ホンモノは強い

ホンモノは負けない

ホンモノは泣かない

ホンモノは格好良い

ホンモノは偉い

ホンモノは正しい

ホンモノは何でもできる

ホンモノは何してもいい
 ....
立ちすくむもののようにあるが
けっしてあきらめてはいない
落日の光をあびて
すてられたもののようにあるが
決意のはての姿なのだ
清涼な空気をさいて
鳥がなくとき
景観のさけめから
あふ ....
 ニンニンが餌をねだる
 初夏には寒い夕暮れ
 上の部屋からカップルが団欒を囲みながらこぼれる笑い声
 散かった部屋
 灯りが白々しい
 ニンニンが餌をねだる
 初夏には寒い夕暮れ
 ....
電車で
化粧するひとがきらい

優先席で足広げてすわる
わかものがきらい

コンビニの前で輪をつくる
強がってる中学生がきらい

昼間っから酒臭いくせに
舌打ちしてあるくおじさんが ....
もうウンザリなんだ

街に降る雨とか
喫煙所から聞こえる金切り声とか
食堂のサラダとか
ゴシップ紙とか

そういうものが僕をウンザリさせる


五月の憂鬱が僕を襲う


もう ....
私の秘密のお気に入り 
それは もう3ヶ月も停滞しているあなた
                           待ってるよ

私の秘密のお気に入り 
それは 昨日すてきな詩を書いたあな ....
 
水の上にアズキ大の、血豆がういていて。
そっと手に取ればペシャとなり。
不安はつぶれず、つぶさず

深い森の映画を見たあとからねむくて眠くて
気を失うように寝てたのに
まだ 眠い
 ....
山岸さんは、
もう いない。
おさるさんに似た顔で
さようなら
もいえず
むねにちいさく根づいたきずが
うずくのである
おさるさんに似た顔で
いま
さようならをいおう
山岸 ....
シャンプーの後に
お湯で泡流さないで
そのままお風呂出たよ
いい匂いだし
髪型だって自由に変形できるもんね

あんまり気に入ったもんだから
会社にもそのままで行ったよ
「課長そ ....
等間隔に敷き詰められた枕木
地平線の彼方揺らぐ陽炎
線路を辿り旅する二人
汽車とはしばらくすれ違っていない
水筒の中身は空っぽ
乾いた地面にしみ込む汗
サボテンの森からはコヨーテの唸り声
 ....
ポケットのビスケットが
粉々に砕けて割れた
壁にじっと押しつけていたせいで
鳥が飛び立つのを見たかった
小さなクロツグミが羽を広げるのを
僕はしくじった
ビスケットは無残に割れてしまった
 ....
                上
               この上
              どこまでも
             高く高く続いて
           てっぺんは見え ....
(1日目)
 身欠きニシンの煮付け
 餃子のスープ
 ヤッコ豆腐
 ほうれん草のお浸し

(2日目)
 酢だこ
 ソーセージ
 かき玉汁
 納豆

(3日目)
 サバの味噌煮 ....
光は緑に柔らかく

街道には

緑風が吹いている

五月の光は風なのか?


さくら散る幻の芥

街道には

柑橘系の白い香り

この国は違えたのか?


