無意味なことなんてない
そばに居てくれるだけで良いんだ
それ以上は望まないから
独りじゃ寂しいから
休み時間に生徒が漢字練習をしていた
なかなか漢字が覚えられないとぼやきながら

僕はそれを見守りながら
漢字はいくつかの漢字がくっついていることもあるから
それを手がかりに覚えてゆくのも ....
All You

なにも
イラナイ

All You

おまえだけが
いい

All You

ふたり
いっしょなら

All You

今日の月のように
満ち満ち ....
ずっと

強い人がスーパーマンだと思ってた

後に

困ったときに助けてくれる人だと思い直した

そして

大切な人を守れる人こそスーパーマンだと知った

でも

守る優し ....
目から涙が
流れるのを見ている
左耳を枕に押し付けて
横たわって
右目の目頭から
左目の目尻から

梅雨の日のガラス窓
流れて渇いて
それを部屋の中から眺めているような
す ....
新宿の高層ビル群のすぐ裏手
ありふれた住宅街が広がる

(歩いている)

かつては丘陵地帯だったであろう
上り坂そして下り坂また上り坂

(立ち止まる)

雀の声烏の声
ヘリコプ ....
ありがとう
ぷるぷる

ありがとう
ずるずる

毎日、毎日
ちいさな希望と手を繋いで
太陽の洗濯物を運んでくれて

ありがとう
パーキンソン

おれらの太陽を
壊したやつら ....
僕と君で作り続けた物語が終わりを告げた

二人で同じ分だけ進めた歩幅
少し早いとか、遅いとか
言い合えることもなくなり
残され距離を見ているだけ

誰もいない海岸に波が押し寄せる
この ....
穏やかな陽射しが窓を通り抜けて
空の写真立てを輝かせている

少し前の流行の曲が何処からから流れて
行き交う人々の足音が混ざり合い
触れた肩の痛みに声を上げずに
僕は明日に走り出す

 ....
どんなに なげいても
どうしようもない コトがある

どんなに くるしんでも
しかたない コトがある

日常のなかで
人は コトをくりかえす

コウカイしても
とりかえせない ....
しにたくなった
だけど

そうだ
ぼくにはきみがいる



ぼくがぼくでいてよかった
そうしたらきみにであえた
それだけでいいよ
それだけですくわれるよ
ありがとう
ぼく ....
ホッピーな夜
煌々と満月

俺は
オムツの君に

欲情する
スーパーマーケットの
牛肉コーナーに牛がいる
豚肉コーナーには豚がいて
鶏肉コーナーから鳩が逃げた

野菜コーナーを
案山子が何も言わずに
見つめている

店長と人妻店員が不倫した
 ....
スニーカーオタクで

イヤホンつけたまま

大声で歌う

そんなあんたに


自分の意思

全く曲げなくて

やりすぎて 頑張りすぎて

身体壊す

そんなあんたに
 ....
青灰いろの街が夕暮れ

赤がひときわ輝きだすころ

東の低きにそれは座っていた

なんびゃく万マイルその先の


     ○


ラブホイヤーに会いに行こう!

リオデジ ....
水の鏡の
光ではないところに
呑みこまれながら
呑みこまれずにいる


ふるえがひとつ
羽につながる
旧い言葉が
水をわたる


樹と樹のはざまを
はざまと同 ....
昼の光は公平だ
悪いことだって許してくれそう
誰にもばれない秘密の場所で
ふと思いだした昔の罪を
さらけだしては、みんな前向きになっていく


主婦がふとんを叩いたら
社会人は旅に出る ....
君なら或は気付いているかもしれないけれど、この頭蓋のなかには脳なんてカスほども詰まっていないんだ
そんな僕は当然君に出会って
当然離れて
そして脳のない僕はぜんぶの細胞で認識して絶叫した
すべ ....
にじり寄ってすみません
こんな格好で
あなたの方へ
にじり寄ってすみません
お相撲でもないのに
お知り合いでもないのに
はだか同然の
こんな格好で
じりじりと
押し付けるように
あ ....
空と大地のすきまで
虹が寝そべっている
お日さまが顔を出して
おはよう、と挨拶したら
寝ぼけた虹はどこかへかくれんぼ
たまには雲に見つかって
雨を降らされ怒りだす
おどろいた雲は逃げ出し ....
春はそっとやってくる
毎年必ずやってくる
まるで地球からの約束のように

