光る波が
微細な振動を伝えて
共鳴する和音が
朦朧とした調和に導く
覚めてゆく鼓動
光る波が
見渡す限りの一面に反響して
どこか遠くで死んだ音が
今ここで終わり
どこか遠くで生まれた ....
その眩しさを
目玉のいちばん先端の
敏感な部分で呑みこんで
身体中の毛穴を開いて
そこから叫び声をあげる
目も眩むほどの暗闇のなかを
まっ逆さまに転がり落ちて
深いところにたどり着いたら ....
 それは長い道のりだった。長谷川という苗字を見かければ掴みかかり、問いただす。電話帳を引っ張り出して一日100件ほどの長谷川に大声で喚き問いただした。その生活の中、何度を、何日を獄中で過ごしただろう。 .... えらい博士の 言うことには
どんなものも
波と 粒とで できている
らしい

熊のカップも
澄んだ氷も
揺れるシャツも
あの人の拳も
みんな 波と粒 なんて
私には とても 信じら ....
あなた 私の事知っていますか?

私の思っていることわかりますか?

言わなきゃ伝わらないのは勿論わかっているけれど

なかなか口から出て行かない言葉。



言葉。 


 ....
冬の海をよく見にいった
荒れた日はまるで生理前の私みたいだって言ってた
今日の海は静かだ
せめて荒れていてくれればよかったのに
今の俺を代弁してくれればよかったのに

どんな人混みでもきみ ....
それくぐるにはたまに勇気がいる

なんにか知らない勇気がいる

白い花かざり足にともせば

ぼくらはなんにか知らないが

ありがとうの門くぐられる

それくぐるにはたまに勇気がいる ....
おりこうさん。
自慢の爪で硝子を掻いて、
してやったりと、
自画自賛。
だけど硝子は傷ひとつ、
付いてないのでおつかれさん。

窓の向こうのおりこうさん。 ....
あきかん
なんて寂しい響きだろう
あきかん あきかん あきかん
悲しくなるだろう
あきかん
魂を吸い取られて
中身はスッカラカン
あきかん
そのへんに捨てられ
イテッ
あきかん
 ....
ぼくらは

朝の光を
深呼吸する

からだのすみずみにまで
光がゆきわたって

ぼくらは

光だ

この暗い世界に
明かりを灯す

光なんだ

きっと
親指はせわしなげに空白の悲鳴を打つので切りました「  」。



 夕べ海で、忘れた指を見つけました。指は
貝になり、海の音を打ち続けていました。わ
たしは ....
一面の白銀
深く足が埋まる
掻き分けて
踏み固めて
一歩ずつ、確かめて

"誰かが歩いたところに道はできる"

白い道に埋もれながら
ふとそんなことを想う

 ....
きっかけに
とどめておくべきで

消え去って
いなくなってしまったいま
ふらふら
のばしたその手で
ながしこみ
うろうろ
さまよわせた手で
くゆらせ

きっかけにはしても
理 ....
毛糸の束が絨毯の上を転がり、橙色の線を引いた。
日当たりの良いマンションの一室で彼女は編み物を続けている。僕は息苦しさに耐えかねて仕事に出た。枯枝を通った光がコンクリートの上でやわらかく揺れていた。 ....
裏切りには裏切りで返して
これで おあいこ

誰かを傷つけて
幸せになろうなんて思わないし
みんな幸せになってほしいと
祈る気持ちに偽りはないけど

誰にでも優しい顔をすると
誰にも ....
流れ出した水は 止められず

手の中 すり抜けて

僕の体温を奪って するりと 

どっかに消えてった



あの日 あの子が流した涙は止められず

あの子の 目の中 すり抜け ....
公園でパンを
食べていると
Justiceと書かれた
Tシャツを着た
欧米の人に叱られた

大地にパン屑が
こぼれているじゃないかと
顔を真っ赤にした
欧米の人に叱られた

夕方 ....
記憶の片鱗に生きる
映像はやがて言葉となり
詩人としての失策に気づく

脳のもう少し深いところに住む住人を
少しの間 別居させる
イメージを > 意味 < ではなく
≧ 感覚 ≦ として ....
本当は何時も
忙しい
本当は何時も
金がない
本当は何時も
疲れてる
本当は何時も
ヤリたい

