デニーズの半円形のテーブル席で
フローズンヨーグルトを飲みながら
通りを眺めてる と
フローズンは溶けて
ヨーグルトになった
すこぶる健康な昼
着信があったよ
シンガポール ....
かまわないよ
僕はうしろを歩くから
「手をつなぎたい」
ちょっとそんな気もするんだけど


かまわないよ
僕はうしろを歩くから
君の真っ白なスカートが汚れて、
ちょっと残念なんだけど ....
ハモンドオルガンの音
心が澄む。
悪を吸い取ってくれる
反省して、己を恥じる。

疲れた、
疲れきった。
もうこれ以上
できない。

心の奥底の叫び
心の悲鳴
助けてくれ、助け ....
死に髪の匂いをまく

夭折のバイオリニスト

ひとから愛を引き出して


古いピアノたたかれている

旧ソビエトの優雅なさ迷い


死に髪の匂いをまく

夭折のバイオリニス ....
美しいメロディー
美しい花々達
美しいボディー
美しい旋律

安らかな眠り
柔らかな肌
約束の時間
山のカラス

死への誘い
死への準備
死への喜び
死への諦め
皮を剥きながら 
話しかけることの虚しさに気をとられて
滑ったナイフの 
切っ先のその先からながれでた 
一筋の金属のさまは
川を流れいく繊維の 
けっして移ろわない影のように
ただ 
 ....
ぼくの隣でいつも輝いていた。
太陽はいつだって笑っていた。
雨の日も風の日も雪の日だって。
ガス管をくわえたあの日だって。
太陽は白く笑っていた。

太陽はいつだって輝いていた。
ぽかぽ ....
中東にバーレーンっていう国あるやん
「タイン」はアラビア語で、祭りみたいな意味やねん
発音としては「バハレインテイン」のほうが近いかなぁ

紀元前からチョコレートに似たようなもんはあったん ....
濁った空の下でも
星が輝く
プラネタリウム

汚れた空気の中で
花が咲き誇る
造花の庭園

分かり合えない
人たちの中で
作り笑顔の
いつもの私

天に星を
地に花を
そ ....
光は
神殿の回廊を
巡ってくる

空は
重い記憶を消して
蘇生する

地には
新しい
人の気配がする

雨は上がったのだ。
邦楽なんか
と箒をかき鳴らし
セックス・ピストルズを崇拝していたクラスメイトが
品出しをしている店で
立ち読みだけして帰る
あんなに笑い合ったのに
ロクに目も合わせない

書き置きを残 ....
朝一 電線が雪を溶かす。そこには五千二億ターブの熱がある。
鋏でちょん切れば分かるよ。溢れ出た言葉が
地面できらきらするから。地面を溶かすから。
何を言っているかさっぱり分かりはしないけど、
 ....
狼よ、
何ゆえ人を憎むのですか

丘の上の孤独な魂に
真っ赤な月が涙を落とす


愚かなる二足の獣達は
私の愛する者を連れ去った

二度と帰らぬ影の為
喉笛を切り裂き ....
風になり、花になり
ずっとそばで―――

今日は街に雪が積もって
めったにないことだとニュースでも騒いでいました
わたしはそのことが少しばかり怖くて
あなたの手を握ったのです
やわらかく ....
朝ごはんを食べている


私は
朝ごはんを食べながら
パレスチナの報道を眺めながら
今日の数学レポートのことを悩みながら
今夜のサークル飲み会の時間と場所を思い出そうとしてい ....
同じ高さの
等高線を歩いてたら
あなたに出会ったので
二人は等高線を
同じ色で塗り潰した

眼下には
果樹園の地図記号が
広がっていた
まるで恋のように

山頂を示す記号は
 ....
歌が歌えなくなった姫は
この喉元に誰もが眠る夜に
そっとナイフを当てた
もう私が私じゃなくなって
しまう、と
恐れて。歌えない私など
誰も見てはくれないと

独りきり部屋に閉じ篭り
 ....
記念品の万年筆で

山脈なぞる

インク抜いたボールペンで

モンタージュ写真をトレース

ほころびがあるはずなんだけど

あるとおもう

線をつなげて 森林から指名手配

 ....
伝えたいこともなく君は背中の彼方に
誕生日はただの24時間であり
裸もただの曲線であった
一つも通じないランゲージが
シーツの上で収束していく

こうしてまた季節は過ぎるのだった
今年は ....
牌にさわってしまえば朝まで麻雀

好きでなくなった愛人でさえ

会えば卑怯な純情で愛してしまう


もったいぶった冷たい男さ

キースよオレを粉々にせよ


牌にさわってしまえ ....
血と、ローズダストの色彩が濃く染みた粗い石英の粒子。そしてジルコンを含んだ研かれた花崗岩の階段がつめたい光沢をともなって果てしなくオリンポスの山の頂から薄紫の色に滲んだ淡い雲の間にのびている。エーゲの .... もうおしまいさ
君はタバコに火をつけた
僕はそれをただただながめてる

