春 一つを
この大地に 零し落として

木蓮 水仙 桜

路地の片隅に土を得た 草草の息吹

空は華やぐ靄で満ち足りる
陽光は語りつくして

艶やかに花 花を荘厳する

春を  ....
わたしの中、唯一
開かれた小さな窓から
ぼうっと眺める

つながる点と、点たち
ペンシルが弧を描き
強弱をつけながら
行き先を定める

それは幾重にも覆われ
その鼓動さえも

 ....
とうさんとトドさんは、
似てるけど、
ちょっと違う。
とうさんはからだがおおきくて、
お腹もでっぱってるけれど、
だけどトドさんとは、
違う。

この間 ....
東京は 乗り換える駅が多すぎて
どれに乗ればいいのか
わからず 只 途方に暮れる
ありのまま
そんなものなど求めていない

哀しいことだ
乱れ狂わせようにも
交尾中のハエが見つかりやしない

同時性
騒音
リアリズム

せめてないまぜにしてから
こっちにこい
>静かな夜が終わって空が青くなる頃 >これが世界の終わりならばと確認するサイクルで >無情にもカーテンの隙間から >今また真っ白な日が昇る >それでも私は >呼吸していると云うこと >呼吸をすると云う .... 彼女がうたう

まーわるまーわるよわたしーがまわるー

ぐるぐる

どーーーーーん

うたう

まわりながらうたい続ける様を見る
実に滑稽

いい歳してさ
そのまま尻餅付い ....
まさか
こんな所に
XXクラゲが
いるとは
思わなかった

ぼくはたまたま
近所のコンビニまで
時速160キロで移動中に
道路のど真ん中に落ちていた
XXクラゲを踏んで
大クラッ ....
あの光を見るためには
少なく見積もって三昼夜を
眠らずに過ごさねばならない

昼に見れば
赤い眼は赤く
白い冠羽は白く
くっきりと残像を残すのだが
それは光ではなく
単に赤い眼であり ....
ニホンオオカミが
絶滅したのだと言う

友達がいないかわりに
家族を愛したのだと言う

満月の夜は
月に向かって吠えたのだと言う

満月だけが
友達だったのだと言う

ウ ....
テレビに切り取られた光景
権威に裏打ちされた光景が
僕らのリアルだ

同時代に同じ空の下で起こり得た
現実であろう光景

けれどその現実を
この目でこの手で確かめることは
間違いなく ....
{画像=080325021315.jpg}
日は流れ、
わたしは学舎を去る。

《過ぎた日に栄光あれ。
 来るべき日に喜びあれ。》

わたしは思う、
素直に祈りたい。

《別れ行く ....
外交的であるように見えて実際
怖いくらいに内向的な人ですねと
いってくれた人がひとりだけ
ひとりだけいて
瞬間、殴られたかのような衝撃と電光が走って
眩暈を起こして呼吸も止まっていたと思う
 ....
         080325

黄緑色の話し声がする
黄色い声をたしなめるように
大きな顔した男の声がして
電車の中は静まりかえり
黙々とメールを読んだりする
帰り道の通せんぼは
 ....
                 2000/04/21






死んだ君の眼を食べたいと思うことがある
白眼を向いてぼくを無視しているつもり
だけど120%意識しているのだろう
 ....
散る花を運ぶ水面にゆれる
ふたつの影は黙して語らず
罪と咎とをひとつに乗せて
高瀬の舟は川を下る

祈るかたちの手を血に染めて
ひとを殺した罪人だとは
見ても思えぬ有様の

夢に疑う ....
暖かな微笑を浮かべて
僕の話を聞いていた
君が居なくなってから
もう何年たったかな

そろそろ記憶も薄れてきて
君への呼び名でさえも
その通りだったか自信が無い

ただあの屈服した春 ....
高校二年で剣道三段のその生徒は
「30cmの棒があれば先生を倒せますよ」と
とても冷静な顔で言う
なのでシャーペンより長いものは
できるだけ持たせてはいけないと思っている

僕は六年前 ....
わたしの自慰は時にとても静かで
他人の頬の弾力を確かめる為にある人差し指の
爪と肉の間に舌先を押し当てます


これでいいんだ
高速道路は、おりしもの強い雨で、視界もひどく悪い。私はちょっと急いでいたので、追い越し車線をそのまま走ることになる。

120キロ。雨の高速では、あまりほめられたスピードではない。走行車線の方は、 ....
東口を出た歩道橋に 
一人立つ 
目の見えない 
フルート吹きの奏でる 
あめーじんぐぐれいすの 
音色を前に 

