今がある
今に
合掌して
目を閉じる
そして



私もそうだが
百パーセントの
善人なんていない
むしろ私は
小鬼だったりする



歳月を
共にしてきた
この体 ....
窓の外 静かな光

時の うつろい 夢の跡

薄い血が 肌を青くする

治らない 痺れた右手


砂糖を溶かし スパイスを

煮込んだ液体に レモン汁


懐かしい笑顔 あ ....
あなたの不眠のグラスにこと切れた蝉
唇は一度たりともことばを選ばなかった

切り株から伸びたイチョウの若葉に懸想して
黄色い蝶は消えた風に捲かれて土手の向こう

黴のような憧れと忌まわしさ ....
居心地のよかった
一人の部屋を
すこしだけ
空虚に感じる
自分が違う場所にいるみたい

「元気そうだったよ」
私に手を振る母の写真を
シンガポールの父と妹に送る
そういえば
私 ....
鳥のように
花のように
深く静かに、
風が死んでいる
湿った潮気とともに
蒼いナパームの花の匂いが
甘く立ちこめていた
融けた日付が
なぜかナパーム岬を過ぎても
ヒロシまだ帰らない
 ....
人を悪く思うのが
一番よくない
人を悪く思うことほど
心身を消耗することはない
人を悪く思うのは
自分の心がそう思うのである
自分の心の鏡が
歪んでいたり汚れていたりするから
そう映る ....
 国家間同士の争いに

 終わりが見えないこの星に

 平和は訪れるのでしょうか

 名前も知らない若者たちわ

 争いに意義を感じているのでしょうか

 地球サイズのリーダー ....
顔を喪った花が、綿埃の森に、佇むように

みどりは、ふかぶかと ひかりを踊らせていた

空はあかく、地はぬかるみ、その実は浮し

苑を画いた、蛇足は、合わせ目の左を轢いた

終焉の斎、 ....
やらなあかんことなんかやらんと、
やらんでええことをやれ!
やった方がいいことはやるべきではないし、
やりたいことは間違ってもやったらあかん。
やってることはやめていいし、
やったことはもう ....
夜が明けるのか
日が暮れるのか
判然としないところに
留まっている

気楽に、穏やかに
心の深みに臨む
意識が覚醒する
静謐な孤独に包まれる
眼前の世界が
鮮明な輝きに充ちて
広 ....
日射しはキツイが
風は涼しい
もう夏も終わる

哀しみが深ければ深い程
喜びは大きい
いっそのこと大声で泣くことができたら
あとはさっぱりするかも知れない
もうすぐ夏も終わる
蝉時雨 ....
○「弓道」
年をとると
勝ち負けや昇段とかよりも
「続けられる」ということこそ
一番の宝物である

○「人生とは」
目標を持って
生きていくということだ

○「スマホ化」
子ども ....
何も伝わらなくなった
正しくないときに
言葉を費やし過ぎた呪いだ
骸骨になって
自分の中を旅している
あべしは改心しないまま死んだって言うんですよ
ステージが低いまま死んだって

おっと怪しげな宗教臭
そもあなたは改心の見込みがあるんですかと

ないな、うん、ない
四十過ぎて改心とか無理 ....
夏の空へと影送り
ぼくを見ていてね。
窮屈な世の中でもがきあがき生きる
孤独をさびしさと名付けたら
涙を流せる呪文になる
命を数える通学路
アリもミミズもカエルもタヌキも
ぼくと変わらず ....
少女たちの仙花紙は 
 つかれたからだで格子状にすがれていく
 タマシイは夜通し泣き明かすかのような

壁掛けの『轍さえない道』 
   原点:知識は底なしに、木の股から生え
   憶測: ....
先週の水曜日、コロナの陽性になったので、
体調はすぐに良くなったのだけど、
今週いっぱい、会社を休むことになり、
たっぷりとダラダラできた。
最近、疲れていたのか、何もしていないのに、
朝も ....
名物が猛暑って
ちょっと恥ずかしくないですか?
「あー、あの超クソ暑い」って
必ず言われるんですよ
しかも熊谷と争うって・・・
越谷に恨みはないんですよ
ないんですけど
ちょっとカッコわ ....
子供の頃から食べていた
安くて美味しい蟹蒲鉾

