自分一人の悩みなんて
ほんとにちっぽけで

世界に対しての自分なんて
あってないような存在で

でも それでも
何かを真剣に想う自分が
確かに在って

同じように
真剣に悩ん ....
水曜日の十字路で
はた迷惑な幻が前を横切る
覚えた顔もすぐに霞むが
並ぶ影の形は忘れずに

この世では
特別であり続けたい
胸の内は琥珀色が丁度いい
その人はそう言った  ....
こわれたような
気がするな
ラジカセが
ラジオ、カセットが

それって何
と訊かれてだまる
カチャカチャと

弄りつづけて
うつむく
ゆるい髪の曲がり道がゆき ....
  あなたの てのひら

 熱くて
 ちょっぴり汗をかいている

 大きな てのひら

 あなたの てのひら
 “あったかくて うっとりしちゃうね”

 なんて
 
 そっと心 ....
 ユキ。
 白くやわらかな印象の

 ゆき。
 冷たく、結晶のままでは儚く

 雪。
 それは全てを白く覆いつくして

 ユキ。
 発達した文明も
 大いなる自然の前では無力
 ....
いらないわ
今、おなかいっぱいなの
だからほっといてよ


無理よ
だって全部言い分けだもの
聞けるわけないじゃない


いやよ
聞こえないの?
ほっといてって言ってるの

 ....
不在はふるえている

{ルビ科白=セリフ}が青く染まるとき
語る言葉をもたない左手で
おまえの一番やわらかいところ
をつなぎ止める

そうだ不在よ
ここにいろ
動くことのない世界でありますように
そう願って魔法をかけた

君が泣かずにすむ世界でありますように
そう望んで背伸びして手を伸ばした

すべてが壊れないように不器用な優しい手で
拒絶を知 ....
四番目の人。

体の意味を求める人たちの群れ。
けれど、二人は違った。
空間に張り詰めたグリッドを使う。
空間のエッジ。表面の張り詰めた2次元。
舞台に描かれたグリット、彼女たちは平面図で ....
こたつにはみかんがあるから
あかねこはまるくなり
さまざまな約束事によって
針が回り続けているのを
ゆるしている

やさしい
そして、かなしい
恋という名のジグソーパズル


恋という名の
ジグソーパズル
最終ピースを見つけられずに
世界に繋がっている箱の中を
探していた
いつまでも

誰もが完成させようと
恋のピースを ....
君はみんなに。

僕は君に。

好きだと云おう。
僕は生きているはずがない。
だけど、
いつもの朝焼けの色が、僕の心を負かすから。
生きているのかもしれない。


閉じた瞼に、浴びられるだけの赤を浴びる。
太陽からは血の匂いがする。
 ....
思ったよりも少なかったやかんの水を
勢いよく蒸気にかえたものだから
紅茶を煮出すにはとてもとても足りなくて

カンカンのやかんが
今朝の水の冷たさにひび割れないか
ビクビクしながら水を足す ....
口を開いたとき、息より先に飛び出した単語が
のどにつかえてむせてしまった
日曜日だから、日はふだんより多くてもいいのに、光が少ない  
西高東低でもないのに

仮設テントで、電気の回路を直列 ....
煙たい夜闇に迷いこんで
妖しげステップに魅せられちゃって
もう自分ではCAN HARDLY CONTROLな
このVERY VERY BEATING HEART LIKE YOUR HEART ....
あたしの大好きな雪がふってきて

