鳥瞰図のこの町を一気に拡大して
空中から自分のつむじを見ている気分
産毛が見えるほどに鏡を見ると自分が誰なのか分からなくなってくる
ってそれはゲシュタルト崩壊?
人の真似をした ....
まだ片付かない私の心の中にも
また、新しい季節がやってきそうです
思い出にすがりついてしまいたい気持ちから解き放たれて、
ひとりぼっちで笑いたいのです
相変わらず強迫観 ....
「愛していると思ったのは錯覚だった」
そう言って別れを告げて
逃げるようにあなたの前から去った
許さないという留守番電話のメッセージ
それが最後に聞いたあなたの声だった
電話番号 ....
誰に教わったか忘れちゃったけど。
愛ってやつを、伝えたい。
何か一つでも、わがまま言って良いのかな。
欲しいモノは何もないです。
今、手元に在るもので満足してます。
出来るなら、デートがしたい。
手を繋ぐだけでもいい。
ううん、元 ....
私は 私の影を踏む
あなたは あなたの影を踏む
それから私達は近づいて
お互いの息遣いを感じたころ
あなたは 私の影の上に立っていた
でも私は気付いてしまった
....
大きなマルが描きたかった
テーブルには収まらず
床のうえにはうまく描けず
壁は論外で
仕方なく庭に出た
引き潮で乾いた土のうえに
棒で線を引いていくと
小石にぶつかるたび歪むので
....
歌詞を忘れても歌える歌
力のない私に吹き込まれる
命の息吹
口をついてでる言葉がない時
諦めた いいわけばかりが
心地よい
でもそればかりを唱える事を許さない
新たな思いはどこか ....
世の中は 割り切れるか割り切れないかのどちらかだ
それはひとによる
物事は 白黒つけられるかつけられないかのどちらかだ
それもひとによる
ひとの数だけ正悪が存在し 神秘は触れられないま ....
「好き」
ことのは一片手のひらに 乗せてふぅっと一息
吹きかけてみれば あなたに届くそんな
想いが心を満たしていくけど あなたに届いているの?この同じ月の
同じ下弦の月が街のネオンに紛 ....
ふゆがきた
からだがさむいとき
でんきすとーぶが
あたためてくれる
こころがさむいとき
あたためてくれる
すとーぶ
うってませんか
そうですか
うってない ....
地に根をはって生きる
ということはない
アスファルトの厚みほどの
喪失がある
それでも
浮遊する心を抱いて
在り続けようとする意志に
命の根を見る
私達は
花のように
咲く ....
待ちわびていた知らせがやっときた
テレビの気象予報士から
「きょうがことし最後の寒気団となるでしょう」と
うれしいがホントかなぁ ....
そばに
空を映す
手鏡の面
扉のない部屋の中で
人知れず
鳥になる
面の中を
千年の時の重みに耐える私が
飛び去って行く
誰もいない部屋の中で
温かな記憶が
私を探し ....
ある休日
ちょっとしたことがきっかけで
僕らはモデルハウスを見学した
床暖房完備なので
ストーブは不要と説明された
あたたかたったのは
春のせいだと勘違いしていた
外はまだ少し寒かったの ....
あいしているよ!
アイシテイルヨ!
愛しているよ!
I shiteiru yo !
アイシテイルヨ!
あいしてるよ!
I shiteiru yo!
愛しているよ!
あいしているよ!
....
きみは外部を
一方向からしか見ていなかった
だから
きみの外部には裏側がなかった
きみの世界では
外部は感情とつながれている
人がなにかをすると
きみの目には ....
今夜も、
工場員たちは勇猛果敢に酒を飲み、
車を運転して帰るだろう。彼らは警察に捕まらない、それって本当?
ー壁にぶつかるだけさ。
街中で、
衝突して瓦礫のように崩れた
社会に立ち現れるそ ....
新しい朝が来た
君と会える朝が来た
いつもよりも明るい朝は
季節のせいだろうか
春に近づくこの空気
窓を開けると鳥の声
いつもよりも明るい朝は
君のせいだろうか
君 ....
は
は
は
は
はっぱ
....
いまは
忘れたい
記憶
きのう見た
きみの胸の中を吹いていた
風が
きょうは
わたしの中を通り過ぎて
行った
折れてしまった膝を
触ってみたり 摩ってみたり
も ....
形のないものを
型に入れてみる。
名前のないものに
名前を付けてみる。
新しい事にも
古い事との
関係を探してみる。
それとなく
秩序を求めて
曖昧という
自由さは落ち着かなくて
....
何もいらないから 望まなければ
壊れてしまえば 楽になれる?
いつだってくれなかったね。
消えることだけが 救いであるように
止められない 変わっていく
一つは一つじゃない
....
薬で眠る
あなたの一日は
たぶん
誰とも違う一日
ときどき
あなたは目を覚まし
ありもしない
歴史を説いて
目が合うと
もういい、とか
すまんのう、とか
もう
語り ....
上巳の日
川で身を清め
穢れを流す
不浄を祓う
香る花
おぼろな月
のどかな心
桃の酒 ひとくち また ひとくちと 弥生に酔う
春来たりなば夏遠からじ
からすのえんど ....
つまらないことなんてやめよう
絶望するのにも飽きたから
夕暮れ眺めて涙を流そう
花びらつまんで 好きだとか言うより
僕は君に触れてみたいと思った
潮風が持ち上げた君のスカート ....
君は
僕ではない
そんな
途方もない
現実。
-------------病。
世界 ....
自分の名前が
しっくり来なくて
他人事のように生きてきた
しっくり来てる
他人の僕は
どこか別な世界で
名前のように
生きてることだろう
いろんな春があった
それなのに
....
知ったような顔ばかり称えて
本当は知らないことばかりなのだ
人なんてきっと
寂しさも
哀しいと漏らす響きも
どれも同じものではない
{引用=理解りきった顔をして ....
無いものは無い
で済ませたい
欲しがることから今夜
卒業します
この小瓶で最後です
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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