くもり空のした
駅まで歩いた
人を見たくて
屋根もみどりに濡れて


鉄橋の金網から
山手線を見下ろしつぶやいた
とうとう今年は桜を見なかったな
こころを開けなかった

三叉 ....
芸術の巨大な 第一波

自己表現は為される( 成就! ?

白く塗り込められた キャンバス
書き留められた 文字
録音で魂が吹き込まれ
レンズが骨まで映し出す

芸術は自然を 追尾し ....
何かを求めて 足を早めた日も

探したものを見つけられず

膝を抱えたあの時も

何時も何時の時でも

君は君のままでいい

すべては答が決めるのではなく

どんな日の君の瞳も ....
そらの隙間
を、埋めようとして

   春に吹けば花を
   夏に吹けば草切れを

僕の僅かな体温で
そらのどこかに隙間ができて
そのどこかをえいえんに
、さがしつづけ

    ....
 優雅な衣装を纏ったうそが世界中を行進してる
 人々は笑ってりゃいいとうそが振舞う酒を呑んで酔うしかない

 教会ではカップルが神父のもと今日も華やかにうそを誓う
 街角では選挙カーに乗っ ....
チビでハゲでブー
何が欲しいか
バレンタイン
チョコが欲しい

何を上げたい
ココリコ、コッコ
持ち物以外の
全てを上げたい

心を売買しよう
私の心を上げよう
そのかわり貴方 ....
 雪も降ろうかという冷え込みに襲われた あの冬の日
 君は生まれ 私は逝く

 私が最期の吐息を零す頃 君は生まれて初めての光を感じた
 君の表情が忙しく変わるたび 私の為の悲しみは薄れゆくだ ....
走る犬に
舞い上がる砂
崩れ落ちる地を
超えて走りぬく

灼熱の下
疾走する犬は
帰らない

羨望と化す犬の走りに
もうどんな言葉も
とどかない

ただ生きることで
応える ....
黄昏時の丘 曼珠沙華の群生

緋色の絨毯 唱和する彼岸への祈り


少女は手に堕ちることなく{ルビ喪=うしな}われた

陽炎の向こうに見えるのは

あどけない影の ゆめまぼろし

 ....
僕の黒い革靴と
君の銀のパンプスとが
白黒市松模様のなめらかな床の上を
並んで踏んでゆく
とうとう此処まで来たんだね

誰も居ない 此の世の果てのバルコニー
数メートル先 白い手すりの向 ....
体の水分が78%ほど麦芽になったんじゃなかろうか
庭では鳩が騒音被害をもたらし
ブラウン管では官僚がこれまた騒いでいる
両親は既に他界
そして今祖母が死に向かっているそうだ
なんだかあべこべ ....
             080413




あめがふってきたので
  あめがふってきたので
    あめがふってきたので

雨が降ってきたので
今日のフリマは中止です
音の無 ....
  今日も私は甲板に立ち 
  {ルビ何処=いずこ}の空か知らぬまま
  一面の海を眺める旅人 

  手にした杯から 
  見下ろす海のさざめきへ 
  ひとすじの{ルビ葡萄=ぶどう}酒 ....
 赤い夜明けの子守歌。
 青い果実が交わす密談。
 緑の森に蝶の舞う音。
 黒の墓場に響く慟哭のオペラ。
 白兎が沈む沼のため息。
 黄金の地平を巡る聖歌。

 君は歌いながら旅をする。 ....
{引用=時計の針なら 少しのあいだ
止めておいてあげる
だから

世界を愛した子供らよ
駆けて
遊べや}





  (一面のひまわり畑
   おまえたちは
   その中 ....
闇に浮かぶ小さな橙色の下、
母は今日もいびきをかいて寝ている。
ぐう
母のいびきは、しかしながら母らしく控えめである。
中年女性のにおい。
皺が増えた、と、三時間ほど前、鏡を覗き込み呟いてい ....
{引用=?}


ルフトハンザが掠める
世界のわきばら
ねじれちゃって
うめく











{引用=?}


穴に咲く
アニサキス
 ....
   {引用=ケンタウルスの夜に


ケンタウルスの夜に
星屑を降らせよ

砂糖菓子のように甘くかたまって
壮大な橋をつくれ

研ぎ澄まされた露を舐めて
硝子の角を指先に絡ませて
 ....
ぽたっぽたって、
さくらが自殺してるよー
去年の知恩寺の廊下にのぼって見ている
真っ暗な庭で
夜中はきちんとほうったらかしにされたいね。
そのほうが、ずっとやすらかできれい
さくらの蕊がピ ....
{画像=080413012058.jpg}
ただ
生きているだけで、
疲れただなんて、
ぼくもいったい
いいかげんなものさ。
二十三の
ぼくの人生なんて、
いったいなんなんだろうと、
 ....
かみさま、
かみさまはつくるもの
だれかがつくったかみさまなんかを
あいつらはしんじきっている

