そばに
空を映す
手鏡の面

扉のない部屋の中で
人知れず
鳥になる

面の中を
千年の時の重みに耐える私が
飛び去って行く

誰もいない部屋の中で
温かな記憶が
私を探し ....
ある休日
ちょっとしたことがきっかけで
僕らはモデルハウスを見学した
床暖房完備なので
ストーブは不要と説明された
あたたかたったのは
春のせいだと勘違いしていた
外はまだ少し寒かったの ....
あいしているよ!
アイシテイルヨ!
愛しているよ!
I shiteiru yo !
アイシテイルヨ!
あいしてるよ!
I shiteiru yo!
愛しているよ!
あいしているよ!
 ....
きみは外部を

一方向からしか見ていなかった

だから

きみの外部には裏側がなかった

きみの世界では

外部は感情とつながれている

人がなにかをすると

きみの目には ....
今夜も、
工場員たちは勇猛果敢に酒を飲み、
車を運転して帰るだろう。彼らは警察に捕まらない、それって本当?
ー壁にぶつかるだけさ。
街中で、
衝突して瓦礫のように崩れた
社会に立ち現れるそ ....
新しい朝が来た

君と会える朝が来た

いつもよりも明るい朝は
季節のせいだろうか

春に近づくこの空気
窓を開けると鳥の声

いつもよりも明るい朝は
君のせいだろうか

君 ....
             は
              は
               は
               は
              はっぱ
           ....
いまは
忘れたい
記憶

きのう見た
きみの胸の中を吹いていた
風が

きょうは
わたしの中を通り過ぎて
行った

折れてしまった膝を
触ってみたり 摩ってみたり
も ....
形のないものを
型に入れてみる。
名前のないものに
名前を付けてみる。
新しい事にも
古い事との
関係を探してみる。
それとなく
秩序を求めて
曖昧という
自由さは落ち着かなくて
 ....
何もいらないから 望まなければ
壊れてしまえば 楽になれる?

いつだってくれなかったね。

消えることだけが 救いであるように
止められない 変わっていく

一つは一つじゃない

 ....
薬で眠る
あなたの一日は
たぶん
誰とも違う一日

ときどき
あなたは目を覚まし
ありもしない
歴史を説いて

目が合うと
もういい、とか
すまんのう、とか

もう
語り ....
上巳の日
川で身を清め
穢れを流す
不浄を祓う

香る花
おぼろな月
のどかな心

桃の酒 ひとくち また ひとくちと 弥生に酔う

春来たりなば夏遠からじ

からすのえんど ....
つまらないことなんてやめよう
絶望するのにも飽きたから
夕暮れ眺めて涙を流そう


花びらつまんで 好きだとか言うより
僕は君に触れてみたいと思った


潮風が持ち上げた君のスカート ....
     君は

    僕ではない

     そんな

    途方もない

     現実。






-------------病。


世界 ....
自分の名前が
しっくり来なくて
他人事のように生きてきた

しっくり来てる
他人の僕は
どこか別な世界で
名前のように
生きてることだろう

いろんな春があった
それなのに
 ....
知ったような顔ばかり称えて
本当は知らないことばかりなのだ
人なんてきっと





寂しさも
哀しいと漏らす響きも
どれも同じものではない
{引用=理解りきった顔をして ....
無いものは無い
で済ませたい
欲しがることから今夜
卒業します
この小瓶で最後です
冬から春へ向けて流れる川に
舟が浮かんで
こちらへやってくる

柔らかな唇の端から
したたる幼児の涎が
他愛のない笑いで溢れ出して
野山を越え
滾々と
滾々と進み行く川よ

小舟 ....
合格発表の日

彼女は番号を見つけて

あったあった!と

テンションアゲアゲ喜んだ




そしてそのまま

まっすぐ家に帰って

番号あった!と
 ....
好きではない冬の寒さも
今だけは傍に居たいと感じます

春を先取りした貴方は
冬を抱きしめたままの私を見て
ただただ困った顔をするのです

私がようやく春に手を伸ばす頃には
貴方は ....
夢のような甘い時間は
早くなる時を経て
終わりを告げた。
迷い猫がみる夢は

いつだって
最上級のもので


今が彩られる。



だから、迷っていても

ちいとも、困りも悲しみも見当たらない。


夜は長いから

 ....
現代の死よりも
近代の死に存在感があったのは
そこに大きな背景があったからだ

記号のように識別され
消費されるように過ぎていく
現代の死にも
大きな背景があるとしても
誰 ....
瞳の奥には
何が見えるの
耳の奥には
何が聞えるの

今日はお祭り
今日は面の奥底に
今日は楽しく
今日は嘘をついて

ニヤけた顔がおさまらず
頬が緩み、喜び、楽しみ
心の底か ....
小糠雨が街に灰色の影を被せていたその日
道の隅でひっくり返ってもがいている亀を見た

差していた傘をそこへ置き
亀をもう一度ひっくり返し
歩けるように直した
しばらくじっとしていたそいつは ....
 
知らなくても
生きていけることは
 
知らないままで
いたいものだなぁ
 
身辺整理は着々と進んでいるのに
心の整理はつかないまま

あなたの言葉は
やさしく
残酷だ

身辺整理が着々と進んでいる中
今頃やっと気がついた

あなたの言葉は
額の中に向けて ....
  

風の音を聞くように
Yさんの口癖を久しぶりに聞いた
嬉しくなるはずなのに
昨日はなんだか寂しくなって
帰りはとても早足になった

明日の明日がやってくることを
あんなに望んで ....
彼らは同一のまま
やがて二手に分かれて
一方は家に帰ったけれど
もう一方は宇宙船へ
打ち上げの時を過ぎて程なく
夜の帳がおりるように
明るさは次第に失われていき
一つの照明器具もないまま ....
そうか
もうそんな季節か
早生まれか

笑い飛ばさぬよう
口を緩め
回り込まぬよう
肘をついて
撫でるわけにもいかず
目で追っかける

綿埃を乗り越えて
次の家に向うのか
そ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
日曜日の午後Etuji408/3/9 21:07
モデルハウス小川 葉208/3/9 21:03
ウォーアイニーペポパンプ4*08/3/9 20:33
きみを守りたい吉岡ペペロ308/3/9 19:59
出口プテラノドン2*08/3/9 19:28
ark-ey...008/3/9 18:03
葉っぱの・・はchoco3...208/3/9 17:36
しゃもじのあとの ひより6+*08/3/9 16:29
着地点美琴808/3/9 15:56
notitle桐野晴008/3/9 15:16
桜の街uminek...26*08/3/9 14:39
きれいに涙が響いたら北大路京介19+*08/3/9 14:16
海岸通りアヅサ4*08/3/9 14:09
現実。/ 病。Sa;008/3/9 8:54
春の名前小川 葉408/3/9 3:38
宛先はこちら鎖骨008/3/9 2:03
おやすみ1*08/3/9 1:46
真昼の星空右肩良久308/3/9 1:18
似たものどうしむむ208/3/9 1:17
ピアニシモよりも歌音108/3/9 0:53
一文xたろおx208/3/9 0:20
  迷い猫Sa;108/3/8 22:56
僕らの背景小川 葉208/3/8 22:51
パントマイムペポパンプ4*08/3/8 22:47
URASHIMA2000餅月兎8*08/3/8 22:01
25次元☆★208/3/8 22:01
わたし美術館こゆり19*08/3/8 21:55
それほど遠い場所じゃないけどAB(なかほ...208/3/8 21:35
砧 和日608/3/8 21:33
ぱしり佐々木妖精6*08/3/8 21:27

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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