夜の街を自転車で疾走する。

有り余った体力と
塞き余った気持を抱えて
私はひたすら疾走する。

消えかかった住宅街の街頭も、
パチンコ店のケバいネオンも、
コンビニの普遍的な明かりも ....
山と谷がある

山と谷はあそこに置いといて

柿がある

落ちて腐って

真っ黒に

傷んだものは忘れて



冷えたソリがある

雪が はよ来い
 ....
そびえる山の向こうの山模様

鳥、または忘れられた鳥

珠玉、飽きられたそれ


怪人たちの忙しい、何も起こらない毎日過ぎ過ぎる 怪奇の
背中まわり込むまでの歩行と ....
田舎郊外の空き地に
パチンコ屋が建った
また建った

今度はフィットネスが建った
あそこにも建った

葦の原には
ヨットハーバーもできるって

もう
石拾いをする洟垂れ小僧 ....
前略、DEVOを聴きながら


うつむいた冬の溜息
遠くでおはよう 太陽がそっと包み込む


荒れた喉に あぁ風邪をひいてしまったなぁなんて思っていると
置き薬のセールスマンが ....
銀閣寺遊侠伝(その一)

けちなやくざと
笑うがいいさ
強きを挫き
弱きを助く
そんなそんな俺なのさ

ぐれてはずれて
十五十六
入れた刺青
将棋の王将
そんなそんな俺だよ
 ....
ひかりがひかりに逢えるように
そうであったうたに戻れるように
ひかりがひかりになれるように
そのままの水を飲めるように



足にからまるまだらな音
消しても消しても残 ....
こうるさいわたしの
心の中で
ランダム再生してもいいくらい
あなたはステキ
夢の無い子供が
夢の無い大人になった
夢の無い人生
そこは荒地じゃなくてお花畑
とりあえず平和
平和が一番 ....
間違いだらけの手紙をひとつ破いた
本当のことばかりかいてあったけれど
まっとうな手紙を一枚書き上げて
僕の本当の言葉にしてみました

秋のない国は落ち葉をおとして
紅くそまった山の地面は湿 ....
郊外地ー、吹きさらしの原っぱ。
トランペッタみたい。
クラクションを鳴らし合うトラック乗りたち。
そういうのって格好いい。
ーよう!

そんな風に、
この詩も君に読んでもらいたい。
いつだって、独りきりで
帰り道は夕陽が優しく背中を
なぞって影を伸ばしている

道端に咲いた赤い花を
持って帰りましょう
母さんが、喜ぶはずだから
笑顔は想像出来ないけど
両手に抱えて ....
 イス
 最初は誰も座ってなどいなかった
 長い旅路を終えた人が
 まずそこに座った
 イスは埋まると新しい物が置かれる
 そこを求めて誰もがやってくる
 駆け足 跳び足 忍び足
  ....
どれでけ不幸になれば
喜んでもらえるのだろう
どの位傷付けば
気付いてもらえるのだろう

彼はいったんだ
「全部で3回あった」
ナイフで刺すように
指を指すんだ
呪いの様に
自分の ....
夏に見た
あの星は遠い空。

その空に
一瞬の花が咲く。


その花は
儚くも遠い空の星を
消してしまった。

たった一瞬
あの星は花に負けてしまった。


そのとき ....
 時代のページはめくられて
 僕もまた時代を無視しては生きていけないか弱き存在
 
 移ろいゆく季節と変わらない気持ち
 目に映る世界に戸惑い
 ありもしない物語を作って
 酔っぱらってご ....
軽やかにリズムをきざみ
一定の速度で
急ぐこともなく停滞することもなく
あなたにむかう
天体の音楽は
微妙なバランスの調和を保ち
わたしたちのうえにある
そこまでうつくしくはないにしろ
 ....
過去に

