上品なうぐいす色をした、ふわふわの翼
雪降る前の寒々しい日、
びうびう風は吹き荒れて、
いつもにぎわう公園には誰一人いない
空を仰げば揺れる電線、
どんどん雲は流れ流れて、
....
「ねぇ、わたし達3人、うまくやっていけるのかしら…」
「さぁ…誰かが買ってくれないと、ぼく達そっぽ向いたまま、仲良く交わることなんてないんじゃないかな?」
2月14日 バレンタインデー
モテないオイラにゃ関係ない日
最低気温マイナス2度 寒いのに コートもマフラーも校則違反
バカバカしい校則とも もうすぐ おさらば
卒業式まで ....
君と僕の間に
閃光弾を落とす
一瞬で周囲をくらまし
光だけ
誰も傷つけず
ふたり
姿を消す
それは
真を幻が包み込み
やがて幻が解ける頃
僕は真を
街に焼き付ける
....
イタイからー逃げてー
セッシぃたいからーにらむ、
ぼくはーヤワむしなーこどもーーだよー
シタイからーうばってー
イヤーでも気、乞えない、ぼくはーさようならーおとなーだよーー
しらなー ....
{画像=080420120408.jpg}
孤立している、自分は
切実で自分を傷つける想いに苦しんでいる。
手は悴み目の前さえも探ることは出来ない。
顔は上げられず、目は足下を追うことで精一杯 ....
ハリウッドの
アクションヒーローに
憧れる
誰かをカッコよく助けたい
まるでアメリカン・フットボールのスターのように
子羊たちを脇に抱え
「WAR」
かけ声勇ましく突進する
....
時間は矢のように
「光陰矢の如し」だなんて言うけれど
時間が矢になる人はごく少数で
充実してない堕落な毎日じゃ
目の前で輝く可能性も掴めないんでしょ?
チャンスの神様は逃げ足が速くて前の ....
真珠湾のパレットー煙突のように長い、
長い筆先には、豆電球みたいで笑える一隻の船。
その船はみずから魚をとって食った。
つまり、自給自足でまかなわせていた。
画家自身も眠っているあいだに。 ....
最後まで投げ出さないで
諦めないで
自分の人生生き上げろ
甘えるな!
遊べそして働け
働かざるもの食うべからず!
心が落ち着く場所を作れ!
そして友達と話せ!
耐え抜くど根性
....
言いたかったんだけど
きっかけが見つからなくて
その日は言わずに残した
次なんて
無いかもしれないのに
眩しさで何も見えないから
何度か右眼をこすった
駆け足で橋を渡る ....
ユキがオドル
ユキがマウ
ユキがチル
ユキがキレイ
ユキが雪が逝きが・・・・・・・・
オドレこどう
僕のファナッティック
みんな生きてるんだ
僕は冗談ばか ....
{引用=
コンビニエンスストア
レジにバイトのオバちゃん
ビターの板チョコ1枚だけ買おうとする若い男
店内、他に お客はいない
}
レジ:おにいちゃん、なんでチョコレート買うねんなぁ
....
今まで受け入れていたものを弾き飛ばす
でなければ我々の裸体 業火の海に焼こう
星が降る夜だ 何度も月を越えて波は打ち寄せる 浜辺に
横たわる家族や 白く抜き取られた部屋が 空!中!分!解!
....
あたしが
おしっこを
もらしそうになると
あたしに
数えろと命じる
あなたは遠い毒薬だ
神様の(宇宙の意志の)
その設計思想を
知りたいんだ(物真似 ....
悲しいまま、今夜は眠ろう
痛みが心を離れない
なぞる度
傷が広がるのがわかる
悲しいまま、今夜は眠ろう
知らないふりをして
忘れよう
はじめからなかったと
悲し ....
細く高い塀に上って
そっと歩いたり
横に湾曲した
狭いトンネルに入って
潜り抜けたりしたから
きっと猫だったのだろうぼくは
君からの手紙を読みながら
ハートのしるしを頼りに ....
きみが本気になったりしたら
わずかな時も持ち堪えられずに
やっつけられてしまうに決まっている
恐れを感じるなんて初めてのことだ
黙っていよう
きみに才能があることなんか
きみは ....
苦いだけの薬を
今日も飲んで
生きてる
ガラスの向こう側では
喧騒が
近づけない
それが
トラウマになってる
味がしない
味がしない
おいしいとか
まずいとか
そん ....
青葉は青くないじゃないかと
君は言う
緑色なんて昔はなかったのさ
信じないだろうけど
私はそう思う
海も山も川も空も
青かった
全部濃淡があって
響くような青のモノトーン
白い波 ....
ニワトリ小屋の扉を開けて
射し込む朝焼けの光に
山吹色にかがやく
あたたかな藁をもちあげ
あるか
ないか
たまごが
のぞきこむような気持ちで
布団から起きあがる
....
平日の朝
車をはしらせている
彼女は運転免許をもっていないためにあなたに別れを告げられたという話や
小さい頃に処方されたシロップの味を思い出しながら
本調子でない頭を冬と春のあいだの空気に突っ ....
かつて私の心はまだ白く何も描かれず
風のような手触りがした
誰も知らず 一枚の草の葉のように
静かにそよいで穏やかだった
ふとあやまって落としたインクのように
すべてがいつか変わって ....
たそがれの花束 海野小十郎
月が出る
まばらの雲より
昨日出会った
あの少女
この花束を見ておくれ
誰ぞ彼
この山の上
かすむ月影
あの少女
この花束をあげたくて
....
可燃ごみ用と書かれたビニール袋は
棺桶代わりにちょうど良い
真面目に生きても報われないのは私のせいか?
見返りが欲しいわけじゃなく
不公平を不満に思う
才能に憧れるのは才能が無い証明 ....
凍りついた瞳
どろどろの衣服
"汚れてなんかいない"
一寸先は白い闇に
埋もれ、惑い、雑踏に流され
"消えてなんかいない"
淡い期待 ....
液晶の画面の中では
愛と恋とが
消費されて擦り減って
それでも笑顔を忘れずに
人間の傍にぴたり、と
まるで一人では生きられない
飼い馴らされた犬みたい
マニュアルなんて
何も知 ....
愛さない
好きだなんて言わない
あなたの太い指
ひとつひとつを手にとって
耳たぶの裏と
へその中に置いた口づけ
そうやって超えてゆく
....
空はドス黒い涙を流し
腐臭の地に棘が茂る
人は享楽に時間を費やし
命の軽さは10gほどの銃弾と同等だ
空見上げる事も忘れた僕が君を
攻め立て求めるしかしなかったあの日
氷の薔薇 ....
真っ黒い太陽と真っ赤な青
空
私はサザンクロスを胸に抱き
街へ向かううどんの波と
ネアンデルタール人の奇襲
こんにちはアインシュタイン博士
相対論的な
牛丼
脳みそから腐臭があがる
....
4324 4325 4326 4327 4328 4329 4330 4331 4332 4333 4334 4335 4336 4337 4338 4339 4340 4341 4342 4343 4344 4345 4346 4347 4348 4349 4350 4351 4352 4353 4354 4355 4356 4357 4358 4359 4360 4361 4362 4363 4364
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
9.81sec.