おなかがすいたときにはさ
ぺったん
ぺったん
ぺったんこ
人生迷った時にはさ
ぺったん
ぺったん
....
晴れ、時々核
そしてまた
過ちは繰り返される
正義、時々悪
そしてまた
何かに怯えて生きる
世界中でいろんなことが起きている
....
普遍的に
狂ってる
繰り返している
日常って
なぜか陳腐
ビン詰めの心
同じラベルを
綺麗に陳列
あ あ あ
叫びたい
歌いたい
感情って
どこか傲慢
ひっそりと
願 ....
魔女たちがめざしているもの
世界を見渡して揺るがない立ち位置
はるかな時間を超えても変わらない
人の中にうごめく真実を見つめるまなざし
男達が作った社会のルールを
薄い紙のよう ....
こよりのむすびめ
ねじってつないだ
どこにもいけない
かみの おれめ
かくしたことで
かなうというもの
しんじたよるゆび
まだ いきをしている
あめに ゆきに
やぶれておちる ....
浴室ではシャワーが降りしきっていて
その音が続く中
僕は見失った事を自覚する
正面の壁を眺めていた
髪の先から雫が落ちる
蝕まれていく今を
蟻が何処かへ運べばいいのに
....
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こんな日は
壁に凭れて
何もない
することもない
ただ独り居て
いいよ。それ。
ナイフ刺してもいいよ。
だって。確実に死んでるもの。それ。
刺しても、ギャーとか言わずに。ずぶずぶって音だもの。底なし沼だもん。
いいね。その動き。
分かって来たね。腰使 ....
人の心にはいつのまにかビーチが形成されるものでございましてね
それを永久ビーチとよびまして
むしろ人はそのビーチに飲み込まれ
消滅するわけでございます
むろん主体をなくしたビーチが外在的ビーチ ....
どうか どうか 僕の首を絞めて
殺してやって 下さい
優しく ではなく
力いっぱい
憎しみ を込めて
そうです そうです
意識 ゆっくり白に侵食
右から左 左から右へ
音はどこか ....
彼はカリスマ
カリオストロの城で
鉛筆削りに彷徨ってる
幽霊ボタンに片足を乗せて
ぎーこんばったん
正午の夜
細波がクロスカウンターで逆襲する
演算方式は逆ブリッジの卍固め
地表か ....
例えば幸のやうな雨が使途使徒とFULL夜あなたが
親も京大も新籍も総て捨てて
それはもうまるで新品の冷蔵庫のように
私ヲ受け容れてくれると謂えば
Con夜の濃獨も南都かnOtのでshowか
....
例えばなしでなく、
これからずっと半年に1日しか会わないようにしよう
僕の全てが君のものでいいよなんて言ったけど、
全てを手に入れたつもりになって、
もしそうではなかったと知ったときに
....
深い藍を伴った夕霧は
街のそこいら中の路地に馴染むように
私の手のひらの温度をさらった
ルリスズメダイの色だわ
きっとルリスズメダイの鱗の淵なのね
*
街中のイルミネーション
青 ....
きみと過ごして朝、家にかえる
駐車場にはうっすらと雪
子供たちがクリスマスプレゼントをあけていた
きみのこころを
コピーして
オレの胸に貼る
きみと過ごして ....
それが愛だと信じているのです
それが覚悟だと信じているのです
それが生きてゆくことだと信じているのです
あなたのこころをコピーして
ぼくのたいせつなところに貼る
....
ぼくがしってる かぎりあるきみと
ぼくがしらない かぎりないきみ
ねえ それを
うちゅうにたとえたら
りっぱなしじんだというのなら
ぼくはそれをえらばない
ぼくがしってる かぎ ....
夜になると
整列していた言の群は
散り散りに好きな方へ歩きだす
コーンスープの匂いに誘われる君
雨で張り詰めた冬の空気を吸いにいく君
藍染めの工場へ向かう君
寄り添いながらも
....
老人たちの寝息が 午後を 静かに揺らす 時折
声にならない声が 響いてくる 痩せた腕で
眠らない彼女は 本を 差し出す
名前を呼んで
私の名前
忘れえないでいるものを
彼女の眼 ....
少年は
言葉の世界に暮らし
少女は
意味の世界に暮らした
地平線には
さみしい遊具があった
あれからどれくらい
年月が過ぎたのだろう
錆びついてしまった
心のように
ち ....
刺激が欲しい。
熱く・激しく・心を揺さ振るような…
欲しい
欲しい
初めて口にするほろ苦いチョコレートのような
初めての自慰のような
熱く激しい交わりのような
....
ヴォルデモート・・・
神に憎まれ 神に呪われ
鼻が削げ
淀んだまなこで 何 望む
奴の叫び声
読経 焼香 魔の式典
ここいら辺りじゃ 娑婆世界
ヴォルデモートは袈裟着て歩く
....
寒い
寒いぞ
冬
暖冬はいとよろしうない
冬なら寒けくこそあらめ
俺の関節はブリキのギアで出来ているから
油が冷気で固まり落ちて
ギィギィと音を鳴らす
おまえが ....
くみこは空を見なかった。青い空は。
猫の匂いのする赤いカーペットの部屋で
AKAIのオープンリール回しながら
見なかった。僕の肩越しの青い空は。
みかと星空を見た。オリオンだけではなく。
....
これからますます秋は深まり
静謐さを増してゆくというのに
その静けさに耐えうるだけの
こころ と からだ を
まだ手に入れていないというのに
午後に被さる日差しは無音の波紋を響かせ ....
地平線の上で
ブランコに乗っている
少年がある日
そのこちら側に
来てしまった
ブランコは残されたまま
速度をうしなわずに
今も揺れ続けている
地平線のこちら側には
意 ....
鞍馬の寺へ続く道を行く人は
息も乱れず
疲れた様子もなく坂道を登る
ただただ不器用な人だったはずの兄は
見違えるほどで
一つのことをやりとげたとき
開花したあなたという人
あなたのように ....
16年経って動かなくなった壁の
パチンコ屋の景品の
時計の匂いがする
雪が屋根を揺する日に
凍えた足を挟んでくれた
シワシワの両脚の
安心の匂いがする
肝臓をやられ
病室で孫の ....
黒いいばらの棘が締め付けるたびに
長い睫毛が綺麗な夜空を覆い
しずくがきらめいた
その場所は苦痛を伴うのでしょうか
誰もが眠りにつき
訪れるもののいないいばらの国
陶器のような白い ....
ひらり、と
スカートがひるがえる
木枯らしだろうが
春一番だろうが
関係なく
吹く風にあわせ
ひらひらと、揺れる
その頼りなさが苦手だった
ひらひらと、揺れる
その頼りなさでは
....
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