大切なものを

置いてきた


置いてきたモノと

置いてきたコトを


忘れないように


後ろを向いて

後ろ歩き
 ここまで歩いてきて
 残してきた足跡
 その中で犯してきた過ち
 一人幸せになるのは虫がよすぎるかもしれないね
 
 でもね
 いつまでも君のゲームに付き合ってられないんだ
 
 ....
何かの手違いで
一緒に暮らすことになった
隣の奥さんは
はじめとても戸惑ってたのに
奥さんがベッド
僕がソファ
と決めてから
少しずつ話すようになった

そのほとんどが
旦那さんの ....
{画像=080802125241.jpg}

涙の訳を話そうか?
遠いアスファルトの向こうに陽炎が立って、
手に持ったコーラの缶が冷たかった。
自転車がスピードを上げると
肩に身体がぶつか ....
結婚してください
私が言いたいのはそれだけです
どんな場所 どんなタイミングでも
その言葉しか発しません
発作
ドクドクと私を攻め立てる 無重力の気管支炎 喘息
あめあられ ぜつぼうぜつぼ ....
意味にしがみ付いた連中が
影でヒ素ヒ素やって
実は金儲けしようって腹かい
残念だねぇ
貴方達には保守派としての
守るべきものがあるかと思ってたのに
むしろ意味を捨てて野獣の如く前のめりに皮 ....
見据える力などないから
靴底には昨日を詰めて歩き出した
心を閉ざしたくなる要素は山ほどあるし
どれもこれも涙腺を刺激するけど
歩き続ければすり減るかな
そうやって
無理することなく
 ....
 


眠れない夜が
朝に変わった日曜日
青空の下で僕は目を閉じた
風に吹かれて
浮かんだ記憶
色褪せてなくって
よかったね

言葉にできなくて
つまらない事
考えていた
 ....
だれそれ わかんない
 かまわず 没収されるように 募集
  あいまった 科学溶解炉の奇跡
ニンジンさんの歌 ささら塚 来い来い
 つまんない めんどくさい
  から、刑事事件に発展 領収証 ....
彼は踊れない人だから
わたし、ダンスはあきらめたの

わたしとっても幸せよ
安定した収入
仕事帰りにショッピングして
おいしいものを食べて
毎日わらって暮らしているわ
ときどき彼の前で ....
透明の底にあるものを
探せてはいない、ということを
探しているのだとおもう

それゆえわたしたちは
疑問の形をよそおいながらも
空に吹かれる日々を
なぞるのだろう

丁寧に、
さま ....
私の影がそろりと
地表から剥がれる時
私はやはり独りで
遠く空を見上げているのだろう

そして夜毎夢の中で
出逢う死者たちは
いつもと同じ柔らかな手を
差し伸べるだろう

けれど彼 ....
地下をめぐる清流

宇宙から撃たれた


偽りのテーブル

その支配を暴く


我々を去来する

天命が凍りつく


地下をめぐる清流

宇宙から撃たれた
悪い噂。そんなこと、信じたくもない。
壁に背中をくっつけた恰好で、絶望が、
逆立ちしているなんて。

見なくても分かる事といったら、
降っていた雨が、雪に変わった事くらい。
というのも、既 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
アルカリ電池夢幻208/1/31 17:32
幽日ヨルノテガム108/1/31 14:51
変身308/1/31 14:39
盗賊AB(なかほ...508/1/31 12:57
冬の日深 緑1*08/1/31 11:17
銀閣寺遊侠伝(その一)生田 稔308/1/31 10:34
ひとつ しあわせ木立 悟708/1/31 9:53
ランダム再生チアーヌ208/1/31 8:34
手紙 1sk008/1/31 8:03
出来ることなら、こんな風にプテラノドン2*08/1/31 7:05
孤独の花AKiHiC...308/1/31 5:41
イスdoon008/1/31 4:36
自葬maynar...108/1/31 2:39
一瞬のことxたろおx008/1/31 2:20
スズメ山崎 風雅208/1/31 2:15
うたのように佐々宝砂008/1/31 2:10
後ろ向きで後ろ歩きうつぼかずら...108/1/31 1:06
不幸になってたまるか山崎 風雅1+*08/1/31 0:44
手違い小川 葉308/1/30 23:57
自転車に二人乗りをして[group]beebee2*08/1/30 23:31
きぃきぃきぃと 音の鳴る狩心2*08/1/30 22:33
ヒ素2*08/1/30 22:20
創書日和「靴」[group]イズミナツキ3*08/1/30 22:15
日曜日hope208/1/30 22:14
えるそるびーむ!狩心1*08/1/30 22:12
ダンス壺内モモ子1+08/1/30 21:58
透明の底千波 一也8*08/1/30 21:49
柔らかな手松本 涼708/1/30 21:37
宇宙から叙情の清流が吉岡ペペロ108/1/30 21:35
明かりをつけてくれないかプテラノドン108/1/30 21:25

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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