光は緑に ....
電車の窓を震えるように水の玉が流れていく
ピアノは旋律を増して世界を高ぶらせ
その中で私は窓を這う水玉を見つめている

世界は私に嘘をついている
本当は私は深い溝で取り囲まれ
溝の中に ....
             080513




筵旗を立てて
官庁街を練り歩く
憲兵隊長が駆けつけて
最敬礼するのを尻目に
犬が吠いている
雷が鳴いている
最後まで気付かなかったが君が涙いている

夜が明ける
窓を開ける
何時の間にか胸にぽっかりと
穴が空いている

もっと早く
もっと速く
現実から逃 ....
月夜の晩に

月に向かい
踊るのさ

サンバやチャチャチャは
無理だけど

虫の声と
風の音を伴奏に

両手をゆらり
ゆらゆらと

月をあおぐ
狐の舞

虫の声に
 ....
終わらない海を想像して
約束という言葉をちぎっては流す
冬が終わったら会いに行くから
そんな約束を果たせないまま
もう季節は夏になろうとしているので
出せなかった手紙は紙飛行機にして
非常 ....
雨戸をしっかり閉める
窓をしっかり閉じて
鍵をかける
電気機器のコードをすべて抜いて
ガスも水道も止めて
明かりも消して
それでも
どこからか音が聞こえてくる
時計の電池を抜いて
 ....
こうして死んでいく全てのありがとうにさようならをして横たわる。眼下を流れていく、ある程度フォーマルな日常。バニラエッセンスのにおいはどこにもいない。自分のために動いていたはずだったのに、なりたい自分に .... TVから溢れるノイズ
インターネットから溢れるノイズ
ブログから溢れるノイズ
ノイズ/情報の濁流

ヒトの生理的リズムを無視して
社会は勝手に転がっていく
置き去りにされた僕たちは

 ....
早く抱き締めて欲しいの
夜は寒くて暗くて
この闇が延々続く気がして
あのね、私は運命を信じていたの
この人こそが私の――

私が彼を変えてしまったのか
時間が彼を変えたのか
月灯が差し ....
山でもない 谷でもない
山の麓の沼で溺れていた

あの山の頂上に行く予定なんだと叫びながら
手足をもがいていた
蛙はゲラゲラと笑ってた

助けようとしてくれる人たちもいた
その沼は底な ....

わたしの家の郵便受けには
朝になるといつも
赤い花がいっぱいに届けられる
露を含んでぽったりと
流れ出しそうな赤い花だ
どこかにわたしを好きな人でもいるのだろうか
捨てるに捨てられな ....
平坦な

開示



凶弾

愚弄

かつ


失神

希望


明日

粗暴



差異


君と僕
おもいおもいおもい重い、

髪の毛を切って体重をへらして食べたものは全部吐いて
爪は限界まで切れ涙は流し尽くせ
服は脱いで心の中身は叫んで喚いて追い出して

それでもまだ重い

軽くな ....
竹藪焼けたら大惨事だから逃げたほうがいいのですが逃げ場はないのだ
自己満足の塊も割り切れば愛しいみたい
どう
わたしいいでしょう


あああー

まだまだそのかんじ


あ ....
はじめての出逢い
それは父親に肩車されてのこと

ガラスの向う側で
愛らしそうな顔して笹を食べていたっけ

何時でもいるのが当たり前
そんな存在でもあったような気がして
パンダってまた ....
大きめの呼吸をスーツの内側に用意して
品川改札から人の波にとびこんだら
高層ビルという名の大きな魚の口に吸い込まれていく
ちいさな私たちは、たぶんプランクトン
生産したり分解したりの役割の中で ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ニセモノ1486 1...2*08/5/14 21:27
Etuji308/5/14 20:51
山崎 風雅4*08/5/14 20:14
きらいこころゆくま...5*08/5/14 19:31
五月の憂鬱ピート208/5/14 19:27
【秘密のお気に入り】つむじまがり2*08/5/14 18:29
前夜唐草フウ5*08/5/14 18:20
山岸さんこしごえ6*08/5/14 18:06
お風呂で考えた唄 〜泡音頭〜tibet008/5/14 17:06
線路の向こう1486 1...1*08/5/14 16:52
温室石瀬琳々7*08/5/14 13:48
上と下choco3...208/5/14 13:13
3回の夕食ペポパンプ7*08/5/14 12:34
五月の光吉岡ペペロ808/5/14 9:31
溝を見ている小禽308/5/14 9:01
麹町あおば1*08/5/14 7:06
現実逃避智哉008/5/14 6:53
舞狐舞狐4*08/5/14 6:24
約束大覚アキラ508/5/14 1:21
[group]アンテ608/5/14 0:33
ピッピ308/5/14 0:07
情報社会kauzak6*08/5/13 23:57
孤独の夜AKiHiC...408/5/13 23:35
山の麓の沼sekka3*08/5/13 23:18
日常吉田ぐんじょ...1308/5/13 23:03
君とark-ey...108/5/13 22:21
重さ湖月2*08/5/13 22:06
過剰さんののの108/5/13 21:31
パンダなひと恋月 ぴの18*08/5/13 21:25
デトリタスku-mi7*08/5/13 21:09

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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