{画像=080301014739.jpg}
愛に飢えているわけではありません。
恋に憧れているわけではありません。
ただ一途に想いたいのです。
自分のすべてを忘れてあなたに
わたしのすべてを ....
細流のたおやかな調べが踊る道

たとえばあなたとわたしが
おなじ方向に向かって
おなじ道を歩いているとして
どちらかが先に進んでいたり
後ろを歩いていたり
やさしいあなたはもしかすると
 ....
かべにいつまでも描く手をやめない
(やさしさまでこすり付けないで)
夢のなかで きみは
何もない荒れた家
かまわず境をなくし触れてきた

少しだけある地下室
何もないと思わせる、 ....
紅茶は砂糖を入れないと
味のバランスが取れていない
ように思える生粋の日本人

紅茶色が一番好きで
カーディガンも
スカートもいつだって
濃淡さまざま紅茶色

ペットボトルの紅茶は
 ....
あぁ あんたは一体何なんだ
俺の一体何なんだ
一つのようで、二つのようで
同じようで、違うようで

あぁ あんたは一体何者なんだ
俺の一体何なんだ
友達なのか、ライバルなのか
友情か、 ....
ああ
いくつもの候補があったよ
さくらとか、みかんとか、まりんとか
植物や風景が多かったかな

もう生まれてくる季節なんか
どうでもよくってね
まろんとか、こなつとか、みさきとか
次々 ....
 どうせ生まれたなら何かを成したいと誰もが思うはずだ。夢を抱くはずだ。成功を夢見るはずだ。
 どうせ死ぬなら生きてても意味ねぇって誰もが思うはずだ。絶望するはずだ。嘆き悲しむはずだ。
 でもどうい ....
 

 君の爪を追い駈ける僕の瞳が乾いている。選んだカードで犬が吠え、西の空に嬰児を孕む満ち過ぎた月がじっとりと沈む。辰巳の空中から見た東京の亡霊がゆっくりと赤色の息を吸い、そして吐く。月桂樹の輪 ....
それ以上
踏み込まれないための予防線
巡らす有刺鉄線

あの人の本音はどこにありますか?


その領域に垣間見える
黒の黒さに
望むところって笑う

僕の声が届いていますか?
 ....
明日の4時には新宿であきと待ち合わせをする
それから昨日買ったワンピースを着て
エナメルの靴を鳴らしながらあきと会う

夜、吸わない煙草を吸うフリをして東京タワーに恋をする
ベランダでいつも ....
夏だった

夜中にはじめておまえが来て

朝まで風呂場でいちゃついていた

ゆぶねでおまえはなんども痙攣して

ねむったように首をうなだれていた

さいごはしょんべんまで飲まされて ....
記号となった
分岐点のひとつひとつが
日付変更線を
越えていく

書き忘れた欄に
いつか名前は記されるから
鳥に名前はなくても
南の島は待っている

春は匂いなのに
雪はこの胸に ....
創書日和「月」 往還


月に巨大な鏡を置いて望遠鏡で覗いてみた
レンズの視界のなかで望遠鏡を覗きながら手をふるのは
自分がするよりも少し遅れて手をふる
2.56秒前の私
無数の少しずつ ....
じょうずに結えない髪の、かきわけたその奥に、
海が広がっている
黒い底は伸びて、光を吸いこんでいる
あなたがその闇へと、手をのばしては
救おうとする影を
あてずっぽうに踏んで、遊ぶ


 ....
無いようで在るもの
  それは暖かな「風」でしょうか
     それとも冷たい「時」なのでしょうか

在るようで無いもの
  それは尊い「霊}でしょうか
     それとも厳かな「魂」なの ....
なにもない

そんなきがするときがあります

べつにしゃかいのこととか
そういうことをいっているのでは
ありません

そのなんといいますか
せつめいがむずかしいのですが

とにか ....
どっかの誰かが言った言葉だったのに
あなたが言ったらそれは銃声に変わって
貫通してどこかへ行った
残った痛みで頭もどこかへ行った
そんなものでも逃げていかないように
抑えて閉じ込め ....
世の中は発散して
バラバラになるのか
それとも収束して
一つになるのか?