ぼくはみえないかみさまなんかをしんじるより
いまめのまえにいるきみをしんじたい

 ....
他愛の無い言葉に紛れた
温もりに微かでも触れたくて
いつもよりおどけながら
どうでも良い話題を振ってみた

事情も聞かずに笑う声が
わざとらしく作られた優しさよりも
草臥れた心根に染みて ....
見ないでくれ、と
言わんばかりの波の光に
同じ波長を持って感嘆した

素晴らしい嘔吐だ!
(あと、どのくらい乗るのだろうか)

デジタル時計が点滅する
60のテンポ、生活のリズム
落 ....
カフェベローナ
カフェベローナ
深夜の丸太町通りで
ひっそりと灯ってる
カフェベローナは、
24時間営業ですよ こんなところで
あたしたちはいつも出会ってしまって
いい加減 気付かないふ ....
このぼくで、生きていく 天井に 暗がりで光る星のシールをはりつけたのは
たしかにシェルターのつもりなのでした

天の川みたいにね
あたし あちこちにひっぱりまわされたくないから
みんなが勝手にまわってくれたらい ....
地下鉄に住み着いた雉は
夕暮れの人ごみに混じる
500ページを越える雑誌の角にとまり
まだ見ぬ乗客を待っている

スーツ姿の男女が流れ込む停車駅で
誰も気にとめるものはいなかった。
誰も ....
それでも僕が君の手をとるのはきれいな気持ちでもなんでもなく
ただそこに君がいて欲しいからで、つまり
理由がどうのって話じゃないただの僕のエゴというわけなんだ
僕らはときどき流行のドラマを信じ ....
公園ベンチの裏にして
月光こぼれた
のですから

例えばこのマンホール
つまりは東京くるぶしも

ぐぁぁん
響くわけですよ

ひざが笑っておりまする
それでもステップ踏みませば
 ....
  駅前の信号待ちで 
  電柱に取り付けられた 
  盲人用信号

  杖を持つ白抜きの人の絵 
  その下の赤いボタンを 
  無性に押したくなる 


{引用=目を開いても盲目 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
三叉路のパン屋さんでふぁんバーバ...7*08/4/13 18:11
人間をめざすアハウ608/4/13 17:54
君は君のままでいいchoco3...108/4/13 17:14
そらのすきま[group]たりぽん(大...9*08/4/13 15:23
パレード山崎 風雅208/4/13 15:14
笑ウせぇるすまんペポパンプ4*08/4/13 15:06
一月二十六日ニシオギユウ108/4/13 14:38
走る犬Etuji108/4/13 14:14
夜緋≪よあけ≫の境界ニシオギユウ008/4/13 13:17
此の世の果てのバルコニー(Last Dance)塔野夏子4*08/4/13 11:18
ばちあたり智哉108/4/13 10:38
車引きあおば5*08/4/13 9:18
夕景 〜失われた美酒〜 服部 剛108/4/13 5:44
夜の童話ニシオギユウ308/4/13 4:58
おまえたちは黄色い海の中へとうずもれてゆくUtakat...308/4/13 4:33
響き4*08/4/13 4:23
アニキサス鎖骨1*08/4/13 2:44
素描もも うさぎ11*08/4/13 2:41
nice night for walk藤坂萌子308/4/13 1:49
人生なんて[group]beebee1108/4/13 1:18
創書日和「神」 かみさまの存在理由[group]ゆうと1*08/4/13 1:05
君の声が聞きたい松本 卓也408/4/13 0:47
豪華客船揚羽 欄符4*08/4/13 0:42
カフェベローナ嬢藤坂萌子6*08/4/13 0:08
_夢頭制作委員...008/4/13 0:06
スカイセブン405藤坂萌子408/4/12 23:52
雉は鳴かないブライアン0*08/4/12 23:51
それはとてもめずらしいかたちをしているホロウ・シカ...1*08/4/12 23:37
月光白痴naho208/4/12 23:18
「 通りゃんせ 」服部 剛408/4/12 23:00

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