
元旦気分を、
ずるずる ....
きょーちゃんはクリスマスが大好き
サンタさんからプレゼントが届くからです
クリスマスの朝が 一年で一番嬉しいときでした
きょーちゃんは サンタさんに お手紙を書きました
....
時計の針でトリップする娘瞼の裏は雨模様
白い小部屋で緩んでるけど静脈注射子熊のダンス
絞りきれずに溢すオレンジ絡めた指も伸び縮み
頭抱えてまた綱の上インクで滑る三秒の夢
虹も呆れてゆら ....
あたしのことをせかいじゅうのだれよりも大好きじゃないといやなの。
あたしのために
出来もしないようなきれいな嘘を
いっぱいついてよ。
(勿論あとで嘘つきとののしるけれども、そこはご愛嬌)
....
雨が止んだね
傘が泣いているよ
さっきまで雨が降っていたからね
でもすぐ泣き止むよ
さっき雨が止んだからね
手にとって
読み返す葉書
紙の山に埋もれていても
あなたの文字は
見つけられる
その文字が
私を君と呼ぶ
綴られた言葉を
私はきっと
諳んじてしまう
遠く失った恋が ....
私は壊れた人形
誰に思われるでもなく
忘れられて箱に仕舞われた
確か主人が名前をくれた筈
だけど思い出せない
螺子がくらくらと緩んでゆく
元々欠品だった私を
主人はそれでも構わな ....
つややかな光をまとい 流れてゆく光は
やがて 大地を潤す糧となる
そこに立っている君よ
物憂げにうつむいたまま その瞳を上げようとしない
過去に縛られ 動き出せもせず ぽつんと立ってい ....
....
誰かの助け声を無視するようになったのはいつだろう
その理由を自分自身に問い質しても出てくる答えは
自分のことで精一杯だから仕方ない
高い砂の城の頂に向かう人々
上に行く程に壊れやすくて
....
あなたには本当によく怒られました
口ゲンカもありましたし、一度など、電話越しに大声で大ゲンカ
ほんと子供のケンカのよう 40才近く年上のあなたと
こんな大ゲンカしたのは何年ぶりだっただろう
こ ....
たとえば
遠くの天気を気にすること。
どんな料理を作ろうか、顔を思い浮かべること。
声を聞いて、胸をなでおろすこと。
いろんな小さなしあわせが胸に立ちこめること。
それらが遠のいていって ....
見上げる瞳には
鉛色の空
閉園を告げるメロディが
流れ出す頃
キリン舎は空っぽのまま
僕ら いつのまにか 大人になって
優しい瞳を 置いてきた
キリン舎では
母と子が
桃色の ....
安っぽいイルミネーションに彩られた
クリスマス・イヴの東京の街角
元・恋人に貰ったiPodから
アクセル・ローズの悲痛なシャウト
全てはもはや記号に成り果て
ウォーホルもレノンもコバーン ....
どうしても飛べない
おくびょうな紅葉はふるえて飛べない
もうすこしだけ力が欲しい
繋がりのない空が
きっと冷たくて
誘う紅の涙の貌を
冬はじっと見ていた
どうしても飛べない
山 ....
いとしさのぶん痛みだす
見えないアルバム
寒い日、暑い日
そうでもない日
さよならを言って
オレンジの凪うかべてる
海のむこうの光や影
砂漠の道のどまんな ....
追憶・・・・
君の好きなアリアを聴いていた
窓辺を濡らす いくつもの雨粒が
哀しい旋律に 調和する
あのころ 君が捜していたものは
こんな雨のような 静寂のやさし ....
幸せってヤツを求めて生きてく奴は 悲しいからさ
しきりに愛を口にして生きてく奴は 淋しいからさ
夢ってヤツを支えに生きてく奴は 弱いからさ
誰も ひとりぼっちにはなりたくないんだ
....
男の人が白い塀に寄りかかってる
ぼんやりした格好で
衣服には模様のようなものがついている
何をしているのか聞くと
誰かの夢の中なので勝手に動くことができないんです
と言う
かわ ....
現実が後ろを向いたのは
僕が目を閉じたから
それは造作も無いこと
感情は石のように転がって
悲しめない事に胸が病む
蔦のように絡まりながらも広がって
あんな空も塞いでしまえ ....
{画像=071224181905.jpg}
日が暮れる前の12月の空が好きだ。
藍色が地平から薄くなって行く。
夜に成るともっと濃くなる色がこの時だけ
....
摘み上げた嘴の
上枝の先に光るものを
私は今も
追いかけている
それは時に
鉛にもなるのだが
なぜだか、離すことが
出来ないままだ
足跡をみなよ
....
水道の蛇口から
船の汽笛が聞こえる
船に乗った
親子の会話が聞こえる
いつになったら
港に着くの
少女の声がする
父は黙して
母はかもめを指差して
話をそらした
遠い昔
....
自転車で宿舎に帰る道は
いつも決まって霧の中だった
不意にあらわれる人を避けると
濡れた草が足を撫でた。
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やがて記憶の中には
雨が降ってく ....
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