ミロのビーナスは
微笑んでいる。
ピカソのマリーテレーズも
微笑んでいる。

やはり希望を持って
生き ....
 2月29日って
 記念に書いてみる

 4年後のわたしたち
 どうなってるんだろう

 日本は
 世界は
 どう変貌しているのだろう

 そんなこと
 考えながら

  ....
日々はバウムクーヘンを一層ずつ剥がして食べるのに似ている
同心円の中心に近付くにしたがって、綺麗に層を剥がすのが困難になる

土曜日の朝、市営のトレーニングジムに行くとジャンレノそっくり ....
あまいことばがほしい
あいてには
じぶんがきょうみをもっていると
おもわせるために
ぎもんけいに
いつまでもあいてに
きをくばりながら
ちらちらかおをうかがう
しっぱいはすぐに
てい ....
 もう 2月も終わったね
 おまけのついた
 今年の2月

 わたしはあなたの
 おまけだった

 だけど

 自分であるいていくね
 これからは

 だから
 
 さ ....
少年が言う

游げる空があると

夜は星が浮かぶ空だと

そこはボクしか知らないと


この少年は空想癖がある
ずっと心の底で笑っていた




その夜
夢に少年がでた ....
すきな日記形式の文庫本を
くるくるまわる椅子に腰掛けて読むのが
しあわせ

味付け海苔をぱりぱり食べながら

そとでは「美人さん」をやっているので
または「すっとぼけさん」をやっているの ....
{引用=
                 青
                左手で
雨              散り飛んだ
ずっと           滑らかな炭酸水
嘘のまま     ....
風が吹いて
君のスカートがゆれる
音がする
さらさらと

うつむいていてもわかる
もうすぐ春だねと
君が口にすると
なんとなくそこらじゅうの空気が集まって
ふわっと放たれる気がす ....
井戸に落ちた彼は今、切り取られた空を見る
雨なんか降ってたら最悪だった
けど季節はもう春のようで
蝶々だって飛んでそう

鳥がこんなに羨ましいなんてね
井戸に落ちた甲斐ってやつだね
得意 ....
左手に戒めを

右手に誓いを


僕の強さも弱さも
全て 蒼穹へ 還して


空っぽになったら もう一度 最初から


流れる鮮血の咎を

儚く揺ぎ無い誓約を  ....
夢の中に落とし物をした日の朝
猫になっていた
仕方がないので
夫を会社に送り出してから
家事は明日にしようと決め
日向ぼっこをして過ごし
夜になったので眠った
明日はせめて、猿になりたい ....
額の中に収まったものを

コピーしてコピーしてコピーしていつまで

いつまでその幻想にしがみついているのか

せまーーーーーーーーーーーい世界の中で

ぶしつけにうろつく亡者の群れと戯 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
人を好きになること[group]beebee9*08/3/1 1:43
おなじ道 空の群青 名もなき風と飛行機雲相良ゆう008/3/1 1:37
うるう、る(夢)唐草フウ6*08/3/1 1:35
紅茶愛歌木屋 亞万1*08/3/1 1:14
kei99008/3/1 1:04
いのちのなまえ[group]佐野権太46*08/3/1 0:59
物言わぬ人形真紅008/3/1 0:54
臨月雨を乞う3*08/3/1 0:40
月蝕衿野果歩3*08/3/1 0:35
恋、あるいはイルミネーションみたいなの。エチカ5*08/3/1 0:25
あのオレンジの色吉岡ペペロ108/3/1 0:08
卒業小川 葉308/3/1 0:06
創書日和「月」 往還[group]大村 浩一11*08/3/1 0:03
巡礼の、風景望月 ゆき13*08/2/29 23:59
黒い光と白い影(八)信天翁108/2/29 21:01
どなたかよーかん908/2/29 19:30
「美術館」菊尾008/2/29 19:19
世の行末はペポパンプ5*08/2/29 19:15
2月29日風音2*08/2/29 18:18
テーゼ×アンチテーゼ=バウムクーヘンしろう208/2/29 18:04
片思いの心境夜恋108/2/29 17:40
如月にさよなら風音1*08/2/29 17:29
少年の空赤澤るろる008/2/29 16:36
ユメの世界、しょうゆ味小鳥遊儚108/2/29 16:36
菱型の季節Utakat...508/2/29 16:09
lispゆうと1*08/2/29 15:47
井戸の中で江田孝太108/2/29 15:12
そして またウデラコウ1*08/2/29 14:23
夢の中に落とし物をした日小原あき31*08/2/29 14:21
青春地獄絵図udegeu...008/2/29 13:51

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