精神が折れている
水道のカランの水漏れを修理するのを
交換の必要な内弁と
修理の為の工具を買ってきてから
二週間以上も先延ばしにしてしまった
確としたやる気が起こらない
明日野郎はバカ野郎 ....
たとえばワクチン打ったら翌日、死んでいた
なんて人が少なからずいるんでしょう

報道が取り上げるべきは
そういう人たちだったのであって

この度の不始末、語り継がれることでしょう
一人だ ....
ドアスコープ、ドアホン
居る
小さな刃物のつめたい先端がお守り、待ち構える
なにを?
ぼくの
ゼリー状になった
まっかな
しょうどう
なにか言ってる
同じ音を繰り返してる
ぼくにも ....
小さな顕微鏡を買って、死んだ虫や死んだ葉、花びら、砂粒、髪や皮膚のカケラなんかを、どこまでも大きくして遊ぶ
覗き込んでいると、僕が世界だと思っているもの、それがひとつなどではないことがわかる
そし ....
静けさの含み持つ何か 
自らの心落ち着いた時に
期せずしてやって来る何か

過去へ遡行しながら
未来から到来する
未来から到来しながら
過去へ遡行する

胸奥から込み上げ溢れ 溢れ込 ....
ハハは真夜中になると
冬のある、電気ポットに まだ幼い鶯の、
恋を
香ばしい、縁 で。
のんでは。
首と傾げて
チチ、と ないた
父、とは
汚れた手を添えると また仄かにぶり返した 望 ....
「それは出来ない。ライランテの諸国家では、内政干渉は禁じられている」
「それは平時の場合でしょう。今もしや、再び戦乱が起きたとしたら?」
「それはない。アースランテもファシブルも、今や戦いをする余 ....
そこは、地下室のような場所だった。辺りは薄暗い。
しかし、盗賊ヨランには暗視の能力があった。
その隣で、エイミノアは逡巡している。
「ここは、きっと牢獄のようなものでしょう」ヨランが言う。

 ....
指に指の毛が生えていること
永いあいだ、すっかり忘れていた

まだ僕に夢も希望もあったころ
いつかの祖父らと田植えをしたのに
anataなにをいっていますぬん あたりまえの
物事が
ありがたい
いのちの
ふしぎ



暗闇をぽつんと
独り
聴いていると
宇宙の魂の歌が
私の魂にひびいてくる



魂という
命は
愛に
帰 ....
僕と喧嘩をしようよ
君の星とはこんなに離れてるから
たとえ光の速度で移動出来たとしても
明るい話題も届く頃には暗くなっちゃうね

僕と喧嘩をしようよ
あまりに時間がかかるから
君は怪獣に ....
チーズ

雪解け

かりんとう
衣擦れの音が
耳に心地よくて
寝たふりを続けるから
もう少し
歩いていて欲しい
未舗装の砂利道の上、うろ覚えの英語でルー・リードのWalk on the wild sideを口ずさもうとするんだけれど、あらぬ方向へ跳ね回ってどうにも様にならない

緩んだままのスニーカーの靴紐 ....
父も母も自称詩人で
17人いる兄姉の14人までも
自称詩人だ
残りの三人はフリーターだ
ちなみに6人いる弟妹は
放火犯だ
そんな私は
生まれたときから
自称詩人だった
現在62歳だが ....
降りていく
夜空の底へ
降りていく
瞼を閉じて
降りていく

やはらかなそこへ
そこなきそこへ
はらはらはらはら舞いながら
やさしいことのは散らしながら

降りていく
宇宙の底 ....
夜をあたたかにする
二月の雪は
ほとんど真っ直ぐに降る
小石を詰めた財布が
昏い水に沈むように
アバタエクボの氷塊[不透明]と剥がれかけた包帯、そして瘡蓋
っああハあ……ァッィ……うやっァ゛ン+特にこのネコのこと
引っかき傷を収められたばかりの黄土色の日焼け跡をくもりがらすは。
だらしなく ....
その時、窓ガラスの割れる音を聞きつけた衛兵たちが、
部屋のなかに駆け込んできた。「オスファハン様、どうしたのですか?」
「遅いぞ、お前たち」「はっ、申し訳ありません。そして、その者たちは?」
「 ....
(この短時間に、話をエインスベル様のことへ持っていくとは……)
エイミノアは、感嘆していた。盗賊ヨランは、ただ者ではないのかもしれない。
エイミノアは、ヨランとオスファハンとを交互に見つめた。
 ....
まだるいベッドの上
まるどらのはみ出した先っちょを不意につまみ上げると
焼きマシュマロがどろりとクラッカーからずり落ちた
ああ果てしなく伸びていくだけの朝
しかしこのだらくは健全である

