昨夜からの強風で 
停まってしまったモノレールの車両が 
ホームを離れた線路の下に 
ぶら下がっている 

一月前、自ら途中下車した 
君の人生のように 

骨壷の前に坐り
遺影の君 ....
きれいな花が
ひとつ落ちてしまいました

それは 無知な私にとって大きなものだった


夏が過ぎ去っていく 
誰にも縛られることなく

ただ一つの命 
そして ただ一つの自分に対し ....
靴音が 何を考えている? と語りかけてくる
足音に追いかけられる歩行だ
定食でも食いたいなあ と洩らすと
それが本当にやりたいことなのか? と
非難めいた返事を返してくる
すると ....
冬の

凛とした刺すような冷たい空気も
見渡す限りの
白銀の世界も

とても、好き。


でも

歩く視界に

萌え出ずる緑や
優しげな桃色、暖かな黄色、目の覚める ....
洗面器に溜まった
掬い上げた幸福を
すぐに戻した
指を広げれば
その間から幸福が
とろとろとろ、

相応しくない
相応しくない
そうして、
僕が幸せになる事
決して無くなって
 ....
終わったぁ〜

首やら肩やらあちこちが痛む

大きく伸びをして

首を傾げて

ギュウ、としこりを押すと

痛/気持ち いい


そんなとき

君のことを思い出す

 ....
どれだけ心を擦り減らして生きてきただろう
大切だった友達が僕を避け始めても
誰かに深く傷つけられても
街の風の冷たさに 負けないように
負けないように生きてきたはずなのに
いつまでも 朝は僕 ....
きみがどこをみているのか
私 に触れて 何を想うのか

考えて、ひとり、泣くのは

(とがめやしないよ、けっして)



君の中の記憶に触れて
そっと呟くのは あいの言葉?

 ....
2001 10/23 04:53:18

それでも時々悩みこんで
有りもしない希望にすがってる
ぼくの知らない所なら
目に触れることも面倒くさい

震えるブルーの巣

ボランティアの ....
 そこには
 斬新な空があった
 お手玉のように言葉を放りなげて
 駆け出してゆきたくなる
 そんな空があった
 
 ああわたしも
 多分飛ぶことができる
 一つの塊
 
 そうわ ....
愛することは
お互いが
惹かれあうこと

愛するとは
互いが
思いやりを
持つこと

愛するとは
信じあうこと

愛するとは
お互いの
違いを認めること

愛するとは
 ....
見せ掛けでもなく
偽りでもなく
お互いに
信じあえるような
本当の
恋がして見たい

あなたの
そのままの
姿を見せて欲しい

あなたの
本当の
愛で
私を包んでほしい
 ....

女の子
女の人
女性
分からない人たちです

まず少女マンガにはなぜ花が散りばめられているのか
それはどのような意図に基づいて配置された花なのか
もっさりしたアジサイですら可憐なの ....
だれかに抱きしめて欲しい
だれかに許して欲しい
だれかに認めて欲しい


幼い子のように
頭を撫でて
「がんばったね」
「えらいね」
その言葉が欲しい


その言葉だけで救われ ....
悲しみのための今日に

喜びのための明日に

ありがとう、と伝えよう


毎日は色々なことがあって

沢山の わたし を見つける


苦しいだけの今日

傷みを伴う明日
 ....
朝日、山を越える

オレ、ゴルフに行く


休日のはじまりの風景は

こんな道すがらにもあるんだね


だれか

愛してください

温度のない希望が

ささくれだってい ....
一葉をアルカリで煮る(オカネヲニテハ イカンソク)

そして残った葉脈の

徐々にほそく。

枝分かれしてゆく


いつであったか

どこであったか

そこから始まる
生命 ....
全ての旅立つ人のために

***

湯気を立てているお茶のカップと
小さく開いた窓から差し込む朝の光と
四月の風に揺れる薄いカーテンを
置き去りにしたままで部屋の鍵をかける
 ....
もしキレイな真白い羽根が生えていたら

なんで飛べずにいるの

光を浴びて黄色
空を映して蒼色
埃に塗れて灰色
雨風に泥濡れて茶色
傷口から溢れる緋色

緋色が酸化し ....
指を絡めて唇で交わす約束
水を背中に浴びせたら
さあ、夢から醒めよう。夢から、
鎖をようやく外す時がきた

嗚呼、終焉の始まりで
幕は上がろうとしている
まだ目蓋を開けてはいけない
誘 ....
荒れ、渾然となり昇天する
十匹の猿 
モノクロの 或いは
飛び立つ白鷺が 二羽

朱の大橋での小雨
遠くで雷鳴が響く
その悲しみは 空間の黒
或いは 濃淡 



具象でなく  ....
i.

