(おとなたちは
 刃物は人に向けてはいけないと
 人のころしかたは上手におしえてくれたのに
 大切なひとのいかしかたは
 おしえてくれなかった、)



こまくの上で今一度 ....
この世には
古式ゆかしい
甘酸っぱい
そんな秘密があるようだ

夜を眠らずに
真摯の闇に歩けば
それはきっとわかる
自然と知れるもの
わたしは切ない恋をした

うすピンクのパンジ ....
ええ
主人のことは愛していましたよ
もちろん子供たちのことも
なぜこのような事になったかなんて
説明できないわ
(直接的な方法ほど
 恨みが深いなんていいますが)
私が包丁を選んだ ....
何をしても
ぼくの未熟さは消せない
むずかしいね、はずかしいね って言いながら
ぼくたちは日々をくりかえすのです


あのこのことを好きな理由は
いつの間にかなくなっていた
だ ....
街にほどかれて

悲しみがほころんで

ふらついていた


悲しまない

悲しむまい


どこかで僕らは

計られ

見守られ

さやかな風が運ぶ

なにを見た ....
デジタルは

繰り返すものの調べ

デジタルは

コピーされた微笑

デジタルは

言い聞かせられる快楽


人から

事象から

自然から


手帳は未来を記 ....
泡立てられたクリームはベッドで寝かしつけられた子供の夢そのもの
冷ややかな時の流れ身を任す私たちに、
つかの間にしては充分過ぎるほどの温もりを与えてくれるだろう。
そうして、客の大半は棺桶まで眠 ....
あのこの
スカートの
プリーツを
風が
ほどいていく

その
光景を
いつまでも
忘れられない



あのころの
ぼくたちは
輝いていて
まるで
かみさまに
 ....
とろけるように融けていく


「ありのままでいいんだよ」
君の言葉が
私の耳朶に響き
遠く五月の空まで
轟いていく
せーの、の掛け声で ふたり は飛び出していけなかった
一斉に駆け出した白いシャツたちは何処へ行った?

追いかけようか
いや、やめよう
ああでもやっぱり、いこうか

登りかけの坂の向う  ....
(メールで)

きっと起きてるよね

きっとどうかしてたんだ

おかしくなってただけなんだ

だから冗談だよ

本当にジョークだよ
水飛沫が飛び、
小屋から突き出た銃口が火を吹く。
猟師は手ぶらで家路に着く。水鳥はゆっくりと
水面の夕日を濁す、夕方。
線路を走る列車が、陸橋をがたがた揺らし
ボルトが緩みつつある。壊れつつ ....
流れる風
世の中は晴れ渡り
渡り鳥が舞い降りる
なんだか楽しい

落語は最後に語りを落とす。
何を血迷っているのかKさん。
どんな事をしても
今日の日は過ぎてゆく

体にオイルを差 ....
凍りつく寸前の
ずしり

それは
深い深いみずうみの

4℃
絶対温度で横たわる

好きです、って
告げたら最後

深みで眠れ
ことばよ

声よ
 
 
 
東京のさかなは
全然ダメです
死後
七日目ですかって
そんなことを思ってしまう

電車から眺めると
無数の家だ

孤独
の意味を私は思う

ヘッド・フォンで武装して
右側をガ ....
 赤紫の記憶は消せないみたい
 でも時は流れていて
 曇り空が晴れて今日神聖な今日晴れていて
 
 囲いから出たなら
 監視が怒るのは無理もない
 望みを絶つ言葉を塗りかえる言葉
  ....
太陽がブスブスと燃え尽きて
街がポツポツと独白を始める
厚化粧した流行が
人工の闇を闊歩する
巻き起こる風にそよぐビル群
氷だらけのジュース
灯りのない部屋に切り取られた小さな窓
ひとつ ....


