木もビルも同じ様なもの
泥も道路も同じ様なもの
トキも人間も同じ様なもの

特別なものなど在りはしない

それらは必然の繋がりの中に在るのだから
それを断ち切る程の理論は存在しない
 ....
君を咲かせた
僕は水をやった
ただそれだけ
日曜の朝の風に揺れる
君はとても綺麗に見えた
それは認めよう
ただ品がないね

春が来たっていうのに
無口な君は
黙ったまま枯れていた
 ....
短歌の中では
私の言葉は少し
窮屈そうだ
緊張しているのか
書き終えた後に
爽快感が無い
満足いかない
温いビールのような
泡のないビールのような
缶の底のビールのような
刺激のな ....
懐かしいあの場所へ
もう帰れないかもしれない
たくさんの夢を見た
懐かしいあの場所へ
もう戻れないかもしれない

夢はいつも
遠い空の向こうで私を手招きする

あの日あなたに出会わな ....
雪がヒラリヒラリと
落ちては消える
無常
雪明り

音はない
鍋をつつく
幸せ
今日はアンコウ鍋だ!

食べ物は
心を温かくして
くれる
元気をつけてくれる。
僕は
いつも通り
彼女を家に送り届けた。

「ありがとう」
それから少しの沈黙があった。

僕はタバコでも吸いたいな、なんて
考えていた。

「ささやかな幸せな時間をありがとう。」 ....
雪がとうとう
本当のことを話すと云うので
待ち合わせをした
溶けては困るというので
真夜中だった
だるまにしてくれないと話せないというので
なんとか作った
少ない雪では小さくしかできなか ....
人の筋肉や血管、関節の微細なフォルムを抽象化して、服は生まれた。服はほかにも着ている人の性格を抽象化する。気分を抽象化する。家族関係を抽象化する。ついでに着ている人の恋人まで抽象化してしまう。服はとて .... どうでもいいんだけど
プリンアラモード
英語でいえば
プリン イン ザ スタイル
ようするに
かっこつけプリン
わたしは底から空気をいれて
かろやかにおちてくる
不安定なあなたが好き
 ....
風が穏やかだ

と書いたら

風がビューっと

ひと吹きした

ごめんなさい
中芝でふたりすわってランチした

ハムとキュウリのサンドウィッチ

彼女のつくったサンドウィッチ

すずしくてさびしい味だった

紅茶が飲みたいといったから

正門まえのパン屋さん ....
銀の海を游いだ

波一つない静寂の一時

ボクは魚になった


灰色の曇の波に月が溺れた

ボクは心配でたまらない

深く深く飲み込まれていく
やがて月は闇にとけた

 ....
満ちた



なにが満ちたか分からない
でも何かがきっと満ちた
何かの一滴が落ち丸く波打った。

その瞬間


たんまりと満ちたのを感じた


ずっと前から少しずつ蓄積 ....
胡麻が大好きで
ついに胡麻になってしまった

喜んでいたのもつかの間
胡麻は胡麻好きな人に
食べられてしまった

それがはたして
人だったのかどうかは
定かではない

いずれ ....
最後の雪が
また降りました
きっとこれが
最後なのでしょう

つめたいものと
あたたかいものが
まじりあう音がします

きっとそれが
はじまりなのでしょう
あなたとどうして巡り会ったんだろう
真剣に悩んでみたけれど
そんなことはわからなくて
出会うべくして出会ったのなら
それは運命と呼べるのかな

あなたはどうして傍にいてくれるの
わたしも ....
向かいの女性が視線を外した

僕は流れる景色を見ていただけ

自意識過剰
美しい声
美しい心
美しい体

一体いくつ集めよう
一体何時までかかるだろう

美しい顔
美しい望み
美しさ

一体何時にそろうだろう
一体本当にあるのかな

ココロ
コ ....
誰かのためになっているのかな 足りない部分を埋めあうピース
尊いかなんて関係ない

いつだって二人で創れるものは
完成しないままのパズル


記憶の断片

照らし出す寂しさの乱反射

キラキラと眩しいから ....
小説や漫画、テレビの中で
世界を救う、君。
14歳の君。
どういうわけだか、
いつだって14歳の君。

なんだって出来ると
なんにでもなれると
傲慢なほどの自信と確信をもって
どこま ....
1・メール子

 俄かには信じられないことかもしれないけれど、乳児を育児中の主婦というのは、自宅の電話線を抜いている場合が多い。こどもが昼寝をしている最中に、うるさいコール音が鳴ったりすると、何も ....
なあなあ、あんたなー
じゃれ合うのもいい加減にしてーな

