晴レタ天気

    青空

          私ハ

君ヲ………


       待ッテマシタ…


 君ハ

         走ッテ来クレタ。


   私 ....
 ひるがえる思考に
 そろそろ、とどめを打ちたくて…


 なだめすかして過ぎ去る日々よ
 私はまだ、こんな所にいる
 逃げることが罪なんだと頑なに信じ
 自分を責め続けてきた月日
  ....
三日月の夜に まあるいサカナ
ネコは片足立ちで笑い
ウサギは耳が折れたと泣いた
池に落ちたのは きっとコトリ

三日月の光は足りなくて
映し出すべきものは なんにも映らない

だから
 ....
コイとはなんですか?

さかなの名前です。
人工的につくられた
赤いまだらのうつくしい
金銭と引き換えに
取引されていけの中
間抜けな顔で
麩を食べます。

アイとはなんですか?
 ....
 
空と海が混ざり合う
溶け合って中間色
フラッシュバック
あの日見たカモメと
記憶の共有
 
海岸に咲く花が
あまりに君を思い出させるから
優しく摘み取って
僕の真ん中に咲かせた ....
ごめんね
素直でなくて
大切なことを
君に伝えたかった

だけど
君の前に
立つと
どうしても
言えなくなっちゃうんだ

言わなければ
いけないことは
わかってないわけ
じ ....
淋しくても
つらくても
私は泣かない

私の気持ちは
今は
伝わらないかも

でも
あきらめず
いつかは
届くことを
信じます

口に
出しては
言えないほどの
たく ....
がんばらなくていい
あせることもないし
いそぐこともないよ

あなたは
あなたらしく
無理をしないで
できるだけのことを
すればいい

マイペースで
いいから
ゆっくりでいいか ....
踏みつけにしていた
室内履きの踵を直すあいだは
口づけを考えていた
唇で触れると
少しずつ嘘が増えることを
あなたは知らない

優しく唇を塞がれるその前に
目を 閉じさせられる
目を ....
エンジェルが舞い降りる時
光の梯子が開けた
どんな困難な時でも
助けの手を差し伸べてくれる。

雲の中のごく僅かな隙間に
小さな柔らかい手で
私を包み
運んでくれる。

全てを許し ....
寒気が
どっさり
目覚まし時計を押しのけ
郵便受けには
号外の雪が
詰め込まれている
のだろう

起きぬけのトイレから
スニーカーをつっかけ
目を閉じて
つま先からゆっくり踏みし ....
薬指、首筋、恋人ってことば

みんな印をつけたがる

指輪も、爪跡も、言葉も風化してなくなってくのに

いまだけ

今日だけ

布団でだけ

それでもいいから印をつける

 ....
言葉が言葉じゃなくなるくらい

言葉が言葉としてみえなくなるくらい

言葉が意味を失うくらい


ただ甘く、イヤラシイ本当の言葉を繰り返して

つたえてつたえて

知らん振りで裾 ....
ことばのいらない時間がやってきて、単語が単語の意味を失う

単語どころか平仮名の平仮名どころか一文字の世界

そしてやっぱり薄暗い朝、がやってきて

ことばを使って追い詰める川へゆく

 ....
飛行機飛んでました。
おっきな木の上に登ってまっかな太陽から逃げて、
飛行機見つけました。
ああまた空襲警報がうーうー鳴るんかな、
ぐるぐる回るそいつを目で追いかけていたら、
ぴかり ....
雨上がりの
仄白い、広い、ひとつの湿度が
冬の夜の終わりに、ふ、と
灯る


夜明けだ
空はひとつの肺となり
冷たく湿った冬の朝を呼吸する
細やかな鳥の霧を含んで
 ....
バカだなぁ…皆
この世界は地獄なんだよ?
なのに此処に居たいの?

バカだなぁ…
死にたくないって…?
もう死んでるのに?