飽きがきそうで飽きがこない

不思議な食感があり
蟹の身に見えるよう作られている

子供の頃よりも今のほうが
何倍も美味しくなっている ....
○「終活」
川は
低い方へ低い方へ流れていく
年よりも
低い方へ低い方へ流れていこう
そして大海へたどり着こう

○「男女」
夫婦なのか親子なのか
わからない人たちが
増えている
 ....
まだ寝たくない
だけど寝なくちゃ
明日も仕事に行かねばならない
未来とか希望とか責任とかいう
くだらないもののため
勘違いするなよ
俺は骸骨になって
自分の中を旅しているだけ
だから世 ....
ただいまの返事がないまま18年
お早うもおめでとうもスルーして

今日をやっと迎えるのだが
ぼくに何を語るものがあるだろうか

もう年金暮らしのひぐらしが
やっと返事をする
人間の営為 ....
まず恨みがある
怒りがある
それの発散として
正義の鉄槌を
探しているんだ

えぇ、では正義が
八つ当たりだったと
そうなのです
政治批判も人道主義も
的を得たことがない

ど ....
霊感商法ってさ
文句言われてるけど
おみくじとかお守りなんて
完璧な霊感商法だからさ
お賽銭もそうだ
額の問題なだけで
本質的には変わりないんだよ
毎年毎年初詣時期は
神社仏閣はかきい ....
「わたしたちは、そこに いきる」

一山越す、肺
木の葉のそこに
片手をかける(上り詰める、マデ)
契りをむすんで
あと少しの灰

しょんべんくさいコトバに裏はないか
ともすればコバ ....
街は闇を内包していて





俺やお前みたいな



サブカル好きの


予定調和嫌いは




そっちに心を奪われがちだ ....
やっと静けさが訪れた
外は稲妻、内は冷房
ジョン・レノンの声が響く
夢と現の境にいるような
剥き出しの独りの魂のように
脳髄を震わす

此処が
天国だろうが地獄だろうが
構わない
 ....
愛(かな)しいので
相手のこころへ
ありがとうと言う
命と命は
重なり合う



楽しみたい
楽しめなければ
味わいたいな。
どんな物事にも
何かの味がある



また ....
星といっても
夜空を飾れるわけじゃない

夕暮れ時か夜明け前
ほんのひととき輝くだけさ

星といっても
自分が光ってるわけじゃない

お月さんとおんなじで
太陽の光を反射しているだ ....
未完成のキャンバスにまたクローゼットを描きあげる
フェミニストの、この一方通行の
吹雪を焚きつける、ハイライトは
自暴自棄のシンボルでまなざす、まっすぐに 酸性雨と膝枕を、
ところで 焦がして ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
※五行歌 三首「私の魂」こしごえ4*22/8/7 16:16
クラフト・コーラゆら022/8/7 14:06
幽霊よりも側にいてただのみきや022/8/7 13:09
流星mizuno...022/8/7 12:38
ナパーム岬atsuch...4*22/8/7 5:57
魔境zenyam...2*22/8/7 5:27
100年後佐白光1*22/8/7 1:25
したたかな、骨。あらい122/8/6 22:11
To doリストなんか捨てろ奥畑 梨奈枝222/8/6 21:55
人生のある一日ひだかたけし322/8/6 19:46
夏は哀しみの季節渡辺亘322/8/6 16:58
独り言8.6zenyam...0*22/8/6 14:03
詩人の末路やまうちあつ...222/8/6 12:36
宿題りゅうさん2+22/8/6 6:38
空へ影送り 命へ祈りかんな622/8/6 5:30
トレースあらい022/8/5 22:04
コロナ休みはだいろ122/8/5 20:08
熱中時代越谷篇花形新次022/8/5 19:58
蟹蒲鉾夏川ゆう222/8/5 17:57
独り言8.5zenyam...0*22/8/5 14:30
night is still youngやまうちあつ...022/8/5 13:02
ただいまのうたマークアーモ...522/8/5 9:07
しこり溶けたらりゅうさん122/8/5 4:51
桜田淳子狙撃事件花形新次122/8/4 22:36
temporaryあらい022/8/4 21:46
シティライツTAT222/8/4 21:24
うたは続いていく~疼痛発作の後にひだかたけし422/8/4 19:35
※五行歌 三首「あいましょう こころで」こしごえ1*22/8/4 10:38
金星の願い事st222/8/4 5:46
疎結合あらい022/8/3 21:26

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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