ブイサイン作りながら、その間に温州蜜柑を挟んだ思い出
覚えているのは僕くらいだった

クラスのみんなは大人になってて
できちゃった、できちゃったとませた増産結果を報告してる

順番とはなに ....
「全て私の責任でございます」

年金問題も
餃子に毒が入っているのも
空気が汚れていくのも
高齢化が進むのも
戦争が起こるのも
赤ん坊が夜泣きをするのも

「全て私の責任でございます ....
虹を見ていた
空に放物線を描く光の帯を
虹を見ていた
あの日君と眺めた七色の輝きを
虹を見ていた
ただ黙って見ていた
思い出は今も胸に消えない懐かしい橋をかける

あの日僕らは雨上がり ....
マグカップは一人暮しの部屋
マグカップは白い木製の机の上
白いカーテンは大きなベランダの窓
白いカーテンが小さなソファに触れる
ピアノが鳴っている向かいの一軒家
ピアノの音が途切れとぎれに越 ....
逃走
激しくイレ込む黒毛の逃亡者
疾走
足元が背景になる
失速
ペース配分がブドウ糖を浪費する
42.195キロを完走するため
ハワイと日本が近づく速度で脚を上げ
顔面を強打する
1 ....
記憶は山裾を落ちる雪に巻き込まれながら 
つるつると滑ってゆくのでした
雪の襞にしょぼくれた顔が見え隠れするたびに 
胸のひとところが痛むのですが
折りたたまれた日光のまぶしさに
真昼の星の ....
空は雲ひとつなく
どこまでも
青く澄みわたっている



ぼくは腹が立ったので
空のやつに思いっきり石を投げつけてやった



そしたらあいつ激しく打ち返してきやがった
 
 
おじいちゃんの後ろ姿が
霞んで見えるようになりました
小さく丸まるおじいちゃんは
小さい頃より幼くて
厳格な表情まで
真ん丸の大福みたいになりました
 
時折寂しい声をあげて ....
僕らは

また
あの光を探しに
旅にでよう

確かにあった
あの

ある光を探しに
魔法を握りしめている
オタオタぬりつけている
透き通るまで引き締めている
母親が調合していた
カードダスの代わりに集めてた
花の名前は知らないが
花の香りの瓶だった
魔法を握りしめている ....
赤縛の空
薄く研いだ朱墨をぶちまけたように
赤が漏れ出していて
まるで感情のよう
それは女性
それは幼児
それは永遠の少年
隣で手をつないでくれる憧れの君は
少し飽きたように
空を仰 ....
キミが得意なカルボナーラ
てっぺんにポコッて黄身がのってるやつ
僕はその光景が味と同じくらい好きだった
『キミは料理が上手だね』
と誉められると決まって
『キミって呼ばないで』
って怒られ ....
ポキリと折れた
砂糖の向日葵

命がないから
元からないから
不死身と思っていたけれど

お日様
失い
折れてしまった

雨で溶けても
もう一度

心の熱に溶けても
もう ....
空想ジプシー
目を閉じて浮かべる
思い出の端のほう
どうせ分かってあげられなくて
知ってあげることができない
そんな空白が
君にもあるんだろう

