無数のまぼろしたち
紙を折り 飛ばし
しずく集め 飲み干す
無数のまぼろしたち
すれちがい かがやき
過ぎ去りつづける
追うものなく 請うものなく
海風は強く午後 ....
君が瞳を風に掠めて
雲が霞むを眺めるように
景色は目まぐるしく移りゆく
雨しとしとと降りゆく 風雪は渡る
この国の悲しみだから
見開けよ 出会うまで
瞼を閉じて瞳を厭わずに
....
痛みや
苦しみから
逃れられないで
突き進む
または
舞い戻り
もう逃れないと
身をふるう
そんなとき
ふと
わかるものがある
&qu ....
海の上には
風があって
波が起きて
人間は海から
生まれていて
今もまだ
心の中に
感情の波を
持っている
西瓜のように
まるい地球をぶらさげて
その人はやってきた
裸で生きるには
夏はあまりにも暑すぎた
冬はあまりにも悲しすぎた
ぽんぽんと叩いて
いまは食べごろではない
と ....
俺は男だ
いちごポッキーが大好きだ
何かおかしいか? 俺は胸を張って言うぞ
俺はいちごポッキーが大好きだ〜!!
おい男たちよ 大人の男たちよ
本当に男らしくありたいのなら 男の中の男になりた ....
080404
コレでよい
コレで
ひとかけらの土塊を
脚で踏みつぶす
粉々にしてから
ふるいにかける
乾かしては水を加え
塊にして
叩く
叩く
....
長い階段上りきったその先に
僕のお墓が建った
鹿に蹴られて
冷たくなって死んでいたのさ
僕の亡骸
あの山に眠ってる
迎えにこなくてかまわないよ
小さな舟に乗っていた
潮の香りが ....
080404
マーニーなんてイイながら
テレビを見ながら
英語の発音聴き取りながら
ピーシーの
今日のニュースを開いてる
読み終わった
新聞 ....
http://www.youtube.com/v/Sp2dnH5z4ew&hl=ja
海辺の
風の
吹き寄せる
部屋の窓を開け放って
泣きながら眠った君の
赤い頬に
唇に
愛の終わ ....
虹のようなところに
キャベツが生えている
抽選でもれなく
誰でも食べることができた
今日はマリーという人が
当選した
まだ生まれたばかりだった
自分のいる時代を一番いい時代だと言えないのは
情けないことなのだろう
ぼくたちは評論家ではないのだから
誰も彼もが分かったような顔をしたがる
夜のしずかなさんごの
いきをひそめる宵闇夜
青ぐろい街の空を
マンタレイが滑空するころ
天体望遠鏡をのぞきこんでいた
ちいさな天文学者は
ベランダで眠りこけて
あのちいさな星 ....
男と出会って記念日が生まれて
男と別れて記念日が無くなって
貼って 剥がされて
シールのように
私に残ったのは
自分の誕生日が刻まれた刺青だけ
誰かの誕生日を
....
気付けばなんにもない季節でした
冬の次は春であると教えられていたが
ごらんよ、
ここにはなにもない
雪景色と花の息吹の隙間
ぽかりとあいた時間
ごらんよ、
名前なんてないのさ
吹く ....
紙とペンとインクが相応しいと思った
相応しいというよりそれしか知らなかっただけなのだけれど
僕には普通の人のように仕事は出来ない
だからせめて書いていたいから
それだけだよそれだけ ....
この命、意味があるかは知らないけど。
いや、知ることは出来ないだろうけど。
スキナヒトたちのために、身を削りたいな。
そうしたら、どこか気持ちいいんだ。
(Mじゃないよ。)
....
絶望を混ぜるように
地下鉄の黒い壁
希望が現れたように
ホームに入り込んだ
その間に考える
あのとき 二歩ほど前に進めば
歩く足はどこかに飛ばされたかもしれない
浮かぶ ....
眠るとき
口づける ひと
いる あたたかさ
やすらかな日々
紡ぐ
しあわせ
書けないなあと
悩んでしまって
何も書けなくなるよりも
君が何かを書くことが
素晴らしい
君に何か書くことが
あるということが
素晴らしい
僕も時々
誰かに指を指され
笑わ ....
穏やかな日々というものがある
一日一日に
棘があり沼地があるのは
ほんとうは知っている
ひとびとは
うまく避けながら果実を探して
今日の美食を味わう
それでも僕は
虹の掛か ....
滑るように動く羽には じっと堪える足元が
爪先は息を殺し空に憧れる
バレリーナの脚をして 彼女は今日も笑った
三日月を捕ろうとしていた小さな女の子は
或る日欠けた場所を知り 深さに気付く
....
零れ落ちた想いが過ちのシミを残す
責める人ばかりで
生きていく資格が奪われていくようだ
人はそんなに強くない
独りで生きていくにはこの社会は冷た過ぎて
いつか心は凍死 ....
誰かを傷つけてしまうのに
世界平和なんて願えない
まして自分だけ幸せならいいなんて
なんで思ったんだろう
私はときに
音楽なんか聴きながら
夢の国を飛び回る
春の頭で
あの人を想ってみたり
私のものにしてみたり
きっと100年かかっても
叶わない恋だと
決め付けて
私はときに ....
風のなかで風を探して
気が付けばもう
誰も居ない
原っぱでひとり
終わることのない
鬼ごっこをつづけていた
少年はいつしか
風によく似た季節に
連れ去られ
四月になれば
アネモネと ....
周りには人が居るのに
一人ではないのに
何故かやって来る孤独感。
独りぼっちのような気がして
淋しく悲しくなる。
胸が痛くて苦しくて
体が冷えてゆく。
心に穴が開いてるみたい。
....
好物のベーコンチーズサンドに
下がる目尻
垂れたお腹
脆いんだろうか?
珈琲を啜っては新聞を捲る
秀でた額
背広を羽織り玄関から飛びだしていった
7年目の朝
いや、硬いかも ....
桜咲いて
笑顔でゆこう
新しい日々
歩いてゆこう
久しぶりの雨
途切れた雲の隙間
薄暗い街に明かり射す
待ちに待ったBrand-new day
春一番にコートがなびく
上昇気 ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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