貴方が私を
引き出しの奥に大切に
仕舞い込んでくれたと
思ったあの日から
50年の月日が流れ



あなたは
素敵な奥様や子供たち
孫たちに囲まれて



私はと言うと
 ....
走る戦場に文字を投げつけてると
膠着した後、跳ねられました。

それは拒否ですね
戦いからも弾かれる
世の隅で土を掘り
突き当てた文字を
渡したかっただけなのに

今は黒い空を見て
 ....
"祭日。陰り"

Kの日記の最後
その後の唐突な終り
無造作に切られた
電灯のスイッチのように
Kは消滅した
何の感慨も残さなかった終り

"共感する& ....
魚の群れとか
飛び交う鳥とか
憧れて生きる
羨んで朽ちる

笑う神様
「聞いたこともない」
ヒト嫌いなヒト
「なんで生きてんの」

海の中潜る前に
言う ....
たんぼの土手に立つと
風が強くあたる

しろかきが終わり 
水の上に浮いている 
稲わらをとって
土手に集める
もうすぐ田植え
晴天の太陽が たんぼの水に輝く

強い風は水の上をう ....
お囃子の笛と太鼓で空腹だ

手をつなぐと、焼きそばが食べたくなる


{画像=080517220430.jpg}
死という観念が人間固有のものなのかもしれない

知ったかぶりのシかと思うときもある

こうして生きている、という特殊な事態をも私たちは理解するのに時間がかかる

他の生き物には、生きている ....
梁にしがみつく蝶を引き剥がすたび
親指と人を指す指が情けなく震える
コロシヤシナイカと懼れながら
ただ善意を偽って助けようとして
羽を掴む、その度に
燐粉が指先に着いてしまい
その後でゴシ ....
「就職おめでとう」

そう言われて渡された

腕時計です

黒い皮バンドの
文字盤だけの
シンプルがベストでしょう

それからいつも

相棒の腕で

一緒に働いていました
 ....
あなたのお陰で咲きました

白と黄色はあなたのようです

白は純粋で
黄色はほがらか

孫の世話で忙しい
お父さんお母さんにかわって
世話をしてくれました

なのに
あなたは哀 ....
あらから二年たったのですね

あなたは
また私を贈り物にして下さいました

好きな青いリボンをかけて

アルバイト先で知り合った彼女
暗闇を彷徨っていたあなたの
光になりました

 ....
チベットの暴動で 
無数の人々が血を流し 

四川の大震災で 
無数の人々が命を落とし 

僕の家の畳の部屋で 
今も横たわる祖母は 
三日後 
頭蓋骨に穴を開け 
脳の腫瘍にレー ....
暗闇が押し寄せて

冷たい驟雨は街を灰色に染めた

ミッドナイトを巡る 静かな宵

闇 深く 真実の時は流れ始めている
嘘をついたような蛍光灯の下で

折口信夫  読み止さしのページ ....
前に進め
半歩さがって
様子を見よう
タックルのように進む

男は筋肉の人間だ
女は水分の人間だ
歯を食い縛り
戦い続ける

ここから逃げ出せ
新しいメモリーを使え
人生はゲー ....
ワンダフルだわ。
煮沸後の沼にはワニを思わせる口先の花がいっぱい。
泥棒よけにいいみたい。チワワを与えて育つのよ。
絶好調なら万歳して。絶不調ならゲンナリして。
なかなか上手くはいかないものね ....
{引用=





漂流、……。



寂しさはほんとうだった
泣き真似がじょうずと言われて
反論もできずに



(14歳のころのはなしなんだけど/
あのさ、あたし ....
街なかで白い小鳥を配っていた
籠に入ったたくさんの小鳥を
小鳥配りの人が要領良く配っていく
受け取らないつもりでいたのに
いざ目の前に出されると受け取ってしまう
わたしが手に取ると
それは ....
詩や言葉が何かの中に見つからなくても
必死にならない 心配しない
外で見かけたらただひしっと抱きしめて
それからまたすぐ手放して
次からはそのことの話し手になれる
寝苦しい夜を終えた朝に母が言った