手押し車の老婆は通りすぎ 
土産袋を持ったサラリーマンは通りすぎ 
 ....
身体が放つものの速度を計れ、質量を把握して
その持物で、何が出来るかをよく考えな
優劣よりも先に個としてのポテンシャルの、性格というものをきちんと捉えるんだ
それが無 ....
浮気が亭主に見つかって
この人と重なり合ったまま
脇差しで串刺し
もう返事はしてくれないけれど
わたしはこのひとがすきでたまらないから
聞いてみたい
ねえ、わたしのこと、、、
でもま ....
此処に居る 意味すらもはや見出せず
ただ日々を 消化するのみ

嗚呼 故郷の風景は
目を瞑ると浮かびはするも
もはや私を呼んではいない
私の戻る場所ではない

何処へ行けばいいのか
 ....
春雨の降る午後 
私は一人傘を差し 
無数の蕾が開き始める 
桜並木の道を往く 

三っつ目の信号を曲がり 
学校に沿う坂を下ると 
傘を差す 
君の母が立っており 
喪服の私は頭を ....
咲き戯れる桜の花を
四角い形に切り出した
小さな匣がそこにはあった
私以外の人にとっては

皆は思い思いに指を差し出し
匣の中に隠された
生糸の水に触れていた
私はそれを黙って見ていた ....
「自分をよく見てほしい」 
というふうな 
ふんぞり返ったこころ 

「自分は駄目な奴だ・・・」 
というふうな 
しょげかえったこころ 

ふたりの自分の間で 
あるがまんまに立っ ....
愛を語るのは
愛が欲しいからである。
愛を語るのは
愛が必要なのである。

愛をtakeしたい。
愛をgiveしたくない。
愛のパラサイト
愛の乞食

金の為に愛を売る
金の為に ....
今期も残すところ実働六日です

計画達成まであともうひと踏ん張りです

強く持続した思いは、必ず物質化する、なんて

偉そうなこと言ってるもんだから

僕は間違いなく追いつめられていま ....
ナゼヒトハ

カンタンニ



『シネ』


『シニタイ』





カルガルシク

ユウクセニ

イザ

『死』



ムカウトナルト

イ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
春を 一つ 二つ 数えているアハウ308/3/25 9:54
わたしステーションこゆり8*08/3/25 9:37
「 とうさんとトドさん。 」PULL.6*08/3/25 7:32
都会燕(ツバメ)108/3/25 7:26
色気、の話FUBAR4*08/3/25 5:13
re:無知アコ008/3/25 4:36
自転する1*08/3/25 4:08
○×式大覚アキラ6*08/3/25 3:31
あの鳥は夜を飛ぶ[group]佐々宝砂7*08/3/25 3:18
ニホンオオカミ小川 葉308/3/25 3:06
現在のリアルkauzak1*08/3/25 2:14
決別の辞beebee3*08/3/25 2:10
喜びでも悦びでも足りない[group]鎖骨1*08/3/25 1:51
緑色あおば3*08/3/25 1:46
スプーン9*08/3/25 1:31
高瀬舟一筆2*08/3/25 0:57
祈りの季節松本 卓也108/3/25 0:48
「バンブーソード」ベンジャミン3*08/3/25 0:26
自慰因子3*08/3/24 23:31
チェイス インザ レインuminek...7*08/3/24 23:17
五線譜の橋  服部 剛17*08/3/24 23:14
だから教えも踏み抜いた足の数だけ在るホロウ・シカ...1*08/3/24 22:55
浮気が亭主に見つかって六九郎1*08/3/24 22:43
惰性で過ごす毎日燕(ツバメ)108/3/24 22:31
春雨の午後 服部 剛18*08/3/24 22:26
孤独井岡護1*08/3/24 22:14
「 背後の目 」 服部 剛3*08/3/24 22:03
Purposeペポパンプ3*08/3/24 21:25
祈り吉岡ペペロ508/3/24 21:24
ナニユエ〜ふと感じた疑問〜愛心2*08/3/24 20:54

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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