カリフラワウアの花嫁たちが
ボーダーのフリルをはためかせている
周りで射精しているのは男たちばかり


ii.

歩いて三歩のコンビニで
強盗たちが揺らすのは
ひもの ....
あのとき落とした
こころは月と交差して路上で
あざやかに
ジャックナイフ
通りすがる
とろりとした少年の
心臓を刺すよ
少年は
きれいな目をしている
不思議
私もきれいな目をしてい ....
何一つ残さず
綺麗に掃除された部屋に
前まであった
テレビには
字幕だけが
映っては消え
映っては消えて
その一つ一つが
君への思いだったり
君への謝罪だったりして
どれだけ僕の中 ....
ガムを噛むと
口が広くなる
舌に野原が広がり
歯がぶつかり合う森
呼吸が定期的に吹き荒び
茎は湿っている
血の気が引いたように
青く暗く奥へと続く
洞窟の入り口で
茎は湿っている
 ....
羽のように舞うコートのすそ
 風をあつめて
  僕らはかろやかに昇っていく
弧を描く波打ち際で
世界の縫い目をたどる短い旅路
遠ざかる、境界を引き寄せ
空と海を縫う指先が左右に揺れる
「こっちだよ」または「バイバイ」
その境目のメトロノームが
いつかのあなた

 ....
橋はもうないのに
人は渡っていくのだった

橋の向こうには
もう誰もいないのに
それでも会いにいくのだった

いつからか
橋を渡り終えると
振り向く癖があるように
ぼくは遊ぶ
誰もいない 誰も来ない
遊び場で

遠く遠く 届かない
どんなに高く飛び上がったとしても
追いつけない

ぼくは遊ぶ
じゃれあい 戯れ

空を掴むことさえできない
 ....
凍える指先を握り締めて暖めてあげる、
なんて優しさは春になっても芽生えてこないよ

いつまでも冷えた体は雪の下で
土の僅かな温もりを頼りにして、
来る保証のない春と
抱き寄せてくれる腕を、 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
遺影の君へ 服部 剛4*08/2/24 19:46
ark-ey...0*08/2/24 18:14
歩日ヨルノテガム0*08/2/24 17:00
恋しい色ちぇしゃ猫2*08/2/24 16:55
幸福を飲むAKiHiC...208/2/24 16:09
over useこゆり5*08/2/24 15:55
生きていくのはそれだけで悲しいけれど、それでも生きていかなく ...涙(ルイ)2*08/2/24 15:42
ta-ta三上あず0*08/2/24 14:52
ぶるぶるブルース竜門勇気1*08/2/24 14:30
空のあおさに伊那 果3*08/2/24 13:47
愛とは?妖刀紅桜3*08/2/24 13:33
本当の恋4*08/2/24 13:27
別人佐々木妖精22*08/2/24 11:01
だれかに十六夜208/2/24 10:53
しなやかに渡邊永遠308/2/24 9:24
温度のない希望吉岡ペペロ208/2/24 9:01
葉脈餅月兎2*08/2/24 8:57
卒業Utakat...508/2/24 5:03
羽根の色彩相羽 柚希1*08/2/24 3:17
夢。AKiHiC...408/2/24 1:40
生々流転エチカ1+*08/2/24 1:22
夢の終わりから、ずっとピッピ908/2/24 1:09
信号機あなた森さかな408/2/24 0:37
謝罪鳳エクスプレ...008/2/24 0:29
ガムは大地と踊る木屋 亞万5*08/2/24 0:16
地下鉄シャツ208/2/23 23:36
いつも波よせて、僕はたりぽん(大...808/2/23 23:28
小川 葉808/2/23 23:24
あそびばショボクレス...008/2/23 22:27
春待ちユメアト108/2/23 22:20

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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