それは食べられますか?
じゃりじゃりしてませんか?
気を失いませんか?
それは美味しいですか?

そこには信頼がないと
食べられません。
そこには愛が込められて
います。

特別な ....
               080815



着地点が近すぎる
踏切の足がとまどう
利き足が不満を述べると
利き手がなだめ役に回る
踏み切り板がサボタージュする
砂場の砂は少しだ ....
 
命と
命ではないものが
同じ重さで
釣り合ってる

木陰で呼吸しながら
人はもっと
賢く生きていけた
 
午後、砂利道は続く
消しゴムでは
届かないところへと
 
打ちどころが悪いと
ひびが入ってしまうものでしょう?
ガラスでなくとも

うまく打てさえすれば
いい音で響いたりもする
それが花びらのようなものであっても

問題は
打ちどころ
 ....
夏空の青色は完璧な色をしているが
綿菓子になり損なったみたいな
散らばりかけた残念な雲が広がって

夏の始まりからその陰に隠れていた
終わりがそっと顔を覗かせている

木蔭には脱皮に失敗 ....
 
友だちの
りんご畑から
りんごを盗んでしまった

十数年後
街でばったり
友だちに会った

一緒にお酒を飲んだ
ふところには
あの日のりんごが
ひとつあった

りんごは ....
いつも手を伸ばすとそこにいた
ずっと続くと思っていた他愛無い日々が愛おしい

くだらないこともどうしようもなく笑えて
時に息がとまるくらいお腹抱えて転げ笑ってた

おにいちゃんのようで友達 ....
(わたしいつも朝の顔で
(とおくをながめて
(とびたつ機会をねらっては止め
(ひかり おいかけたがり
(汗さえも、ほめてくれる
(どっしりとした、くもくもく

(優しい網の眼で
(どこ ....
生きながらえる意味など
この世にはない

詩人の宴はこの場所にあり
終焉まで人々は戯れる


何人は明日を見ないでいて
幾人は今日を最期と考える


断ちこみだす会話には
ロジ ....
掌の上で転がしたビィ玉
逆さまに映るのは誰だろう
愛されていたい――

叶わない願いでも
遠くで寡黙に銃を構え
貴方を見ているから
許して欲しいよ
この気持ちは偽りじゃない
誰の者に ....
それは
細く透明な糸に操られた
いっぺんの羽である
淡いひかりに温められた石のうえに
ふわり、着地しそうにみえて
寸前で自由に浮上する

どこかへ帰着しようなどという
よこしまな結び目 ....
それは、あまりにも失いがたかったのですが
みずいろの中で
其の風がひとり花占いをしていたので
とても寂しく思ったのを覚えています。


花は
時にわたしのなかを駆け巡ると
 ....
 
いつもの
一日がはじまり
暮れていくだけだった
はずなのに

雨が降ってる

屋根を叩き
地面を濡らす
音が
ただしてるだけ

このまま
すべてが終わるまで
 ....
勝ったとか 負けたとか

誰のものさしで言ってるの

本当のことなんか 誰も言わない

知りたきゃ 自分に聞くがいい
黙祷
という
防災無線の声
目をつむると
蝉の声だけがうるさく
じりじりとまるで焦げ付くように
太陽が見下ろしている

これが
平穏
というのなら
ぼくたちは幸せにならなくて ....
髪からはずした指で頬杖をつく
汽車の窓をみつめて
腕組みしながら眠るあなたに
微笑んでみる

間違いといわれて問わずにいられない
どんな女が好みでしたっけ

もうすぐだよ おきて
少 ....
胸騒ぎを抱えたまま
首を横に振って
私は私の日常をこなした

五つの文字が木霊する

臆病な君
オブラートで包まれた叫び
白い包帯
最後に望んでいた事

五つの文字が木霊する
 ....
力強い波の音

体の芯まで響かせて

荒々しく波

水面は留まらない



動き続ける

常に新しい顔見せて



洗い流せ

洗い流せ

蹲るこころ

 ....
あたしは今夏にいる

光があって、温度がある
海も眩しく、人も眩しい
空は青くて、水も青い。
汗が流れて、夕立もある

水と太陽

でもね。夏が終わると

かなしくなるんだよ。
 ....
信じることと縋ることはともすればよく似ている
喋り過ぎるものはそれについて依存している
夏は決まって暑くて蒸すから色々がよく腐って臭い出す
わたしは四角を中心に据えてから円を上手に書くこ ....
{画像=080805021846.jpg}
人は眠る時
幼児のように身体を縮こませ、
頭を頷くように祈る。