声も香りも横顔も
忘れる為にあったみ ....
ページをめくると
とおく、の定義がお辞儀をみせる



わたしだけがみえない
わたしの仕草の輪郭が
えらばれた文字列のなかで
呼吸をしている
整然として


あきらめの途中 ....
ディズニーランドの

アトラクションのおにいさんに
わざわざ

「楽しかったです、ありがとう。」

って言いに行くような

君だから



誰からも愛されるんだね。
{引用=お月さんいくつ じゅうさんななつ}

月齢は十一、
若潮の波、明け方の空に低い低い月。
月齢は十一、
大きく切り分けた夕張メロン。

{引用=あの子を産んで この子を産んで
だ ....
小さな泡が
ぷつぷつと
うかぶ
クリームソーダが
好きだった時期がある。

けれど実際
私は炭酸が少し苦手で
いかにも人工的な緑色も
エイリアンのようで嫌だった。

だというのに ....
月明かりだけを頼りに
波打ち際を歩いた
君は僕の手を引いて
海へと入っていく

ふしぎとつめたくない
水はとてもなめらかで
透き通っている
舐めてみると甘かった
つまさきからとけ ....
地下通路を歩いていた
天井から街の汗が落ちていた

背伸びをするなと言われても
朝から晩まであちこちにビルの明かりは点いてるし
そのわりには自動車は早く走ってるし

逃げたい空は
どこ ....
今日まで読み続けた 僕という本
毎日1ページしかめくれないこの本だが
最近、なんとなくラストが見えてきたようで

また歳を重ねた僕の
本の読み方に本の中の太陽が尻を叩く
そして僕の息が数百 ....
おかの上で
見た
雪が降っていた
たくさん
家は白
木は白
犬が茶色
黒い私と
ピンクのマフラー

許せないから
口笛を吹く
木枯らしに
負ける

二十の私の口癖は
“ ....
暖まってきた空底をゆきかう
つららとのびた水面の宿り木

てん てん
おちて 

なぞらずに許してくれる
しまい忘れられて
陽に 壊れていく冷たさ

包まれてしみこむ
沈黙の前
 ....
 五歳のときに見た夢がいまだに忘れられない。
 私はうす暗い階段をひとりでのぼっていた。それは石畳で、幅は人ひとり通るのがやっと、天井もすぐ頭上に迫っている。そして何段かごとに規則正しく踊り場が設け ....
はじめてのマニキュア
はじめてのアイライン
はじめてのチーク

似合うかな、 変じゃないかな

はじめてはワンピースで
待ち合わせは少し早めに
おろしたての靴を履いて

気合い ....
ねえ、こんなにもわたしたち、きれいになけるんだね。
 
 
 
窓ガラスの水滴に指先を滑らせながら隣で彼女は呟いた。
 
冷たくなってしまった手のひらを互いの呼吸で暖める。一つ。また一つ。 ....
好きすぎて、泣ける。

愛しさに、涙が出る。


あの人はずっと前から

こんな辛くて切ない幸せな想いをしてきたのだろうか?


なんて、

なんて、

愛しいんだろう!
 ....
ひとは指折り数える

その日の訪れを確かなものにしようと
指を折り
心に刻み込む
自らの身体に刻み込む

いつの日か死は必ず訪れることを知っている
それでも
死に往く日まで知ろうとす ....
詩とは


作るものか

造るものか

創るものか。


生まれるものか

産まれるものか。


見るのも自由

聞くのも自由。



なら

作るも
 ....
それは私の一部

私は音となり
あなたはその音で
美しい音色を奏でる

深い森の静かな朝
川の流れと風がささやく
静かな音色

まだうまく歩けない
子ぐまをやさしく見守る
暖か ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
古い物を思い出すときフクロネヅミ308/2/18 14:32
そうです、全て私が悪いのです。fuchsi...108/2/18 14:21
虹を見ていた未有花17*08/2/18 13:51
朝の隙間木屋 亞万0*08/2/18 12:31
不適応佐々木妖精1*08/2/18 11:53
その向こうへclef0*08/2/18 11:48
fomalh...008/2/18 11:36
遺書ゆるこ408/2/18 8:40
ある光風音1*08/2/18 6:42
笑いじわ佐々木妖精4*08/2/18 4:05
情景と関係秋也1*08/2/18 2:58
きみ、黄身、キミ智哉108/2/18 1:05
砂糖の向日葵が折れた冬シュガー・ソ...6*08/2/18 0:55
twoミョウリ108/2/18 0:47
日記千波 一也7*08/2/18 0:22
愛さずにはいられないHonest...4*08/2/17 23:56
お月さんいくつ[group]佐々宝砂308/2/17 23:55
クリームソーダ亜樹108/2/17 23:16
創書日和「月」 ムーンライト、シャドウ[group]ゆうと1*08/2/17 23:01
地下通路純太308/2/17 22:49
僕という本208/2/17 22:47
ピローas108/2/17 22:40
ちく たく砂木7*08/2/17 22:39
fomalh...208/2/17 22:24
preciousはるこ408/2/17 22:17
表面張力朝飯グミ008/2/17 22:02
2日遅れのバレンタインゆず1*08/2/17 21:38
数えるひと恋月 ぴの28*08/2/17 21:24
題名なんていらないxたろおx0+*08/2/17 21:21
音魂こゆり5*08/2/17 21:07

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