白線に両手の親指と中指を添える
左足を後ろにずらし
少し腰を上げる

ほんの一瞬
眠ってしまったのだ
気が付いたら
始まっていた
訳もわからず走っていた
なぜ走るのか
どこからどう ....
  「オルガン」

オレンジみたいな涙を流すから
いつも泣かされてばかりいた
優しいね
キミは唇を頬に寄せて
流れる柑橘涙を上手に受け止める

夏の子供用プールはレモンの匂いがするね
 ....
  科学者は物事が起きてから考え


  証明できるものだけを認める




  創造者は、無い世界に生き


  科学者は、無という言葉を持たない


 ....
美しい青空を飛んでいく
一羽の小鳥
精一杯羽ばたいて
空高く飛んでいく
空は何にも言わないけれど
小鳥を大きく包みながら
そっと道を示してくれる

空の明かりが消える時
小鳥も地上で ....
近すぎてもダメ
遠すぎてもダメ


その距離を越えてしまった。

ここなら先にあるのは
不安と恐怖

これに耐えることができない。
だから逃げた。

少し遠すぎてもいいくらい ....
わたしのなかでは
きえない、ゆき

きこえないことば、には
あふれるくらいに
ふれているのに

ふるえています
たしかさを

ましてゆく、ような
かさのなか

みずか ....
             080125




軽いから浮くのだと
信じていた
水の上の小舟
流されてたどり着いた
河口の三角州の街

軽いから飛ぶのだと
シャボン玉を躾けて ....
ポケットのなかで指先がふれるのは 
 
少しだけあたたかい きのう

首をかしげながら あしたを凝視して

この距離がどうか

これ以上離れませんように

毛布の中でお祈りをする
 ....
こころをそらにすると 
あるがままにうつるようになる 

つくえのうえにちらばった 
えんぴつやほんも 
かっぷやすぷーんも 

きのう
ぼくのむねにぐさりとささった 
だれかのこと ....
あなたに伝えたくて
今日も綴ります
夜の静寂に
零れる想いを

あなたを想うから
今日も開きます
昼間閉まっておいた
わたしのこころを

あなたにそばにいてほしいから
今日も ....
 そっと
 手のなかで砕けてゆくものを
 花、と呼びます



透きとおる風に
聴きそびれた使いを
そのみちを

ためらいながらも、
懐かしむように
かばうように

 ....
不具合をおこしてるマシンの立ち合いで

午後10時、ふたたび工場にはいる

デザインセンタービルの上には

煌々とした満月がぐるぐるとしている

墨いろのなかには白く

大型クレー ....
春になったら
赤いワンピースを着て
歌うのもいいかも

サンドウィッチと
青空と
君の笑顔があれば
もっといい
赤く 深く

人の罪を知った瞳

青く 煙り

瞼の上で錆びついた空想




冷たい犬のように

空見上げて感化される事をとめて

今度こそ本当に

溶け出そう
 ....
i don't wanna so much pain.
i don't want to konw more tears.
'cause i can't hold it any more.... ....
[#include]

  しじまの夜 雪の窓をぬぐう
  煌々とした明かりは ふもとで溶ける

  Mizu no Eki wo dete
  Yoru ni Kanojo ha I ....
すべての数が
奇数であればいい
あるいは
すべての多角形が
三角形であればいい
それもできれば正三角形で

そんなことを思ってしまう朝はおそらく
何かをあるいは誰かを
探す夢を見てか ....
さみしいと言いながら携帯を切り
電源を落として外に出る
木を焦がすような珈琲の香りがしてる
あー冬の螢ね

止まらない、かもしれないショコラを噛み潰す
おじきゅういちまんえんの世界だ
冬 ....
今に分かる事があるとして
それをどうしてこの瞬間に手に入れようとする
吸い込んだ酸素が抜けていくような
強引に引いた糸が切れていくような
そんな感覚が疎ましい