でも
何時も
君と
一緒に
居たいから

だから
僕は
何時も
君と ....
開き直って
つま先が向いてる方に
罵声をぶん投げてみた
なんでもよかった
明日がうぜかった
終わりにしたかった夏の夜

蹴り破られたガラス
きらきらした音
逃げ道のセントラルストア
 ....
久しぶりの路上ライブで 
再会した彼は 
唄い終えると 
ギターを背後の壁に立てかけ 

白い吐息を昇らせて 
小鳥みたいに震えてる 
ファンのみんなに 
ほっかいろを配る 

昼 ....
いくらむいても 
姿一つあらわさぬ 
たまねぎみたいな 
かみさまなんぞを
しんずることは 


   ()
  (())
 ((()))
 ((()))
((( 詩 )))
 ....
あたしは
チョコレートを買うお金がないから
代わりに
お手紙書く。

でもあたしは
文字が書けないから
代わりに
あなたを描く。

やさしい色は
黄色。
大 ....
星たちの輝き
静まりかえった町
ピアノの音
ノックターン

古時計の歌
ちょっと良い気分
ブランデー片手に
ランとじゃれる

ゆっくり時間が流れる
戸を叩け、すれば開かれん
一 ....
高校はへんさちで言うと
中の上のへんで
商店街の本通りが見下ろせる
屋上でいつも
ちよちゃんと並んで
お弁当を食べました

たわいのない話
ゆめや
男子のこと
テレビや
音楽のこ ....
こころを一部
切り取った

切り取られたこころ
わたしを離れ
苦しそうに跳ねる

しかしまたすぐ
新たな血管が生まれ
弱々しくはあるが
規則正しく
収縮し始める

もうわたし ....
「取れないのよ」
薄紫の煙草のけむりのような輪を
月桂樹の冠みたいに
ぐるり と頭にのせて
隣りの席でカノジョがボヤいている


アノヒトのことが
頭から離れないと言う


そう ....
雨の街 ただ歩き続けて
意味もなく笑ったりした
ずぶ濡れでもかまわないから
生きてみようとした

弱いのですか 弱いのですね
ダメになることすらできない

相変わらず空は雨を落としてる ....
あれは土星です
あれは金星です
あれは三日月。

東の空、地平線の近くに
水星が太陽に寄りそっています、
地平線の下にしぶる太陽を手招きしています。

太陽が顔を出すまえの
冬の朝の ....
こぼれ落ちた涙にそっとささげよう
君がいま失くした愛の破片を
生きてることに少し疲れてるようだね
遠くへ行きたいと云ってはため息ばかり
そのあとに笑ってみせるのは悲しみのせいだろう
抱きしめ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
交感大覚アキラ208/2/19 14:35
肉感008/2/19 14:25
頭痛に任せ真紅108/2/19 13:28
りょうしろん高島津諦2*08/2/19 12:35
私の事大澤 松子008/2/19 11:03
_佐々木妖精6*08/2/19 10:48
ありがとうの門吉岡ペペロ108/2/19 10:27
「 おりこうさん。 」PULL.2*08/2/19 10:20
あきかんfomalh...208/2/19 10:12
朝の光風音3*08/2/19 8:05
「 左手と、切り分けられた三十一文字の指と文体遊戯。 」PULL.3*08/2/19 7:48
相羽 柚希3*08/2/19 7:10
つぶやきFUBAR4*08/2/19 6:18
僕の子羊雨傘3*08/2/19 1:48
裏切りのお返しsekka4*08/2/19 1:44
流れ出した水ひとし008/2/19 0:51
世界についてニカコイ24*08/2/19 0:28
言葉の先へ坂本隼人108/2/19 0:21
ハナレバナレkei99108/2/19 0:03
クリスタル・アクション竜門勇気0*08/2/18 23:21
唄人の石 服部 剛508/2/18 23:14
たまねぎ 308/2/18 22:42
チョコの日まこと008/2/18 22:01
宵の口ペポパンプ5*08/2/18 21:59
ちよちゃんと屋上でふぁんバーバ...6*08/2/18 21:55
ポケットにこころこゆり7*08/2/18 21:12
環状感染症候群渡 ひろこ18*08/2/18 20:47
傘もささず、立ち尽くしたら雨だった涙(ルイ)2*08/2/18 20:17
冬の朝の出来事寅午208/2/18 20:01
抱きしめたい涙(ルイ)0*08/2/18 18:35

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