きょうはまめまき
おにはそと
ことしもいちねん
ふくはうち
にほんていえん
おにわそと
きぱじゃまちゃぱじゃま
ふくはうち
おきてるはずだよ
あにはどこ?
ごはんにしましょ ....
07/02/01
あかり/光/アート展、を見てきたが
帰り道、汐留駅の遺跡に立ち寄って
明治初年のレールの切れ端、犬釘、工具
機関庫の前に佇む ....
ビルの向こうに
巨大な虹が出来た
たくさんの兵士
虹を滑り落ちて行く
楽しいカーチェイス
壁をぶち壊して
君の側にいるよ
ねえ嘘はやめて
私がわたしであるということにきづくのは
もっと先のことでいい。
いまは、
水であれ
空気であれ
土であれ
それが
己であろう。
たくさんを吸収して
最 ....
『ありがとう』
その一言が言えない。
わからない。
なぜ言えない?
ただ呆然としてしまった。
笑顔で去る君に
言いたかった。
『ありがとう』
次は言えるように
....
人は死にたいと思うから手首を切る
でもほんとは怖くて
まだ希望があるんじゃないかって期待して
まだ生きていたいと思うから
最後まで切れないんだ
それをただ繰り返す
誰かが気付いてく ....
好きな食べ物はと聞かれると
いちごと餃子と答えるようになって
大学のときからだからもう20年になる
それに執着している訳でもないのに
好きな女はころころ交錯すんのになあ
....
ひとがおいしいと言うラーメンが
じぶんにとってうまいとは限らない
これ、とてもいい詩、という感想は
ラーメンの好き嫌いに似ている気がする
ひとがおいしいと言う焼肉は
....
目を開いたら夢が色あせて
幾千万の光と見慣れた風景が
優しく姿を現して
朝日の昇った双葉色の空を見つめ
一人じゃない事に感謝する
夢じゃないことに感謝する
....
ここには光があって
いろんな種類の光があって
そういう瞬間のなかを
ぼくらはまるで生きている
言い換えると
ここは
闇のなかと
なんら変わりないということだ
....
いちばん旧い校舎の
さらにその裏
もう誰も見に行くこともない百葉箱
そのそばに菫が咲いている と
君が云ったのが
はじまりだった
ふたりはそれからそこで
いくつかの秘密をかさねた
....
鏡を見ていると
もうひとり
自分がいるような
そんな感じがする
鏡に映っている
自分が
本当の
そのままの
自分なのかなぁ
少し
びっくり
することもある
もしかし ....
私の
大切なもの
人の心です
私が
宝にしたいもの
ほんの
ささやかなものと
言うのなら
人や
自分を
思う気持ちです
優しい人の
笑顔と
暖かいメッセージ
他 ....
誰も
住んでない
一軒の
あばら屋
いつからか
幼子の声が
聞こえるようになった
誰かに
聞いて
ほしいのか
淋しいのか
誰かに
モノを
たずねるような
笑い声 ....
今日初めて
道行く少年に おじさん と呼ばれた
スーツを着ていたからだと思うけど
公園の木が風に震える
アスファルトは抵抗する気すらない
おじさん、てぶくろおとしたよ、
とその少年は
....
カードをめくるたびに
弱っていく
記憶の中の私たち
いくつかの成功と
たくさんの失敗を繰り返して
ふたりに残されたものは
ずいぶんと少なくなってしまった
それでも
消していくことで ....
眼醒めるといつも渇いている、頭を起こす。
と、ひび割れた裂け眼からはぼろぼろと砂が
流れ落ち、床に。溜まりをつくる。砂は、ぎ
ぃぎぃと声を上げ蠢き、啼いている ....
理由は
「キミが好き」だからです
たった5文字から成る
単純なカタチの感情で彩られた世界は
なんて美しいのだろう
耳を澄ませて 研ぎ澄まされた 空気の中
僅かに 流れる その音色を
数多の奥に 捉えて
群青と橙が 混ざり合って
黄白色に 爆ぜる瞬間
唯一届く その音を
漏らさず 全て 汲み ....
詩人の端くれである僕は詩集をたまに読む
読めない漢字や難しい言葉の羅列でその詩に隠された裏の意味を読みとれない
未熟な僕はそんなわけで劣等感を覚え、同時に敗北感や悔しさも覚える
僕の ....
恋という名のアイスクリーム
とけ始めている
恋という名のアイスクリーム
食べきってしまえば
この恋は終わる。
でも
とけきってしまえば
友達という名の
コーンが残るだけ
扱い ....
立ち止まったところに
誰かの{ルビ欠片=かけら}が落ちていたので
拾い上げてから交番に届けようとしたら
持ち主らしき人が
不安を抱えたてこちらへ歩いてきたので
「捜し物はこれですか?」
と ....
ぷっ
どんな可愛らしさなんですか
きみは
それにきみも
みんな可愛くて切ない
情熱を
どこに置いてきたのだろうわたしは
心の美しさや強さを推し量ろうとするしか
トリュフだな ....
星は星に座って
星を広げた
片手で星をすすりながら
遠くの星で、星たちが殺し合うのを知った
星の上に、ひとしずく星が流れた
空に散って 風に舞った
遠くなればなるほど
小さな星は小さ ....
映るものでしか見たことない自分
今までずっと一緒にいたこと
誰の耳にも間違い話に
聞かれないのに
会ってみたい
一生に一度以上
コンビに未満(開店から閉店まで働き続けるコンビニエンス未 ....
神様の影が
とかげの背中で笑っていた
太陽の光を浴びて
黄昏色になった両手
家の垣根を縫って
虫捕り網は無造作に
その、ゆるいゆるい体を
風に晒して泣き出す
好 ....
大雪の朝 新宿で待ち合わせ
真夏の夜 踵の高いサンダルを履いて
手を取られたり
しているよ今も心の奥
夢に見たりするのはその所為なんだきっと
話なんてしなかったよね
喧騒で聞こえない
....
言葉が言葉を飲み込む
信頼のない無意味なやり取り
なんの創造もなかったりする
そこにあるのは反応する神経のみ
そうなるのは
やはり信念が希薄なせいだろう
人が人らしくあ ....
朝ごはんの支度のあいだも
ゆっくりお茶を飲んでいるときも
外がなんだか騒がしくて
庭に出てみると
黄色い風船がひとつ
軒先にひっかかって揺れていた
物置小屋からはしごを出して
なんと ....
塹壕の中で
首すら出さずに
叫び続けた
浅い切り傷
深い損失
奴もあいつも
薄ら笑いが
顔について落ちない
仲間も随分減った
部屋の中に
赤いLEDランプ
長い列になって ....
4320 4321 4322 4323 4324 4325 4326 4327 4328 4329 4330 4331 4332 4333 4334 4335 4336 4337 4338 4339 4340 4341 4342 4343 4344 4345 4346 4347 4348 4349 4350 4351 4352 4353 4354 4355 4356 4357 4358 4359 4360
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