アテネ・フランセの
フランス人のフランス語の先生に
彼は恋をしました
ジュ・テームあなたが好きです
彼のフランス語が通じません
日本語も通じません
ミラボー橋の下を
セーヌ川は流れるそう ....
北へ行く
体が/冬の凍てつきをやり過ごし
獰猛な春のうごめきに
耐えられるだけ
耐えられるだけの力を
回復したならば
北へ行く
氷を
待っているがいい
そこで待っているがいい ....
How many times did you call 119?
Neighborhoods no longer care about you.
They say;hey you got si ....
{画像=080612025137.jpg}
デジャヴ 昔あった情景
窓から見えるカップル
通り過ぎるファミリー
どこかで見たような記憶
*
デジャヴ 昔 ....
『オラァ基督教徒だっぺ』と言うと、大勢の人間から怒られる。「おまえはキリストについて知っているのか?」と尋ねる人から「キリストは虐殺宗教だ」と言う人、様々である。
かつて大槻ケンジが実の父に ....
{引用=
地下の明かり取りの窓から見上げると、五月の太陽の眩しい頃に葉っぱを押しのけるように咲いていたツツジは枯れ萎み入れ代わるように(雪の頃には枯れ枝のようにツツジの植え込みから突き出していた)紫 ....
枯れ色を顕わにした麦畑は
豊穣の実りを得て
収穫を待ち受けている
その風景を見慣れない僕は
寂しい色としか捉えられない
咲き競う花々
明るく輝く若葉
新緑が萌え立つ季節に
....
世界があんたを揺らして起こすなら
共鳴しよう
水色の液体を洗面器に注いで
空っぽの浴槽に船を浮かべて
30数えて
バスタブに亀裂
丁寧に
丁寧に
穴に潜りこんだ兎が
耳はいらないとい ....
知らないことは知らないと
素直に認めてしまえたら
もっと成長出来るんだろう
"聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥"
わかってるはずなのに
無駄に高いプライ ....
{引用=
近づいたら
遠ざかる
きみの性格
よくわかる
かげぼうし
踏んづけて
石蹴りしながら
帰ったよ
おいしそうな
においがしてる
焼き魚かな
カレーもいいな
....
扇風機なあなたに。ふきとばしてください
シャワーなあなたに。うるおしてください
百円ライターなあなたに。もやしてください
植木鉢なあなたに。うめてください
そばにいたくなる。なにかをください
梅雨の晴れ間にでかけた海で
潮の香りを楽しんでいる君
白いワンピースがひらめいて
そのいたずらな風さえも
まるで子犬をからかうように
君はすらりと笑い飛ばす
そんなんじゃ日焼けしちゃうよって
い ....
これは秘密のことば
辱められるでもなく
この部屋は
蒸発を続けている
届かないところで
届かない息をしていた
一日に気付かれぬよう
毎分数センチの ....
みえない
というよりも
みたくなかったのです
ははのしを
かなしいなみだはながさずに
きみはろくがつのはなよめになって
いきるよろこびをちかった
そこにはいない
きょうのひが
ははに ....
会議をサボッて
帰りに寄った
夜の教習所
開いた
校舎の窓
路上運転までの
待ち時間に見下ろす
校内コースを
のろのろ走る
初心者運転者達
あれは日中の僕だ ....
君とずっと話している
僕らの間には水たまり
いろいろ溜まっている
涙怒り汗悲しみ唾喜び不安
水の底にはくぼみがあって
深い溝に感じられるけれど
目の前のたまりはずっと
僕らの関係を深く湛 ....
080611
六月になると
ブラインドを用意する
晴れたら暑い季節です
陽に焼かれ
暑いのは我慢して
幼い声でいわれても
降りるつもり ....
最初の紋白蝶は
どこから来るんだろう
それを
君に尋ねてみたいけれど
妄想自動車
走る雨の街
たぶん君は
できるだけ丁寧に答えてくれるんだろう
損な性格
わたしの感覚 ....
雨に浸されて
ぼくのジーンズは裾から濡れだす
(ねぇ 君のカーテン
いつかすはだにまとうはずの、
快晴のあお・・・・・)
ぼくは今日も雨だったんだよ
軽く頭をこづかれ
....
気に入っているお店のお惣菜コーナーから
たこ焼き 十個で298円を購入する
マヨネーズ 紅しょうが つまようじ付き
大型スーパーの駐車場は広い
混み合うお店のすぐ前から ....
小さな苺畑には
小さな白い花が咲きしめ
夜には小さな彼女が眠る
苺の香は心を癒し
さやさやと風が髪を洗う
彼女は月の夢をみる
そうしていつしか旅にでる。
ふんわりやさしく控えめだけど、何か芯の強さが伝わってくる
どこかお茶目で どこか大胆で どこかたくましくて
つらい気持ちを乗り越えてきた 魂の強さ
あなたの恋は実ったのでしょうか?せつなさは? ....
よく考えてごらんよ
僕達は皆違う生き物なんだ
それを仲間って言葉で
同一かのように見せてる
おかしいよね、
それって凄くおかしいよね
自分の事さえも理解してないのに
他人を知った ....
抱きしめるのだ
抱きしめられたように
ときには
生涯をかけて抱きしめるのだ
そのことにより
水は底まで澄み
風はふたたび生まれて流れはじめるのだ
抱きしめるものの眼にかわり
月は
修 ....
***
シルバーの空に映り込むことを知りました
もう
春とは違うよと教えられ
枝先からこぼれそうな
それも
また
みたことのあるカラーでした
***
子どもの頃夢中で集めた
爪楊枝でできた小さな旗
戸棚の奥から急に出てきて
捨てようか一瞬悩んだ
デパートに行く日は隠そうとするから
着いていきたくてだだをこねた
5Fのエレ ....
川の向こう側から見る僕の街はこんなにも虚ろだったか
長雨を全て天に突き返すかのような強圧的な陽炎に揺られ
幾万もの人間の疲労と鬱屈がうごめいてやがる
ゆく川の流れは絶えず ....
そこには、なにもない。
あるとしたら、
なにもない。ということぐらいかしら。
君はベランダの向こうの空を眺めながら
まるで、詩を朗読しているかのような雰 ....
やらなければいけないことが
たまっている
そんな時にかぎって
思い出すことがある
親水公園からの帰りみち
あの
ふたつめの花がかわいかった
と聞こえたのだけど
あぁ
と ....
{引用=見上げた空のたかさを
とおく 感じて}
皮膚はまるで
とうめいなガラスのようだった
ふりそそぐひかりを
全身で吸収していく
こころに咲いた
まだせかいを
知ら ....
4154 4155 4156 4157 4158 4159 4160 4161 4162 4163 4164 4165 4166 4167 4168 4169 4170 4171 4172 4173 4174 4175 4176 4177 4178 4179 4180 4181 4182 4183 4184 4185 4186 4187 4188 4189 4190 4191 4192 4193 4194
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
4.88sec.