眼を閉じるとそこは
金木犀の香る秋のベンチで
横には
もう何度も思い出しているから
びりびりの紙のようになってしまった
いつかの君が
黙って座って煙草をすっている
周囲がいやに ....
耳の奥で同じ音階を繰り返す午前二時に僕は落ちる星を見る
のを石の深く深くで彼女も感じ取る咲く花の一つとしてない荒野
一面の黒や白は幸福の象徴何故ならつまらぬ思考を黙らせるか ....
山のふもとで犬と暮らしている男はある朝
冷えた鉄を額に押し付けた


男は日の出と共に起き、歯を磨き、顔を洗った
薪ストーブの上でうどんを煮込み味噌で調味し食べた
丁寧に茶を淹れ、少し冷ま ....
     耳
     耳


フ_=




                                     於
                         ....
檻の中で過ごしていたようです
どうやら僕はあの頃のまま
で、居たかったのかも知れません

さようならが言えない僕が
鏡の中で嘲笑しても
あの頃の季節を覚えています
愛が憎しみに変わる前に ....
ソックス好きのサックス奏者はデラックスなフォクスのソックスをマックスまでサックスに装着。ルックス的にはハイソックスの方がオーソドックスであるがコンプレックスを無くすためパラドックスとしてあえてサックス .... 地下室で独りが笑い、地下室で一人が怒り、地下室で独りが泣く。
同時刻、地上の街では大勢が笑い、大勢が怒り、大勢が泣く。
そして、独りは、地上の街を悲しむ。
笑いと怒りと泣きの種類が独りとは違うか ....
?
エロティックな関係プラトニックな関係
浮気をされたとしてどちらが辛いだろうと
問われてエロティックな関係と答える

そんな青くさくて即物的な僕は
人の心の機微を分かっていなかったと
 ....
そうやって闇を光らせる、
例えば手をとって、
もう一度、
ただもう一度、

命に値段があるのなら、
ぼくはいくらつぎ込めるかな、

ひりひりと痛がった、
涙だけをのこして、
消える ....
あいじょう
というものをたいせつにしてください、と
卒業式のとき
せんせいからいわれた
あいじょう
というものはこういうかたちをしています
これはサンプルですが
たいせつにする練習に ....
鼻の下を長くしている
おっさんが
ジロジロこっちを見る

私はおいしくないよと目で言う

その目をおっさんが見る

キモイと小さくもらしたら
おっさんがピクピク動いた

よく見る ....
またもや不意打ちに
なげこまれたアクシデント
水面がざわざわ騒ぎだす
バリケードをはりめぐらせたつもりが
いつもほんの一瞬のスキをついて
とびこんでくる



ズン と重く腹にしずん ....
あぁ人はなぜ生き急ぎ
絶望の果てに死を見るか
現世に飽いたか後悔か
それを知るのは唯一人

電子の海のさざなみに
耳を澄ませ心委ね
瘴気を纏い没する様は
哀れというのもあまりあり

 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
たいせつだったひと、春日008/5/1 21:04
秘密よしおかさく...3*08/5/1 21:01
あかさたな限界RT408/5/1 20:58
水色ジェネレーションゆうと4*08/5/1 20:54
悲しみがほころんで吉岡ペペロ808/5/1 19:42
CHOICE THE WORLD208/5/1 19:36
そして、クリームの中で血が滲むプテラノドン308/5/1 18:53
光の子ゆうと1*08/5/1 18:16
氷解渡辺亘308/5/1 17:41
天へ行くmusi008/5/1 16:04
過ちはREMING...208/5/1 14:45
陸橋、棄てられた車プテラノドン108/5/1 12:31
ホリディーチケットペポパンプ6*08/5/1 12:19
4℃uminek...8*08/5/1 10:01
東京ヘッド・フォン16*08/5/1 9:22
今日晴れていて山崎 風雅708/5/1 6:40
退廃日報餅月兎608/5/1 4:51
君を思い出している吉田ぐんじょ...2508/5/1 3:34
鎖骨1*08/5/1 2:30
静かな生活[group]udegeu...2+*08/5/1 2:13
脚を食す時井岡護0*08/5/1 2:00
終わる時AKiHiC...208/5/1 2:00
クスクス木屋 亞万2*08/5/1 1:26
心の地下室で独りが笑ううおくきん2*08/5/1 1:20
破局[group]kauzak3*08/5/1 1:14
声に出すのが苦しいからとひっそりとつぶやくだけの日々が増えて ...春日3*08/5/1 0:52
サンプルのためのサンプル君の、208/5/1 0:12
エロレロレそらの とこ2*08/5/1 0:05
内面鏡渡 ひろこ26*08/5/1 0:04
[四行詩集] 死を憂う歌電子ノ猫人0*08/4/30 23:41

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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