目の前で二人で嬉しそうに
こっちは涙こらえて必死に笑ってるのに

きついわー
ほんま
きついわ

なあ
好きや言うたやん ....
電気を消して
暗くして
君は僕の
精神不安定剤で

流れ出す夜
透明
触れられない
白い肌

ああ僕は何度
幻滅しただろう
それでも僕は君に
幻想を抱いている
そして僕 ....
泣きたいのに
年齢が邪魔をして泣けない
大人顔

友人の電話に
声が滲む


人はいつをもって
大人と言うのだろう

まだわからないなんて
子どもみたい


また眠れなく ....
「ねえ、良いだろ?」

何が良いんだかと思いつつ
とりあえず
あなたの左腕にしがみついてみる

押し付けた胸のふくらみに気づいたらしく
慌てふためく様子が可笑しくて

かまととだとか ....
風が届けてくれた誰かは知らない人の思い

けだるい朝の坂で僕の足はとまり先には進めない

全て君が綺麗だから僕の体は動けない

どのくらい繰り返せば毎日は明日じゃなく未来に続く
 ....
狂った虫の乱れ飛ぶ強い日向の幻想だ、おまえの喉もとには高熱、あらん限り俺が注ぎ込んだ、強欲な素面の状態…ひっきりなしに喉を鳴らしているのは飲み下すのが怖いせいだろう―蛇口から水滴、濡れ .... 暗号文



目に飛び込むのは
私だけが分る暗号文
・・・だと思う
「メール待つ」
そう思わせるのは
私の思考が
あなたで一杯だから
確信は無い暗号文
だから
おはようの
 ....
おい、風よ
気が早すぎるんじゃないか
得意顔して びゅう、と吹き



桜はいいさ
急いで膨らませればいい
ラッパスイセンたちは
身支度に少し慌てているようだ

雪を降らせる ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
自然じゃないか太陽の獣008/2/28 14:33
江田孝太208/2/28 13:44
三様木屋 亞万0*08/2/28 12:35
懐かしいあの場所へ未有花11*08/2/28 12:22
アンコウ鍋ペポパンプ4*08/2/28 12:21
窓を開けて風の音を聴いた風音3*08/2/28 11:39
真夜中の雪遊びよしおかさく...3*08/2/28 10:55
葉leaf608/2/28 10:40
プリンアラモードsk208/2/28 9:47
fomalh...308/2/28 9:17
1989年吉岡ペペロ408/2/28 9:08
魚でありたい赤澤るろる308/2/28 3:51
108/2/28 3:36
胡麻小川 葉208/2/28 3:06
はじまり108/2/28 2:26
あなた:わたし優羽008/2/28 1:15
終電にて海月108/2/28 0:38
共鳴線kei99008/2/28 0:27
漠然とした不安 醜い嫉妬を伴って短角牛1*08/2/27 23:36
ベッド・タイム・アイズ衿野果歩1*08/2/27 23:35
14歳亜樹208/2/27 23:25
メール/パッサカリアチアーヌ4*08/2/27 23:08
たまには 図太く シュガー・ソ...4*08/2/27 23:03
透明25時ゆうと3*08/2/27 22:47
ホット・ミルクシュガー・ソ...11*08/2/27 22:36
断わりきれないひと恋月 ぴの27*08/2/27 22:35
戻ってきたよここにさこめ608/2/27 20:57
瞬きのうちに夜になる—シタールホロウ・シカ...2*08/2/27 20:57
暗号文夢乃 綴喜008/2/27 20:40
吹き抜けた冬。しろう008/2/27 20:26

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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