あたしの大好きなあなたは、ここにも居ない


雪とあなたと白い街

雪とあたしと白い歌

歌ってた

あなた

聴いてた

あたし

 ....
日常。

私の航海は5人。
家族が5人、でぼくは生きている。

暗闇に
白い一本のラインが見える。
それは
隙間からこぼれる光だ。

こぼれる光しか、
光と認識し ....
私はね
車に乗るとき
音楽を聴いていないと
酔ってしまう

だから
いつも いつも
どんなときでも
ウォークマンだけは
常に持っている

まるで
それなしでは生きていけない
 ....
「それ」は立ったまま枯れていた

純水の雨が
ビーカーの中で
音もなく


黄砂の舞う海
は 枯れた鉢の上

無数の猫の鳴きまねを
する
唇が暗い空に
浮かんでは消える

 ....
見上げれば
鳥が
春を連れて来るところ

小さな鳥も
大きな鳥も
次の季節へと
渡っていく

傷ついた鳥が
冬の終わりから飛び立つと
ようやく空は
一面の春
恋する乙女は日常が戦場
化粧の下に素顔を隠し
背筋を伸ばし家を出る




殴り合う戦いは時代遅れ
最近は空気にこっそりと
毒を盛ってしまう
情報に乗っかりながら
関係の上位を狙 ....
もううんざりなのよ
やめて そんな眼であたしを見るの
はじめに愛を囁いたのはあたしだったけど
それはあたしを観てるあなたにじゃないの
分かったようなこと言っちゃって
何? 何様のつもり? ....
節分もほんの少しすれば すぐに
一週間前の食事みたいにわすれていって たまに
雪の上でしめって ふやけた
鬼のお面をみつけて思いだすぐらいなもので
このお面はずぅっと変わらんなぁ
そうやって ....
このおおきなボールを

うまく投げることができるかな



このおおきなボールを

しっかりキャッチできるかな



さぁ やってみよう
僕たちはくろぐろとした息を吐きながら
紅く焼けた眼球をめぐらし
たそがれたからすの一群を
惜しみ惜しみ見送った
坂と階段の街半ばのこと

ともに見守るおとこのことをすこし
みなが半月と呼 ....
浅い眠りから醒めると
海鳴りが 体を満たしていた

分厚い波が海岸を打つ重い震え
また ゆるやかに 砂の眠りへ引きずり込む共鳴

海辺の午後 
見知らぬ世界に降り立った身軽さ
過去を投 ....
ショートカットのあの女の子がのる。

すべて
そこから始まった。

何もかもが美しい
あの魔力に満ちたものが…


一体女の子に惹かれた??

それとも魔力に惹かれたのか??
 ....
「せくはらは、はーとがあれば、いいのよね」 
勘違い親父の部長を嗜(たしなめ)めるように 
女友達はぼくにささやかな 
愛の秘密を教えてくれた 

「ちょっくら金をおろしてきます」 
ふた ....
数年前、鰤岩石という名のお笑い芸人が
ユーラシア大陸をヒッチハイクで横断した

それを見て、時間と金をもてあました若者たちが
自分たちにも何かができるはずだと
次々と海外に飛び出して行ったが ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
重い地球mmm008/2/4 19:38
「遠景」菊尾2*08/2/4 18:37
taperecorder.....and radio水町綜助208/2/4 17:29
てのひらちぇしゃ猫1*08/2/4 16:24
ユキ・雪・ゆき1*08/2/4 16:19
我侭を言わせて友子108/2/4 15:04
ヌード[group]しろう108/2/4 14:05
ワールズエンドシギ308/2/4 13:47
空間の平面図ブライアン0*08/2/4 13:17
あかねこ[group]しろう108/2/4 13:07
恋という名のジグソーパズル夢乃 綴喜008/2/4 12:55
バランス。狠志108/2/4 10:13
happy birthday凛々椿308/2/4 9:28
・・・涙・・・  ・・・・。シュガー・ソ...7*08/2/4 8:53
アンダースコアを埋めていく気持ちでclef2*08/2/4 8:46
熱帯夜(res.RS5)mmm1*08/2/4 4:24
口で溶かして不易な飴玉猫のひたい撫...208/2/4 4:21
いらない瓜田タカヤ108/2/4 4:18
依存症mmm008/2/4 3:39
[group]佐藤伊織0*08/2/4 3:14
kaori*208/2/4 2:17
栄光の下木屋 亞万1*08/2/4 1:32
独白はるこ0*08/2/4 0:52
鬼のお面たいにぃぼい...1*08/2/4 0:51
キャッチボールユウ008/2/4 0:08
たそがれたからす一般詩人-3*08/2/3 23:50
海鳴り 何も特別ではない一日いねむり猫208/2/3 23:47
理解xたろおx008/2/3 23:35
女のことば 服部 剛208/2/3 23:31
鰤岩石シリ・カゲル008/2/3 23:27

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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