ひとつひとつのご縁を大切にすること
だけども、どうも実際のご縁においては、そう思うようにはいかない
自分がこうだ!と思うように大切にすることが
相手を大切にすることになっていかないというこ ....
時間の音がする

何かと思ったら
雨漏りだった

いつのまに
雨が降ったんだろう

いつから僕は
泣いてたんだろう

雨の旧道を走り去る
一台の車の
静けさのように
彼女は診察を受けにいった

ひさしぶりで居心地がわるかった

昼食べてるとき、わーってなった

おかあさんも先生と話をした

電話の相手はだれ?

先生は応援してくれると言った
 ....
{画像=080326234813.jpg}
際限のない
繰り言の後、
深い眠りの中で、
暗い深淵を覗き込む
一匹の老猿。
その額に光る玉は
甘く、黒く、
涙の透明さに
後悔の苦さをな ....
はにかむ四角い箱を見つめて僕は妄想する

世界中に素敵な音楽を乗せた電波が飛んでいって

派手なあの子の耳の後ろを掠め飛んで

不精なおじさんのおなかの線をなぞって

可愛い 十字路の ....
寂しくて 寂しくて寒くて

待ち続ける私から 白いため息がひとつ

「いくら待っても来ないのはわかっているのに」

言い訳ならいくらでもできるし

体裁ならいくらでも繕えるし

悲 ....
隠さなくてはいけない部分まで
「さらけ出さなくてはいけない」
そんな強迫観念に囚われている
行為、
とそうその情みたいな哀れみみたいな
そんなやつがこうやってあわさって
夜な夜な繰り返して ....
故郷の中学校に
古墳があった

体育館に
おばけが出ると噂があった

体育館の中央に
バスケットボールが置かれた
バスケットボールは動かなかった

先輩たちが
見に来るんじゃな ....
ぼっかり空いたこころの隙間に
あなたの優しさが忍び込む

そのひとに騙されているのではと
友達は忠告してくれた
仮にそうであったとしても
構わないと思ってしまうわたしがいる

ひとの弱 ....
薄っぺらい夢を宝石のように抱きかかえて
空虚な真白さに目は眩む

振り返ればそこに横たわっているような気がして
そこに居たのは誰だったのか

人に会わなければ理性は保たれるか?
 ....
海のおもてはエメラルドグリーンで

絶えまなく変化する指紋のように見えた

そこには

際限のない虚無や希望の陰があった

際限のない快楽や絶望の放光があった


届くことのない ....
きょうもまた
むごたらしくも
花が咲き
そして散り
音もなく
忘却はととのえられ
かるくなって
飛んでいき
あしもとのごみは
せわしなく
掃き集められ
きよめられて
そうしてく ....
なんだかむしゃくしゃして
自転車と一緒に飛び出した

雨なんか降ってきてそれでも懸命に足動かした
何があっても君のことばかり 考えてたよ


どこで道を間違えたんだろう?
あのとき ....
例えば僕に
とんでもない不幸が襲ったとして
これはこれは
誰よりも辛いことだ。

そう思いかけたとき
となりに倒れている男の子が見えた。

その子は僕に
不幸も幸福も
比較すれば常 ....
階段をふみはずしたとたん
ガラガラと足元からくずれていく
ころがる立方体
白い平面につぎつぎと映る画面
バラバラになったコラージュのような
アナタの顔が散らばる


ダウンロードしよう ....
潔く
呼ぶ名前。





連絡、くれたら嬉しいです。


アナタを想い出すと
その留守録の
ハスキーな声を思い出す。



ハンサムな彼女。

弱さと強が ....
営業の途中
ビルの谷間から空を見上げてしまうのは
あのころ空に向かって投げたボールが
いまだに落ちてこないからだ

夏の高校野球のサイレンに
空襲警報より
怯える

キャッチボー ....
 
