段ボールの中で震える色に
夜を食ってみたらと言った
白でいようとしないでいい
黒になることを恐れないで
灰色であることを咀嚼しろ
翌日その猫は町を飛びだし
その後の事を俺は知らない
ただ ....
あの日を
あの日、と呼ぶことは
思いも寄らないことだろう
あの日の
僕には



時は
流れてゆくものだと思う
追い越せないことは
確かだけれど、
離れ過ぎずに
ちょ ....
苺模様のゆめをみた


甘酸っぱい


せかい


飛べそうな 気がしたけれど


こわがりなあたしは
ただ 目を閉じて


溶けるだけ


確か ....
うそでもいいのにね
またね
また明日

その次も
その次の日も
また明日
明日ねって

まるで
点描画のように
近づくほど君が見えない

ボクは
時々思うんだ
世界の
 ....
小さな書道家の
書道家のような事をしたい演劇好きのジェームスは背格好には大き目の
和室には不釣合いな本皮製ブラックの「作業着」に着られて立っている

閉じられた目の奥ではどんな風景が流れている ....
あは
きょうもよってしまつた
かくも
はなはだしくも
わすれたいことがあるならば
そう
わすれてしまえばいいのに
このあるこーるといっしょに
いのなか
だいちょうをとおして
 ....
浮遊する
旅に出る
ひとりを逃げる

暗いとこからお月様をみる
お星様と電話する
猫ごっこをする
紫に赤と黒を足すと黒くなる
をやめる

紫をすみれ色にする
春への近道をみつける ....
ぴったりと纏わり付いて拭えない匂いに
いつからか執着している
往なすのは衝動であり欲望には素直な態度
君が言うその
自然体とかいう三文芝居に惑わされてみる

齧った林檎は粉になっ ....
{画像=110417071821.jpg}


壁にもたれながら先輩とふたり
休憩をした。
明け方までの青果市場のアルバイト。
色々な野菜が振り分けられて、
段ボール箱に入れられた。
 ....
 
 
 
クラムボン
私はクラムボン
 
 
四面体の水槽を睨む私を
光は反射によってガラスに映し出し
中の私はコバルトブルーを染み込ませ
小さくゆらめきながら流されて
 
 ....
アメン君が持つ無意味の王様
理解されようとされまいと
規格外それは不変の観念
(ほら、恋愛が科学で証明出来ないのと
同じ事だよ。要するに未知なんだよ。)


形容するならシヴァのピルエッ ....
孤独は

暗い

明かりが足りない


誰かの温もり

明かりにしたい
愛の実は
赤い色で揺れている

ひとつ
またひとつ
色づいて
薔薇に鶯 このはなさくやひめ

ぽっぴアートの色合いが
なんだか てらてら 西方浄土
ふわっと浮遊 の フレンチボッサ

薔薇に鶯 このはなさくや
新春 色彩 ぽっぴが伝統
飾り羽子板 ....
その日
あきらめきれない ふたりは

しびれをきらした 家族たちから 
置いてきぼりにされて
先のみえない白い世界に
佇んでいた

握りしめたじいちゃんの
手から伝わる熱だけが
た ....
温泉に行った
ほっかほかにあったまったあとは
冷たい麦茶がいい

自動販売機のまんなかに 麦茶があったっけ

からん

コインを入れた


熱をもった ほっぺたに
瓶をくっつ ....
空間のほとばしり
陽射しは くね くねっと のたうち

ホ・ト・バ・シ・ル

春だったりする日
肉体は軟らかく 伸びきって
太陽を握りつぶしてみたり
口の中のキャンディーだったり
ア ....
指でつよく弾いた煙草追い風に乗って

柵の向こうの砂利に落っこちた

よく晴れた日

めずらしく暖かい日差しのなかで

弾かれた煙草ゆらゆらとのぼる煙

柵にもたれ掛かるのは僕
 ....
だれも
わたしのそばにいない

だれも
わたしのこと愛さない

だれも

わたしを信じたりしない

だれも

わたしをみとめない

わたしって何?

