噛み付いた腕から
流れていく、深層
 
とめどない呼応の先で
波打つ音叉から
溢れるのは
光、の、ようなもの
 
例えばそれは
あの
白に、似た
 
 
**** ....
ざんばり ざんばりと いぬがないている

雪の準備をする
まんなかには空洞があるので
けもののようにすると よくひびく
肺のふをたいこにするのは
ああ 森の?
こぶしが地面についているや ....
さみしいな
さみしいなと気づいたら何回もそう呟いている
少しの時間でも逢いたい
疲れているのは本当だけど
体の疲れが例えピークでも
少しでも逢いたい
相手の気持ちを考えて
お互いに寂しさ ....
私の前を
一台のトラクターが通っていく
エンジンは悲鳴を上げ
しかしその音と反比例するかのごとき
スピードで

私の前を
一台のトラクターが通っていく
タバコを燻らし
もう片方の手は ....
新宿駅のホームで 
母親が呼んだ駅員は 
先っぽがクワ型の棒で 
線路から何かをつまみあげた 

猫の死体か何か?と 
恐れおののき見ていたが 
つまみあげたのは 
桜色の靴だった 
 ....
愛されたかった

そう、愛されたかった


居場所が欲しかった

帰る場所が欲しかった

安心して眠れる場所が、欲しかった


違和感を蹴飛ばして

思い込みをぶん殴って
 ....
湧き上がる温かい気持ちをその気持ちをそのその
また吹き上がるものを大切に包んでは静かにあなたの
手をほどきはらはら、頭上から落葉が降ったのです



ガラスでできた手指が滑らかにすべり
 ....
知ることは幸福でないと想っていた若き頃
持つこともさほど意味がないこととわかっていた
人に命ずるより
動かされるほうが楽しいとも

宮殿に住むよりも
羊飼いのほうが楽しい
愛すべき住む場 ....
 君は震えて傾いでいます
 それが誕生という時間の持つスタイルだから

 僕も君と同様に傾いでいるけれども
 それはもうどうでもいいこと

 昨日見た父の遺骨の埋葬されている墓地の
 白 ....
いつまでも君を好きじゃだめですか。
ずっと片想いしてちゃだめですか。

君に出会って芽生えた気持ちは
抱きしめて欲しいじゃなくて
抱きしめたい。
必要としているじゃなくて
必要とされたい ....
目を閉じれば
貴方はそこにいる
目を開ければ
貴方がそこにいる

目玉焼きの匂い
コーヒーの香り
トースターの音
洗濯機の音

朝日がまぶしい
カラオケ行って
ランチ食べて
 ....
もしも 僕の片手にあるコップ一杯の 血液で
君の寿命が延びるって言われたら 喜んで

手首差し出せるかな 冗談だよ 半分だけ

もう半分は 君の願い
その半分が 僕の本気

同情 買う ....
流線 閃く 遠く こだま
君は 光速で 思い出に 褪せる

届きたくて 伝えたくて
泣いた 想い 弾かれ 消えた

浮かべる 願い 込めた しゃぼん
風に まかれ 弾け 消えた

瓦 ....
タモリさんがサングラスを外して
ニュースの現地リポーターへ転向した
昼の番組はロウ人形で声は出ている
万事不都合は消えていた

そうですね、

そう言えばうちの九十になったお ....
冬の雨と強い風は
春が来る予告のようで
哀しくなるね
春より冬が好きさ
オルゴールの似合う季節

私の指先が赤く染まる
今夜もお父さんが焚く
甘いお香にくすぐられながら
目を閉じる ....
目が覚めると
あたりは墨汁をぶちまけたようで
青はかすかな光を投げていた
体がとてつもなく重い
重力の法則でも変わったのか
それにこの気だるさ
身体の隅々まで
毛の一本一本にまで染み付い ....
人が多いと感じました。
けれど、その内の一人でした。

子供がうざいと思いました。
けれど、僕も子供でした。

どこかへ行きたいと思いました。

みんなそうなのかも、知れません。

 ....
目を覚ませばそこに 新しい朝が来る

昨日までの嘘や穢れを忘れた

永遠というものが もしもあるのなら

今この時刻(とき)を止めて

繋いでおきたい

これから歩く道は あなただ ....
傘を持っていたけれど
わざと濡れて帰りました。

一片の隙間も残さずに
体中がぐっしょりと濡れて
重たくなりました。

見えていますか。

濡れるのはイヤじゃないって
自分に言い聞 ....
壊れた光を抱き
小さな別れが灯り
足もとに背にまとわりつき
押しのけても押しのけても
指が沈むほどやわらかな
淡くやさしいうたを唱う


