美しく咲き乱れ
悲しくも咲き誇れ
最期の口付けそのままに
指で追うあなたへの軌跡
頬を滴り落ちる後悔と共に
....
今すぐ
私たちが震えていることに
気づきなさい
*
春、春、
夏夏夏、
瞬きの度に私たちは
その色を、その言葉を
飲み込み、黙り、街路樹に
その芯に、 ....
人は
二本足で歩く
不安があると
片方が立ち止まり
もう片方は
少し先で待っている
希望に向かって
息を合わせて
前へ進む
立ち止まる
その向こうにも
二本ある
....
歩いて来た路
振り向けば
沢山の足跡があった
皆が同じ路を
歩いてきている
この先も沢山の足跡
その上を僕も歩くのだろう
別に僕じゃなくても
良いんだと知った
僕でなけれ ....
アリバイづくりに
ドキドキと思考している夢をみた
そんとき思ったこと
?.時間帯別行動パターンってあるよなー。なかなかウソつき通すの大変だわ。
?.?をふまえて、どうせやるんな ....
ハープが奏でられる
悲しみが音をたてるようだ
ちいさな背中がふと揺れる
きみは灰色の途をゆく
とぼとぼとした音色を
にぶい光のなかに見つける
ぼくはきみを見送ろ ....
ええ、ええ、そう!
今日はきっとSuuny Day!
どしゃぶりの中で私は叫んだ
嘘をつくな
どしゃぶりな仲のあなたが呟いた
いいえ
私は嘘なんて吐いていないわ
私はね
あ ....
上品なうぐいす色をした、ふわふわの翼
雪降る前の寒々しい日、
びうびう風は吹き荒れて、
いつもにぎわう公園には誰一人いない
空を仰げば揺れる電線、
どんどん雲は流れ流れて、
....
「ねぇ、わたし達3人、うまくやっていけるのかしら…」
「さぁ…誰かが買ってくれないと、ぼく達そっぽ向いたまま、仲良く交わることなんてないんじゃないかな?」
2月14日 バレンタインデー
モテないオイラにゃ関係ない日
最低気温マイナス2度 寒いのに コートもマフラーも校則違反
バカバカしい校則とも もうすぐ おさらば
卒業式まで ....
君と僕の間に
閃光弾を落とす
一瞬で周囲をくらまし
光だけ
誰も傷つけず
ふたり
姿を消す
それは
真を幻が包み込み
やがて幻が解ける頃
僕は真を
街に焼き付ける
....
イタイからー逃げてー
セッシぃたいからーにらむ、
ぼくはーヤワむしなーこどもーーだよー
シタイからーうばってー
イヤーでも気、乞えない、ぼくはーさようならーおとなーだよーー
しらなー ....
{画像=080420120408.jpg}
孤立している、自分は
切実で自分を傷つける想いに苦しんでいる。
手は悴み目の前さえも探ることは出来ない。
顔は上げられず、目は足下を追うことで精一杯 ....
ハリウッドの
アクションヒーローに
憧れる
誰かをカッコよく助けたい
まるでアメリカン・フットボールのスターのように
子羊たちを脇に抱え
「WAR」
かけ声勇ましく突進する
....
時間は矢のように
「光陰矢の如し」だなんて言うけれど
時間が矢になる人はごく少数で
充実してない堕落な毎日じゃ
目の前で輝く可能性も掴めないんでしょ?
チャンスの神様は逃げ足が速くて前の ....
真珠湾のパレットー煙突のように長い、
長い筆先には、豆電球みたいで笑える一隻の船。
その船はみずから魚をとって食った。
つまり、自給自足でまかなわせていた。
画家自身も眠っているあいだに。 ....
最後まで投げ出さないで
諦めないで
自分の人生生き上げろ
甘えるな!
遊べそして働け
働かざるもの食うべからず!
心が落ち着く場所を作れ!
そして友達と話せ!
耐え抜くど根性
....
言いたかったんだけど
きっかけが見つからなくて
その日は言わずに残した
次なんて
無いかもしれないのに
眩しさで何も見えないから
何度か右眼をこすった
駆け足で橋を渡る ....
ユキがオドル
ユキがマウ
ユキがチル
ユキがキレイ
ユキが雪が逝きが・・・・・・・・
オドレこどう
僕のファナッティック
みんな生きてるんだ
僕は冗談ばか ....
{引用=
コンビニエンスストア
レジにバイトのオバちゃん
ビターの板チョコ1枚だけ買おうとする若い男
店内、他に お客はいない
}
レジ:おにいちゃん、なんでチョコレート買うねんなぁ
....
今まで受け入れていたものを弾き飛ばす
でなければ我々の裸体 業火の海に焼こう
星が降る夜だ 何度も月を越えて波は打ち寄せる 浜辺に
横たわる家族や 白く抜き取られた部屋が 空!中!分!解!
....
あたしが
おしっこを
もらしそうになると
あたしに
数えろと命じる
あなたは遠い毒薬だ
神様の(宇宙の意志の)
その設計思想を
知りたいんだ(物真似 ....
悲しいまま、今夜は眠ろう
痛みが心を離れない
なぞる度
傷が広がるのがわかる
悲しいまま、今夜は眠ろう
知らないふりをして
忘れよう
はじめからなかったと
悲し ....
細く高い塀に上って
そっと歩いたり
横に湾曲した
狭いトンネルに入って
潜り抜けたりしたから
きっと猫だったのだろうぼくは
君からの手紙を読みながら
ハートのしるしを頼りに ....
きみが本気になったりしたら
わずかな時も持ち堪えられずに
やっつけられてしまうに決まっている
恐れを感じるなんて初めてのことだ
黙っていよう
きみに才能があることなんか
きみは ....
苦いだけの薬を
今日も飲んで
生きてる
ガラスの向こう側では
喧騒が
近づけない
それが
トラウマになってる
味がしない
味がしない
おいしいとか
まずいとか
そん ....
青葉は青くないじゃないかと
君は言う
緑色なんて昔はなかったのさ
信じないだろうけど
私はそう思う
海も山も川も空も
青かった
全部濃淡があって
響くような青のモノトーン
白い波 ....
ニワトリ小屋の扉を開けて
射し込む朝焼けの光に
山吹色にかがやく
あたたかな藁をもちあげ
あるか
ないか
たまごが
のぞきこむような気持ちで
布団から起きあがる
....
平日の朝
車をはしらせている
彼女は運転免許をもっていないためにあなたに別れを告げられたという話や
小さい頃に処方されたシロップの味を思い出しながら
本調子でない頭を冬と春のあいだの空気に突っ ....
かつて私の心はまだ白く何も描かれず
風のような手触りがした
誰も知らず 一枚の草の葉のように
静かにそよいで穏やかだった
ふとあやまって落としたインクのように
すべてがいつか変わって ....
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