だから 私は放り出される
野原の真ん中に
「春の嵐」
真っ白な頭に昨夜の天気予報がよぎっていく

私は冬 ....
{ルビ縁=ゆかり}ない土地で始まった新婚生活

陽に映され灯る若葉

満ちて空と青で繋がるまるい海

遠くと結ぶ虹

夕日の滲む朱い山

足下に松茸がつるり 頭上にさるのこしかけ
 ....
おとうしゃん、おとうしゃん
三歳の息子が僕を呼ぶ

お父さん。

一瞬
低い声で
青年の眼差しを見た

もう彼の大人は
目覚めはじめてるのかもしれない

おとうしゃん、お ....
入っているはずの仕送りが
入っていない
不器用な父親が
たまには電話をかけてこいと
言ってるんじゃないかと
ふとそう思った
なにかに似ている

ハメ撮りは

なにかに似ている

充足と妥協の性的なスリル

ネット社会の救いようのない結末

なにかに似ている

ハメ撮りは

なにかに似ている

 ....
海からの放射線を

ぼくらはまるで海だと感じている

そのアリアは音楽の極北だ


無限とは広がる変数のことだ

この星に浮かぶすべての重力

海のうえには空しかなかった

 ....
明日、ね。
もし約束があったんなら
これから眠くなっても、
天までかかる梯子登って
気づかないうちに
君の隣にいるからね

振り向いたら
石像
とりあえず

混乱してます
そ ....
蹲る人がいる
外灯に照らされる
忘れられた石が
暗い道に耐えている
重い屋根の向こうに
ゆっくりと日が昇り
外灯が姿を消すころ
蹲る人は
石から
蕾へと
その内実の
姿を変えてゆ ....
五月の地表を離陸したこいのぼりたちは
太陽から吹いてくる風を上手い具合に活かして
素晴らしいスピードで重力圏を離脱した

それはこいのぼりたちにとって
反乱であり革命であった

こいのぼ ....
この世の中に
相手にされずに
不幸にならずに
この世に
家族として
愛される者として
幸せになるものとして
生まれてくる

それが
子供なの?

私は
生きることも
夢見る ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
君が居ればほのか3*08/3/22 1:40
「億万人の心の音」ベンジャミン20*08/3/22 1:26
We Need Nothing草野大悟108/3/22 1:21
スーパーマンになりたくて短角牛208/3/22 1:15
雨の流れかた水町綜助1108/3/22 1:09
西新宿四丁目界隈kauzak8*08/3/22 1:02
ありがとうパーキンソン草野大悟308/3/22 0:37
無題海月008/3/22 0:27
歩む方向408/3/22 0:13
コ ト[group]J.M2*08/3/21 23:56
こころのはしっこゆうと0*08/3/21 23:39
ホッピーな夜草野大悟208/3/21 22:49
カニバリズム小川 葉3*08/3/21 22:25
はちみつパイ愛心8*08/3/21 22:13
天体の誘惑吉岡ペペロ608/3/21 21:44
ひびきにあらず木立 悟108/3/21 21:06
サイトカイニン茜井ことは2*08/3/21 20:22
愚の骨頂因子0*08/3/21 18:05
邂逅六九郎3*08/3/21 17:54
ここ908/3/21 17:39
春の約束ましろ3*08/3/21 16:53
みちのくのまち1+*08/3/21 16:48
おとうしゃん小川 葉5*08/3/21 15:53
ふと桜 葉一408/3/21 15:28
なにかに似ている吉岡ペペロ308/3/21 14:58
海のアリア508/3/21 14:55
守りたい。日野 タマ008/3/21 14:53
蹲る人Etuji108/3/21 14:35
宇宙こいのぼり[group]大覚アキラ6*08/3/21 12:43
少しだけ・・・。妖刀紅桜2*08/3/21 12:09

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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