君は一人呟く
俺の人生なんていつも
負けてばかりの捨石さ

なぁ そうなんかなぁ
どうなんだい

なぁ も ....
既に少女は
轟音にときめいて
空に吸い込まれた

指をさした先の
何万光年に
恋をしたこともあった
音が漏れてしまった世界は
ぼくに萎えていた

空中の{ルビ煌=きら}めきは
そ ....
夢の中で口付けても
隣で眠るきみの唇は乾いたままだ

いつか
きみの背中がぱっくり割れて
そこからシロツメクサがぽろぽろとこぼれてくる
夢を見たことを
思い出したけれど

やっぱりき ....
肩と肩を結ぶ橋がある
とても近いのに
隔たれた距離を
牛が渡って埋めに行く

雲はあんなに白いのに
空の青さはこんなにも切ない
橋から見える景色が
いつもそうだったように
この部屋も ....
花咲きしころ
悲しみをしる

花枯れしとき
嬉しさをしる

夢みしとき
あなたをおもふ

夢さめしとき
あなたをわすれぬように…
スノーネットワーキングサービス

雪がふるふる雪がふる

さっきより大きな白片が

歩道をねっとりと濡らす

SNSが発動している

スノーネットワーキングサービス

 ....
今宵の酒は美味い
お前の優しさを肴にして
飲む酒は最高だ。
明日あさっては休み

本は買ってきた
あとは覚えるだけ
あと3週間の辛抱
歯を食いしばる

後は各地で講演して
大宴会 ....
 外へ出ると一面白の雪の世界――、そんな所へ行きたいものだ。
 戸を開くとその願いをあざ笑うように、暖かい風が吹き付けてきた。さんさん光る日の下で、蒲公英がのほほんと日向ぼっこをしている。
 ―― ....
そっと触れた涙に 苦しいよと呟いた亡骸
世界の終わりの鐘が響いて 馬鹿らしい晩餐は始まった
割れた月の破片は飛び散る 抵抗する術なぞ考える事さえ出来はしない

貴女と笑い誓い合った 唯一の ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
デニーズへようこそむらさき4*08/2/10 18:29
僕の迷路友子008/2/10 17:54
苦悩ペポパンプ6*08/2/10 17:41
優雅なさ迷い吉岡ペペロ308/2/10 17:17
デスパレートペポパンプ6*08/2/10 17:02
刻印clef1*08/2/10 16:47
新月の家草野大悟408/2/10 15:29
2月14日、3日前北大路京介18*08/2/10 15:26
天に星を地に花を、私に生きる力を紀ノ川つかさ208/2/10 15:24
雨あがるEtuji108/2/10 14:45
犬歯佐々木妖精8*08/2/10 12:03
「感電詩」プテラノドン108/2/10 11:05
白銀の狼poorgu...008/2/10 10:58
さくら色の手紙Rin.21*08/2/10 9:49
分厚い朝あすくれかお...1*08/2/10 5:41
地図小川 葉208/2/10 3:05
うたひめ。AKiHiC...208/2/10 1:01
破線text108/2/10 0:56
君に発信したエラーメッセージはきちんと届きましたか?ピッピ808/2/10 0:54
キース・ジャレットに告ぐ吉岡ペペロ208/2/9 23:47
線文字Aの女 ★atsuch...12*08/2/9 23:08
kei99108/2/9 23:07
にわかゆうさく2*08/2/9 22:58
シロツメクサユメアト308/2/9 21:47
橋の途中小川 葉308/2/9 21:28
嘆きxたろおx008/2/9 20:27
SNS吉岡ペペロ308/2/9 20:08
雪明りの夜ペポパンプ5*08/2/9 19:31
三千世界の彼方雨霧008/2/9 19:05
亡骸の晩餐会208/2/9 18:54

Home 戻る 最新へ 次へ
4309 4310 4311 4312 4313 4314 4315 4316 4317 4318 4319 4320 4321 4322 4323 4324 4325 4326 4327 4328 4329 4330 4331 4332 4333 4334 4335 4336 4337 4338 4339 4340 4341 4342 4343 4344 4345 4346 4347 4348 4349 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
5.43sec.