わたしってだれ?
 ....
ひねもすノタリノタリかな
花瓶の中の水仙
洗濯物を干す
有給を取る

世界は逆ねじの歌
世界は左回り
世界は平和の歌
世界は大人になる

私に夢を下さい。
私に愛を下さい。
私 ....
立ち昇り 斜頚の日
紫煙の薫りに不思議に色めき立つ

煌き 重い日輪 くねる日差し
とどかぬ窓のない部屋
赤外線ヒーターの鈍い光に目を そっと閉じて

紅い瞼の裏で
妖艶な瞳 輝かす
 ....
黄金の銀杏の下、落ち葉を掃くより落ちる方が早くって、
もうすぐ暗くなるよって、黄金の絨毯に夢中な少女、ご主人をうかがいつつ、ぴょんぴょん、散歩する嬉しそうな、子犬、恥ずかしそうに、立ち小便するオヤジ ....
 午後 誰もいない家の中を 醒めた眠りから引きずられて
 歩いている 春の匂いがした 北のベランダから薄い日の光が
 廊下を明るくして白い壁紙に黒い木のトリカテル
 


     
  ....
    さaa 手を繋ごう(aaaaaa)
a
a

a a a

a
           可哀相 ....
   煙草がけむりを上げて燃えていた

   指先まで




   空が

   夏を焼いていて
  
   仰ぎ見た 

   
   空襲警報の鳴り続けた
  
 ....
白線の内側を
遵守するものにはわからない
よごれ
くすみ
否応なしに手にさせられる

白線の内側を
順守しないものにはわからない
うつくしい
かがやき
届かないからこその憧憬

 ....
あたりまえのこと

少しヒステリックに
語ってしまった夜も
いつかあの汚れた壁の
やさしさみたいに
やがて言葉なく物語る

子供が放る
軟球が壁に当たっては
帰ってくるものを
 ....
漂って もう
うす紫になった
夜の四十万に入れ違った
にじんだガラス見てた
辛く苦しい生き方を装った
いぎたない人生観が赤面で
酒にまみれて虚空を睨んでら
なんもねえ
どうってことねえ ....
その窓の向こうには
どんな景色が見えていますか
その窓の向こうでは
誰があなたを待っていますか

透明な意識の反対側で
あなたを白くくもらせる
一枚の窓に描かれた
空想のミルクを飲ん ....
埃をかぶった口紅を手に少女は、鏡のなかに翼を描いた。
それはぱくぱくとうごいて、風について多くのことを
語ろうとした。その時、うしろで誰かが口笛を吹かなければ、
まあたらしい風が吹かなければ―そ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
_猫之面108/1/8 23:11
河口千波 一也7*08/1/8 22:24
ストロベリー・マーブルユメミ リル008/1/8 22:08
イル・サバンナuminek...2*08/1/8 21:44
たまもこもこわた...0*08/1/8 21:39
めいていススメ208/1/8 21:03
黒からピンクまでのグラデーションれんげ508/1/8 20:36
「確かめるように」菊尾1*08/1/8 19:56
夜明け時のアルバイト[group]beebee2*08/1/8 19:48
クラムボンからくり1*08/1/8 18:54
222hzmanabe...808/1/8 18:49
孤独夏川ゆう108/1/8 18:46
ハートの小箱を開けたらユメミ リル1*08/1/8 17:09
薔薇に鶯アハウ508/1/8 17:08
摩周湖池中茉莉花1*08/1/8 16:12
いちごみるく3*08/1/8 16:05
春だったりするアハウ608/1/8 15:11
古い写真のこと 思い出のこと 憧れのこと水町綜助5*08/1/8 14:37
あいでんてぃてぃ桜木 ハル008/1/8 14:05
生きているペポパンプ8*08/1/8 12:39
龍女と・・・アハウ508/1/8 11:22
チャンネル七味とうがら...5*08/1/8 10:39
sketches鴫澤初音508/1/8 9:55
honeybee108/1/8 9:19
army108/1/8 9:18
つぶやきFUBAR6*08/1/8 6:10
あたりまえのこと小川 葉108/1/8 4:19
百鬼夜行008/1/8 3:35
小川 葉108/1/8 2:47
「古い鏡台」プテラノドン108/1/8 2:11

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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