馳せてみる
 ....
     一

 細かな枝をつたう幽かな震え
 桧皮色の樹皮を湿らせ
 梢を這う、自動律たる水の脈動 )))
 沁みゆく荒地の渇きへ
  一滴、
 地球システムを孕んだ涙のかたち

 ....
私は貴方を信じ
ついて行きます。
私の全てをかけて
どんな困難にも耐えます。

だから私だけに
本当の事を話して
人間は弱いもの
人とは二人で支えるもの

どんな屈辱にも
耐えて ....
その日
太陽が沈む頃
魚だった僕たちは陸に上がる
波に運ばれる格好で
砂浜に打ち上げられた僕らの姿は酷く無様で でも
既に閉じた鰓の代わりに
僕たちは出来たばかりの肺を必死 ....
闇色の街
曖昧なままの息苦しさが
音のなきまま消えてなくなる

自由が見当たらない
闇が隠したまま
高笑いする姿なき悪魔
貴方の言葉が小玉の辺りに浮いている
シーツはやがて真っ赤に染まり
その上にはペランとした貴方の皮だけが乗っていた

ベランダに干しながら
見上げた空には大きな貴方の生首が

すっかり貴方 ....
ぼくのなみだは ぼくのもの
きみのなみだは きみのもの

ぼくら なみだ混ぜあって
混ぜてはみたが 分離して

ぼくら 穴を埋めあって
埋めてまたほら、 穴増えた

譲れないんだ 境 ....
理由なんてなくていい。
根拠なんてなくていい。
自分の勘だけでいい。
まだ世の中は解明されてない。
答えのない世の中に
答えを求めなくていい。
答えはこれから作られる。
各自の勘によって ....
「挙手なさい。指名しますから」

 と、言っておきながら先生は今回も、窓の外を憂鬱そうに眺めている由美子を選んだ。
 由美子が渋々立ち上がり音読を始めると、皆が黙って聞く姿勢。まあしかし、一部の ....
僕が君に愛されてるうちに。

死んでしまいたい。
君のココロに、深く大きな
傷が遺れば、
僕が居た証拠にもなるし、
一生愛されるんじゃないかなって、
バカなことも考えちゃう。

この ....
冬木立、腕の隙間を
北西の風が吹きぬける二月
硝子を隔て、
わたしは陽射しを貪る


両の手を
時折、虹色に光る猫の背毛に沿わせ
体温を求めながら
かなしみを忘れるわたし

セー ....
あなたのこかんを


あなたがゆめにでてきた



あなたとくらしてゆくんだろうな



そしてなんどか




あなたをうらぎるんだろうな
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
夢心地木屋 亞万008/1/26 0:27
彼等のためのソナタ(香りつき)千月 話子7*08/1/26 0:11
【 妄想 】豊嶋祐匠1*08/1/25 23:35
空に帰す高嶺 遥子0*08/1/25 23:20
距離xたろおx008/1/25 23:05
ゆきうらない千波 一也5*08/1/25 23:00
かるいからだあおば2*08/1/25 22:12
ひかりのつづく湖月108/1/25 22:03
「 灯 」服部 剛708/1/25 21:35
今夜も乱太郎14*08/1/25 21:30
水の蕾[group]千波 一也10*08/1/25 21:25
工場の月吉岡ペペロ208/1/25 20:51
smileユメミ リル2*08/1/25 20:50
無題11ねろ008/1/25 20:35
無題10008/1/25 20:34
雪国鈴木陽308/1/25 20:23
あるいは塔野夏子8*08/1/25 20:20
ひとりのシガリロ伊葉幸緒008/1/25 20:16
「その場所へ」菊尾008/1/25 20:01
炭素循環 ☆atsuch...13*08/1/25 19:49
もしもこれが本当ならペポパンプ5*08/1/25 19:41
進化の子供たちはUtakat...008/1/25 18:49
闇色の街夏川ゆう008/1/25 17:28
貴方の世界N哉208/1/25 16:24
ぐしゃ愚者そらいろ☆コ...008/1/25 16:18
発掘美琴008/1/25 15:54
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創書日和「遺書(仮)。」[group]狠志108/1/25 13:32
冬の彼方に進路をとれ銀猫14*08/1/25 13:21
吉岡ペペロ108/1/25 12:37

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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