昼間は耳の裏がやかましくて困る


私は昨日洋式トイレで尻子玉を抜かれました

My small ball in buttocks was pulled out by Western-s ....
素足に若草
浅く緑の
木々は萌え
目眩するほどに
花曇りの日なら
なおのこと
生まれたてのそれらは
やわらかに躍る

耳に愛しい鳥の名を
春になるたび
あなたに訊ね
匂い淡しい ....
自らの縁において、きみは
もっとも
われに返らされて、自己の
もとに戻っている、あらゆる外に
むかって、あらゆる外
から
解放されるように
きみのようであったら、彼女の
ように、包絡
していく

わたしの
ようであったら、夜に
彼のように、
そうあるかもしれないきみが、包絡して
いく、
数々の
星々


 ....
狂ったような人
そう見えるわたくしの目
素直になるのはどちらか知らぬ
心情を吐露したらお終いです。そうです。
それが示しているのだってそんなものじゃないの
遠回りはめんどくさくないか
知ら ....
君がいてくれるなら
君が幸せでいるなら
それだけでいい

少し 泣いたら
また がんばろう
夕暮れの風
優しく涙をかわかし
傷を癒してくれる

{注紅の葉=くすのきの新芽}
散り始めた うすべに
まぶしい{ルビ緑=あお}

春はいつのまにか来て
いつのまにか去っていた
悲 ....
君と初めてキスをした 瞬間の風の におい
君と初めて腕を組んだ ボクの足の 歩幅
君と初めてあんみつを食べた 時の 周りのカップルたち

べつに君以外の何かを思い出そうとしてるわけじゃない ....
 
鉄鉱石の蜜が街に溢れるころ
虫は人の文字の中で
急激に羽化を始める
かじると化学物質の味がして
その年はひどくうがいが流行った
水は水を乾かし
水は水を空席にする
証言台に立った女 ....
かわいい海が沈んだから憂鬱にも火が灯る
めらめらと燃える物欲しそうな目で5歳児が語りかける

お断りしましょうの歌が流れるコンビニエンスで
父さんは醤油を万引きした
本当はレジの女の子を強姦 ....
ああ嫌だ嫌だ
因業だ因業だ
こんなに晴れて空気の乾いた日には
きっとまた降って来なさる
かさかさかさかさ嫌な音立てて

お役所を
お済みになった
お役人様が
夥しい数の
お役人様が ....
角砂糖ひとつ、つまんだら分かった
冷めたお茶の底にもうひとり
わたしがいるの

少女は集合体で出来てる
丸いもの、赤いもの、風きり羽根のコレクション

もし彼女の身体を裂いたなら
 ....
遠くに浮かんだ憧れを 
指を咥えて見ていても 
訪れること無い幸福は 
舌を出して飛んでゆく 

路面に映る人影の 
胸に{ルビ嵌=はま}った丸い水鏡は 
誰もいない夜道を往く 
独り ....
カメラのレンズの向こう側 

(フラッシュの光る瞬間) 

やがてすべての人々は 
家族も友も恋人も-------- 
昔のままに時間を止めた 
一枚の写真に納まり 
見知らぬ未来の誰 ....
毒林檎を食べて死ななかった 白雪姫がいるように

姫というヤツは、毒より強い

ケダモノとクダモノとで できている

動脈と静脈みたいに 

ケダモノとクダモノが

体の ....
「幸せの{ルビ蜻蛉=とんぼ}」が 
空の何処かへ飛んでいったら 
わたしは畦道の案山子となり 
両腕をひろげ 
ひとりっきりで立っていよう 

 ``
  への 
     も へ   ....
晴れやかな空を風がわたるというが

晴れやかな空をわたるのは風ばかりではない

晴れやかな空をみる人もまた

晴れやかな空をわたる

晴れやかな空をみる人が

晴れやかな空に悲しみ ....
夕焼けを
陽が沈むまで見ていたい
そう思いながら
いつもかなわない
夕焼けを見るのは
いつも帰り道の途中
遠くの森は
暗く沈み始め
自分の影さえ
別の生き物に見える
世界のすべてが ....
殺人事件のあった部屋で
終始悲鳴をあげている誰か
飲み込まなくてよかった何か
気にとめないでよかった在りか
眼のかすみだと思い込んで
そこに居た影を忘れた