洗濯機の中を覗きこんでいると
その一言を思い出す
同じものを何度もぐるぐると網膜に回しながら

嗚呼、わたし、洗い流されてゆけ。
すぐ壊すから今は黙って

なじませた体温が心地いい

望まない答えは口づけて消す

上の空の貴方 貴方を失う以外

つらいコトなんて何一つ

わかんないまま
悲しいなら泣いてよ

水音で泣き声をごまかすから

逆様にした時計の砂は

またさらさらとこぼれる


残された時間にたくさんの

「おかえり」を伝えてゆくから
楽しい
苦の後は
楽しい
久しぶり

味噌汁が
うまい
歌が
うまい

リズム感バッチし
高音バッチリ
強弱メリハリ
気の抜き差し
朝日が崩壊した港で
人類を魅了していた
光の筋は届かなかった
万能の魔法は無能になり
知恵の実は腐臭を放つ

太陽がひしゃげて
穴から血が噴き出した
火山の噴火だと気付いた
空からは ....
軽やかな羽根

振り子

絶望と幸福の永久運動

不安と絶望の境目はどこだろう

グラスの音
立ち上る泡
磨かれた床

硝煙にまぎれたダイアモンド

虚ろな日々とささやか ....
君は生きてはいけないのだよ。


でも生きたいの。
どうしたらいいのかな。 
カタツムリが原稿用紙のそばでくるくるしたので
私はキャベツを持っていった。
キャベツがカタツムリの
滋養強壮になるかは知らない。

もしお手すきでしたら
皆さん
アジサイのそばの
カタ ....
空に目を上げるとあなたのにおいがした。 親指にのせたコインを
天井にむかってはじく

くるくるとまわるコイン
僕は一緒になって見上げていた生徒に

「これが放物線になるんだよ」と

たとえ真っすぐに上昇しても
その速さはだ ....
あの町に寄り この町に寄った
その街に行き その街から去った

幾日もの歩みを 無為に過ごし
幾多もの景色を 眺めた

感動は できなかった
それでも 無感動ではいられなかった

い ....
key:C


(前奏)Am、F、G

Am、F
綻んでく日々
繕った縫いぐるみ
ツギハギだらけで

投げ棄てた全て
「甘え」と呼んだ昨日
間違ったのかなぁ
 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ウェディング・ベルHonest...4*08/5/18 0:15
カケデスト木葉 揺5*08/5/18 0:00
きょうフクスケ208/5/17 22:53
『aquamarine』/歌しろいぬ008/5/17 22:53
恵みに砂木8*08/5/17 22:15
祭りの夜に今日は終わらないたりぽん(大...308/5/17 22:12
「生きる」という種目ever208/5/17 21:45
埋める火の熾きpur/cr...508/5/17 21:44
@腕時計貴水 水海108/5/17 21:37
@水仙008/5/17 21:34
@すずらん Ⅱ008/5/17 21:33
「 ドリームランド 」 服部 剛1*08/5/17 21:25
帝都の驟雨アハウ5*08/5/17 21:17
ファイヤーペポパンプ7*08/5/17 21:14
ルートらんりん毒キリギリ108/5/17 20:41
wait春日2*08/5/17 20:33
できごと小原あき34*08/5/17 20:24
必詩海里2*08/5/17 20:00
白昼夢[group]士狼(銀)5*08/5/17 18:26
砂の器[group]衿野果歩4*08/5/17 18:01
神様のおかえり4*08/5/17 17:55
カラオケペポパンプ4*08/5/17 17:37
過渡期木屋 亞万2*08/5/17 16:28
昨日の出来事月焦狼308/5/17 16:17
あのね。すぬかんなが...208/5/17 16:11
あのね。カタツムリとキャベツ。008/5/17 16:04
きゅうん。4*08/5/17 15:16
「放物線」ベンジャミン4*08/5/17 12:24
丘の上で涙する影ひつじ雲208/5/17 11:54
『bug』/歌しろいぬ008/5/17 10:56

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