 ....
目をつむり
こころの
闇を見つめると
聞こえてくる
光もある



どこを見るともなく
宙を
ぼんやりと
見ている時がある
どこかのここで



宇宙が生まれてからずっ ....
花先が指に触れる
雪の際からとけていく六角みたいに
わたしの指が花の熱で
輪郭を失っては蒸気になって
この空に還る
いまここに
この場所に
花先に恣意はないのに
わたしが勝手に崩壊して ....
水を つつむ グラスを
つかむ 指を ひらく

床に着くまでのわずかな時間にも
水はこぼれてる
それまで包まれていたものが
ゆっくりはじけた

みじかく鋭い悲鳴が
こんなにも全てを変 ....
ささやく 残照の海
なれた 忘却の罪
水は 空と結ばれ
夏の 夜をことほぐ

うたうべき歌を秘め
ひとり影だけを踏み
あの人を想う

気化した銀が まるく冷え
やがてひろがる 天の ....
一部、前言撤回になるかも知れないが
与党の積極財政派の議連の議員、二人が
与党の骨太の方針に
財務省が数年の間に亘って仕掛けていた
国の社会福祉以外の支出の増大を
年間330億円しか認め ....
役に立たない
あいつ死刑
顔が嫌いな
あいつ死刑
じじいもばばあも死刑
死刑、死刑、死刑、死刑
死刑、死刑、死刑、死刑
求刑は死刑

被告人は死刑
弁護人は死刑
検察官は死刑
 ....
何処にも行き着くことはなく
そっと明かりを灯すように
静かに確かに歩んでいる
過程にのみ意味が開き
繋ぐ意味に花が咲く
そんなひたむきな息継ぎを
ただただ静かに晒している

(目眩くよ ....
ながれるようにsuka
iはいはいはい

の ろんごろん もち
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
「精神が折れている」ジム・プリマ...2*22/7/8 10:47
憂鬱、第四波りゅうさん122/7/8 10:02
珍客凪目022/7/7 22:31
七夕122/7/7 22:19
フルサトひだかたけし8*22/7/7 18:48
夏の座敷牢あらい122/7/7 17:14
オスファハンと盗賊ヨラン(九)[group]大町綾音1*22/7/7 16:52
オスファハンと盗賊ヨラン(八)[group]1*22/7/7 16:51
田植えクーヘン10*22/7/7 15:20
honjyaIN0RI022/7/7 15:10
※五行歌 三首「いのちの ふしぎ」こしごえ1*22/7/7 14:22
妻咲邦香022/7/7 11:36
令和4年7月7日(木)みじんこ2*22/7/7 0:21
束の間坂本瞳子1*22/7/6 22:22
夏の始まりちぇりこ。322/7/6 20:21
自称詩人の履歴書~へだけこくし花形新次022/7/6 19:06
むおん ちんもく むげん むていひだかたけし5*22/7/6 18:49
五行歌222/7/6 17:39
めめんともりをゆくあらい022/7/6 17:12
オスファハンと盗賊ヨラン(七)[group]大町綾音1*22/7/6 16:32
オスファハンと盗賊ヨラン(六)[group]1*22/7/6 16:31
まるどらロッキー自由美学022/7/6 12:03
※五行歌 五首「命にありがとうさま」こしごえ2*22/7/6 7:01
花先が指に触れる万願寺2*22/7/5 22:39
つつむsoft_m...122/7/5 21:59
七夕122/7/5 21:43
「一部、前言撤回になるかも知れないが」ジム・プリマ...1*22/7/5 20:02
死刑花形新次122/7/5 18:51
永遠ひだかたけし7*22/7/5 18:36
mochiIN0RI122/7/5 17:12

Home 戻る 最新へ 次へ
399 400 401 402 403 404 405 406 407 408 409 410 411 412 413 414 415 416 417 418 419 420 421 422 423 424 425 426 427 428 429 430 431 432 433 434 435 436 437 438 439 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
2.7sec.