たちくら ....
青空に開いた無数の穴
そこからこちらを覗く眼球が
光はねじられ裏返され
それは星々の唾液
地上を焦がす
宇宙が足元に広がって
臭気を放つ
俺はその上を
サンタのそりに乗って滑っていくん ....
紙の水面から沈んでいく
鋼鉄の季節、眼はあなた
乾いた舌で皮脂の
履歴が記された頁を朗読する
排水機場の細かい部品が
錆びて赤茶けていく
ざらざら、その過程
時間はあなた
 教会の壁は白いものだ
 僕はそう思う
 緑色の夏の池の前に立って
 池の向こうの森に
 屋根と十字だけが見える
 教会に行こうとしないままに

  *

よく晴れた休日には
出歩 ....
もはや不味くなるばかりの煙を吐きながらその渦に、下手な嘘をマジな顔で吹き込んでみるたびに君と少しずつ時計の針の振り幅がずれてゆく。
僕はそんな秒針を飽きることなく眺めている。
「あれはいつの日のこ ....
 誰かと一体として生きることを望むのは
 愚にもつかない愚
 皮膚一枚を隔てた男(ひと)の中には
 わたしへの異物が渦巻いている
 
 さて思い切ってその内臓のなかに腕をつっこんで
 あな ....
私は薄暗い部屋に閉じ込められていて、毎晩(ここに来てからずっと晩なのだ)、手探りで秘密の通路を探す。私はいつもそれを見つける。通路を辿っていくと私を閉じ込めた奴の寝室に出る。秘密の通路は無数に穿たれて .... コーヒーに角砂糖を入れる
ろうそくの赤い光
サイホンの音
半日を振り返る

BGMに癒される
楽しくなる
何も考えない
脱力する

歯を食い縛り
気合を入れる。
午後も頑張るぞ ....
5月というのにこの寒さだ
風邪をこじらせてしまって微熱が出ている

昨日バウハウス展に行った
ドイツワイマールが生んだ芸術は無機質で冷たい

芸術は時代に生まれ、伝統的な技術が加わって新し ....
風船
たくさんふくらます

ぷうぷう
ふうふう

赤や
黄色や
青色や

マーブル模様は
お気に入り


全部自分でふくらます

今日のお天気よりも
私の気分が軽いか ....
環状線にぽつぽつと
浮かんでは消えていく煙草の灯かりをじっと見つめながら、
続け様に潰してみた青春は
涙では遅い、と呟く
煙草を消す仕草のような生き方をして
最後はやっぱり煙になんのかね
 ....
  泣き疲れてのぞきこんだ空も雨
  たわ言が散らかった僕の部屋
  窓を叩く春の音は春のままだった
  今日は木曜日
  朝顔のツルが絡んだ夢をゴミに出さなきゃ



  手 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ハクチューム残響英語木屋 亞万008/5/13 0:11
春おぼろLEO10*08/5/12 23:57
_こもん308/5/12 23:53
envelope308/5/12 23:38
一方向ちゃんののの0+*08/5/12 23:29
悲しい嘘はもういらない春日野佐秀208/5/12 22:41
夕暮れの風108/5/12 22:36
メモリーダイジェストもこもこわた...1*08/5/12 22:18
水の空席たもつ4*08/5/12 21:56
主観ジナビア午前2時キリギリ108/5/12 21:29
天、下られよ、我等が上に六九郎2*08/5/12 21:28
少女の行方は知れないミゼット0*08/5/12 21:25
暗夜の道 服部 剛208/5/12 21:20
献花 408/5/12 20:52
野薔薇るるりら9*08/5/12 20:48
案山子の顔 服部 剛008/5/12 20:36
晴れやかな空Etuji208/5/12 20:34
夕焼けにフクスケ208/5/12 19:53
いまの名前ホロウ・シカ...2*08/5/12 18:13
時計ぎよ008/5/12 17:15
水面たもつ408/5/12 16:55
夏の池水町綜助808/5/12 16:01
サラマンダーしろう008/5/12 15:23
異物伊那 果008/5/12 14:13
無題10010008/5/12 13:37
昼の喫茶店にてペポパンプ6*08/5/12 12:52
BAUHAUS西日 茜5*08/5/12 12:32
風船ふわり舞狐6*08/5/12 11:13
悲しみの流れかた黒子 恭008/5/12 11:01
僕は君の中に居る草野春心0*08/5/12 8:23

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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