僕の頭の上に
女王様が巣をつくった
重みに耐えていると
紅茶の良い香りがする
きっと紅茶を飲んでるんだろう
「まあ、きれい」
きれいなものは誰が見てもきれいだ
僕はずっと
死んだ ....
何かが転がっていた
転がってきた
柔らかい何かを踏んだ
羽だらけの塊
小さな翼なのだった
踏んだのか
踏んだのか
振り返り見て見ないようにする
人通りの多い階段脇
誰も
立ち止まら ....
出口に中指を添え
Tシャツとジャージ 石鹸に座ってよろめく

壁を蹴ると滲む 気化した感情
昨日の雨は冷たかったが
雨上がりを見逃してしまった

窓を打つ音は
雨後雨と報じる
曇りガ ....
春、という実感もないまま
海を泳ぐ
わずかに持ちあがった
二の腕から滴る光に
戸惑う
掻き寄せるものは
どれも曖昧な痛みばかりで

だいじょうぶ、と
支える声は
生え変わったばかり ....
誘ったわけじゃないけど
そうなったらいいなって思ってた
そう思っていたらそうなった
それだけで満足だったので
それ以上のことはなにも
いらなかったのに
あなたは
いろいろなものをくれよう ....
眠るのが嫌なのは昨日の私を置き去りにしてしまうから
一緒に連れてってあげてよ、と理由付k



誰かァ
話そうよ

記憶化することに怯え、恐れ
忘れ去られることが悲しくて

雨の ....
さらり 落ちてく 雫
見えないけど しょっぱいな

春の夜更けに 声も出ない 君の肩

探しに行く

奥へと 蒼い海
甘えた指先に
花の調べと 温かな肌の
二人の未来は
楷書で描 ....
        080326


懐中時計の
くさりです

懐中時計の
うらぶたに
小さな
値札をはり付けて
昨日の
価格を書き入れる

古道具の店先に
禿げた頭が
突っ ....
時間の音がする

何かと思ったら
雨漏りだった

いつのまに
雨が降ったんだろう

いつから人は
泣くことを覚えたんだろう

雨の旧道を走り去る
一台の車の
静けさのように
君のことを、書き表わそうとしてみたけれど

なびく という字が 書けないの。
ひだりての

おやゆびの

あかいあと

ふたつある

なんだろう

ふりかえる

おもいだす

ふときづく

あのよるに

そういえば

おしあてた

た ....
 空席と指定席の区別はなかった。真夜中だった。
列車の座席の上を
紋白蝶が、泊まり歩いていた。
誰かが置き忘れた携帯電話が、
蒼冷めたシートに語りかけていた。
沈黙が発光していた。それから消 ....
  青年が彷徨う場所はあのトンネルの中なのか
                     ド
   と煤を擦り磨けとあるいは慎みふかく ロ
   れ               石 ド
   擦 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
生老病死の川七尾きよし1*08/3/27 1:22
時間の音[草稿]小川 葉2*08/3/27 1:07
ヒーロー吉岡ペペロ308/3/27 0:55
老 猿[group]beebee3*08/3/26 23:47
思い出トランジスタ箱犬208/3/26 23:37
トレモロ気味に笑え008/3/26 23:26
成人幼女ANA208/3/26 23:10
古事記小川 葉1*08/3/26 23:10
騙されるひと恋月 ぴの23*08/3/26 22:20
薄い膜、の幕宵色008/3/26 22:15
蒼天と断崖吉岡ペペロ508/3/26 22:03
飛散[group]岡部淳太郎808/3/26 21:44
はるこ108/3/26 21:41
幸せxたろおx108/3/26 20:57
コラージュ渡 ひろこ15*08/3/26 20:09
haー 華 ーnaSa;008/3/26 20:01
夢の終わりから、ずっとRT4*08/3/26 18:02
景色たもつ1408/3/26 17:37
小さな翼[group]よしおかさく...8*08/3/26 12:56
雨のち佐々木妖精13*08/3/26 12:16
春のクロール佐野権太22*08/3/26 9:34
ごめんねチアーヌ208/3/26 9:25
2008年3月26日水曜日 午前5時6分無知アコ008/3/26 5:06
なみだsk108/3/26 4:55
古事記あおば1*08/3/26 4:35
時間の音小川 葉4*08/3/26 3:50
名前もしらない因子1*08/3/26 1:15
あかいあと燕(ツバメ)008/3/26 1:11
彼女は言った、現実ってそんなんじゃないプテラノドン2*08/3/26 1:09
青春 I井岡護1*08/3/26 0:45

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