ひとつはひとつだと言う
それでも ....
宵の群青

まぁるい月に

控えめな 冬の星


薄い 雲は

氷の飛礫

凛とした

空気の冷たさは

春めく景色に

待ったをかけて

早咲きの花々を ....
待合室の本棚で
文脈が所在なく足を抱えている
現代の錬金術師が白衣を着込み
セロトニンとドパミンを調律する
部屋の隅々まで描いた木は私は統計になる
意識が目の裏と舌の上で目まぐるしく動き
 ....
(おおい)
鳥たちよ
銀鼠の朝に踊る鳥たちよ
何故そんなに楽しそうなのだ
おれはこんなにも憂鬱であるというのに

この旋回には意味があるんです
あなたには理解できないでしょうけど

 ....
「人間関係はゲームのようなもの」
と 言い切ってしまえるあなたに

手札を見せて戦う癖のついた
わたしは退屈ですか?


理由がどうの?
戦略?
テクニック?

そんなものは ....
もう何がほしいというでもなく 
この手を伸ばしたところで 
ただ風の音が吹き過ぎるばかりです 
( 飢えた狼の輪郭は透けて・・・ )

「ここは、なんにもない場所です」 
そう呟いて落とし ....
  電話が鳴り続けている



  僕は部屋に居ないよ



  電話が鳴り続けている



  誰も居ないよ ここには



  電話が鳴り続けている
   ....
とろける舌先
めくるめく快感
貴方のキス
ずっとずっと好きでした。

苦しくて
切なくて
愛しくて
熱くなる

貴方の匂い
貴方の仕草
貴方の煙草
貴方の吐息
            080301




バリンボリンと音がする
音がするので怖くなる
花火の値上げに
小麦粉値上げ
円い大豆も値を上げる

バリンボリンと音がして
高い高 ....
真白に染まる朝の光浴びて
穢れ無き優しさを持った貴女は微笑む

別れの朝に白妙という言葉を贈ろう
貴女はいつも優しいから
桜咲け

真白に染まる白日の中で
辛いときに手を差し伸べる貴女 ....
惑星 水脈 観世音
チーズ カタクチイワシ 明けましておめでとう
干からびる 夏の朝 みどり
ありがとう こんにちは ありがとう
振動 巡礼 盂蘭盆会 門柱 亀甲 惑星 惑星 惑星 惑星
干 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ステラ山中 烏流108/3/2 1:26
したく縞田みやぎ3*08/3/2 1:23
さみしい暗闇れもん008/3/2 1:10
じいちゃんここ7*08/3/2 0:22
桜色の靴服部 剛508/3/1 23:51
へそのお見崎 光2*08/3/1 22:41
草蔭渡邉建志208/3/1 22:32
小さな地でいまじん208/3/1 22:30
僕の大切なものよ右肩良久1+08/3/1 22:13
だめですか。こころゆくま...4*08/3/1 21:57
ペポパンプ6*08/3/1 19:51
クォーター蒼穹3*08/3/1 19:13
しつ⇔そう高島津諦108/3/1 19:05
隣日ヨルノテガム308/3/1 19:00
春に殺される雪蝶澤008/3/1 17:34
昼寝fomalh...108/3/1 17:27
ひと。狠志208/3/1 16:47
旅立ちの君へchoco3...008/3/1 16:37
由志キョウス...208/3/1 15:40
ひとり ともしび木立 悟308/3/1 15:34
春の李伍 翔308/3/1 15:13
佐々木妖精6*08/3/1 15:01
鳥による定立餅月兎4*08/3/1 11:21
ゲーム・メイカー衿野果歩208/3/1 10:35
瀬者の伝言 服部 剛208/3/1 9:59
留守番電話草野春心208/3/1 9:51
アンタッチャブルペポパンプ5*08/3/1 9:14
バリンあおば2*08/3/1 8:01
白妙-貴女に贈る言葉-相羽 柚希2*08/3/1 6:18
カヌート/惑星rabbit...508/3/1 4:56

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