その姿はもはや
眠っているのではない。
魂ははるか遠くに飛翔し
彼は祈って ....
黒は流れる。




私の白い腕を。




黒は描く。




風呂場のタイルに
不思議な模様を。











 ....
{引用=




青い闇の水をたどって
近づいてくる
紅斑のある
白い身体

永く向き合ったまま
微かに身体を
揺らす貴女



 どうかこのまま…

 幸せすぎる ....
カレンダーに埋まった部屋を捨て
ベランダの柵に腰掛け
昨日から漏れてくる声と対話する
ずいぶん意見の合うやつだ
好きな食い物が一緒だし
口癖もどうせだし
財布の中身もよく似てる
大抵俺の ....
観覧車で
高く 低く
回っている

ような


メリーゴーランドで
遠く 近く
回っている

ような


そんな錯覚も
ある

けれど

ふと
思い返すと

 ....
お前、その歳で病院辞めて
老人ホームで何してるのさ。

歳を取ると若い時と違って
目も、歯も、膝も、腰も…
病気になることも、仕方ないことなんだよ。

体がどんどん悪くなるのは、当たり前 ....
友達はみんな


僕が傷付き倒れても


先へ行ってしまうだろうね


振り返ることなく


ただの一度も



僕の呼吸が止まる直前まで


奴らは笑っていたよ ....
君に似た音に掠めたあの日
遊、と書いた音さえも
この右側の心臓の中でほのかに響いた気がして
振り返れば
脱線した走者の流れに埋もれた小さな旗が見えました

言葉は
帰るのです
 ....
お盆休みも通勤バスに乗り 
車内で騒ぐ 
夏休みの学生達に 
ちょっと眉をしかめて 
掻きわける 

向かいの席に座り 
あくびをするサッカー少年の 
膝には擦り傷があり 

痛そ ....
猿の姿をした雲が 
夏の夜空をゆっくり流れる 
胸の雲間に 
今にも満ちそうな月を 
光らせて 
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
料理ペポパンプ6*08/8/15 20:14
粉末あおば4*08/8/15 19:39
ペーパー・シープ(命など)たもつ608/8/15 19:30
響くならば羽ばたくもの海里108/8/15 18:08
夏空皆月 零胤6*08/8/15 17:17
りんご小川 葉708/8/15 17:10
君に会いたくて桃色イルカ208/8/15 17:08
アンサーソング唐草フウ4*08/8/15 14:31
漆黒ark-ey...108/8/15 14:25
愛されていたいAKiHiC...008/8/15 13:54
朝のイマージュ佐野権太8*08/8/15 13:52
ふたりで旅をこばんねこ7*08/8/15 13:39
夏の雨小川 葉008/8/15 13:02
本当のことくらこりん008/8/15 12:39
終戦の日ゆうと1*08/8/15 12:09
ザ・ブーンンン砂木5*08/8/15 11:32
さようならノクターン1*08/8/15 11:02
「 海辺にて 」椎名208/8/15 7:36
夏にいるsk008/8/15 5:39
はたらけえのきだけ鎖骨308/8/15 2:39
眠りの時 / 人は幼児のように頭を垂れる[group]beebee9*08/8/15 2:27
証。六花108/8/15 1:27
世界の果ての汀でまどろむ海月6*08/8/15 0:33
三連目佐々木妖精4+*08/8/15 0:04
日々明楽108/8/15 0:01
死なば盆前板谷みきょう4*08/8/14 23:38
at the labピート308/8/14 22:42
モラトリアム属性こばんねこ3*08/8/14 22:24
21世紀のサッカー少年達 服部 剛208/8/14 22:19
猿の魂 708/8/14 22:06

Home 戻る 最新へ 次へ
4097 4098 4099 4100 4101 4102 4103 4104 4105 4106 4107 4108 4109 4110 4111 4112 4113 4114 4115 4116 4117 4118 4119 4120 4121 4122 4123 4124 4125 4126 4127 4128 4129 4130 4131 4132 4133 4134 4135 4136 4137 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
4.48sec.