バカだなぁ…
この世界で死んだら
本当は生き返るんだか ....
 1

暗い雲が空を覆い
激しい雨が続いて
このままでは
街は水の中に沈むと
感じる時
私はあなたを探している

まだ逢わないあなたを
探している

あなたに逢えば
きっと私 ....
えいえん
ということばを
舌さきでころがす。
それはきっと
赤道直下に
ふる雪の
たよりない感触に
にている。

 首をのばして
 のぞくキリンが
 ながいまつげを
 ふるわせ ....
米人記者は
跪き、
爪先の攻撃の内に
大地の上に横たわった。
軍兵の銃口は
彼の目をつむった背を狙い、
弾丸は無音の内に
彼の右背から左腹へ抜けた。
石を落とされたでもしたような
反 ....
潮が満ちるたび
海水が流れ込んできて
陽の光が無数の欠片になって
裏庭一面に散りばめられる
砂場もスコップも
パンジーの花壇も
つかのま呑み込まれて
潮が引くと
また姿をあらわす
 ....
君と僕とが向かい合って手を繋いで
綺麗な楕円を作る時に
手の中には2人だけの空間ができる
実体同士では合体できない僕らの
空気を媒介にした融合
でも1日3回の食事の度に
手を取り合っては見 ....
使いきったボールペンを

ごみ箱に捨てる、別れ、

ありがとうが自然とでる


人生は収集の場ではない


使いきったボールペンを

ごみ箱に捨てる、別れ、

ありがとうが ....
東京の空に
こんくりぃとのビルが張り付いているのが見えて
はいいろに見えた

ネズミがかじった こんくりぃと

そこには何にもないのに
怯えた顔して 歩いてるひとがいて
マックの100 ....
さよならの調べが響く
雨音と重なるメロディー
過ぎ行く背中を追いかける

雨を含んだ靴は重たく
今までの罪の重さを似て
僕は自然と足を止めていた

季節外れの雨は冷たく
呟く言葉はか ....
きみのバスが遠ざかり
ぼくはちぎれて
半分になる


照れくさいぼくを
きみが思い出すとき
薄闇はきっと匂うから

けなげに告げよう
離れた場所で
あすの名を


 ....
去年から残してあるの ハートの小瓶に春の雫
リボン掛けて あげる

嬉しいでしょ 真白な冬に桃色ひとつ

作りかけのロマンの迷路

覚えてるの 傾いた横顔

甘くて柔らかい愛しい人
 ....
深い深い
海のような君の瞳は
暗い暗い
海のように悲しみに
満ち満ちていたけど

そこに確かに存在する感情が
僕には羨ましかったんだ
映りこむわ何処でも

車体
あなたの目
私達二人

世の中を知ってから
笑ってもいないけど
一瞬でも私を見かける時は
口元を吊り上げる

世の中に出てから
?鏡にしかあなたは ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
有難う。蛹梛 雫2*08/1/17 17:04
救いはお外にはない山崎 風雅108/1/17 16:19
しらんぷり柚木108/1/17 16:04
さかなの名亜樹108/1/17 14:07
カモメのメモ朝飯グミ208/1/17 14:02
素直に言えなくて妖刀紅桜3*08/1/17 13:19
いつかはきっと4*08/1/17 13:14
無理はしないで4*08/1/17 13:09
口づけ[group]よしおかさく...0*08/1/17 13:09
You are my angel.ペポパンプ5*08/1/17 12:55
予言ライフ佐々木妖精12*08/1/17 11:35
火傷猫のひたい撫...008/1/17 10:54
順当な結び目108/1/17 10:53
青い世界の住人008/1/17 10:24
廣島凛々椿508/1/17 10:15
呼吸器系の季節A道化908/1/17 8:37
二つの世界落葉008/1/17 6:06
オリハルコン紀ノ川つかさ108/1/17 3:46
スノードロップ亜樹308/1/17 2:38
報 道[group]beebee1*08/1/17 2:09
[group]アンテ108/1/17 0:44
_saty008/1/17 0:42
一心異体木屋 亞万008/1/17 0:41
別れ吉岡ペペロ208/1/17 0:22
はいいろ こんくりぃとエチカ4*08/1/17 0:01
調べ海月208/1/16 23:49
ばいばい、がーる[group]千波 一也6*08/1/16 23:31
ハートの小瓶に春の雫北大路京介8*08/1/16 23:08
Deep clear eyesHonest...3*08/1/16 22:43
ミラーズ〜世を知った、後〜酸素の枷008/1/16 22:34

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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