ちらちら
ぴらぴら

粘膜が光る
貝の七色に負けないくらい♪

つまんでみた


‥かわいい。
 葉からはずした後の
 ‘ふにょふにょ’が
 こそばゆい!


好 ....
世界で最も美しいのは4度なのだそうだ
黄金比について熱心に研究しているという友人が
居酒屋で生ビールを飲みながら言っていた
モナリザの微笑みを温度で表せという問いに
4度と答えた人が統計の半数 ....
       余 熱


       そこは
       しろい花が咲いていて
       緑も若やいで うつくしい
       空気は
       いつまでも清澄であり
  ....
自らの寂しいベールを身に纏う 
今迄の自分を打ち破ろうと 
夏の夜の浜辺を走る 

( 遠くに若者達の花火は上がり・・・ 

ずぼりずぼり 
足首{ルビ嵌=はま}る砂浜の 
空回りをも ....
 
そのむこうには
休日がある
わたしたちのための

いったい何を休めばいいのだ
と男が言い
いったい何から開放されるの
と女が言う

お墓の土から生まれた蝉の幼虫が
羽化するの ....
神様お願い
ほつり祈ってから気づく
そんな神など信じていない



それは友人の名前を
交差点の真ん中で呼び間違えた時の
呆とした冷や汗
あるいは
言い訳の積み重ねで崩れてゆく
 ....
 
 
 
部屋のしくみ


部屋の壁に
エレベーターがある

時々音をたてて
上がったり下がったりしてる

今日は僕の階で
ドアが開いた

まだ誰も乗ってなかった

 ....
今度またこういうことがあったら
言ったほうがいいのかな?
言わないほうがいいのかな?
と訊いたとき

君はとても嫌な表情を浮かべて
だけど即座にはっきりと
全部言って 必ず全部言って
 ....
いろいろ書こうと思うのだけれど
どうにもうまく繋がらなくて
言葉は千切れた

そこにはもしかしたら
小さな小さな
だんまりの世界なぞがあって
そこではもしかしたら
だーれもしゃべらない ....
あの人は罪を犯した
平和で満ち溢れていた町で
私はなんの前ぶれもなく
大切なものを失ってしまった

拘置所で犯人の顔を見た
まったく見覚えのない人だった
町の人たちも誰一人
あの人を覚 ....
うすい皮膚の上を滑っている
絹でもない、びろうどでもない
貝殻のような爪を口に含み
撓るでもない翻るでもない

針金の孔雀睫を擦りながら
まだ開かない、まだ開かない、
桃のような頬を膨ら ....
でたらいいんです

でたもんがちです

なかにいたまんまだと
やりこまれたまんまです

えいきゅうに

どもまでもどこまでも

まんぞくなんて
できません

まんぞくさせな ....
瞼を閉じないで流した涙に
自由の空を仰ぐ想いを
声にして届けよう

それこそ自由
何処へでも行ける心が
あるのだから
 
空の蒼を瞳に宿した狐は
俯くことを止め
泪を溜めて夜空を仰 ....
遥か昔「人は弱い時にこそ、強い」と語った 
旅人の屈すること無い「精神の柱」について。 

ある時彼は頭の良い哲学者に嘲笑され 
ある時彼は民衆に石の霰を投げつけられ 

( 人々が立ち去 ....
陽炎、それは
記憶のゆがみ
デジャブのような交差点で
わたしが出逢った八月は
語る青い風になり
あなたを連れてきた

視界の輪郭線が溶け、崩れ落ちて
なみだのフィルター越しに
見 ....
                080731


とりが鳴くからかーえろ
とりが鳴く
カエルが鳴く
蛙飛び込む水の音
ヒキガエルのことだよと
昨日見たのを思いだし
カラスの勘三 ....
細い金属質の陽射しが
容赦なく肩に、腕に、
きりきりと刺さって
サンダルの真下に濃い影が宿る

忘れかけた思い出は
向日葵の未成熟な種子に包まれ
あの夏
深く青かった空は
年 ....
信じるものが分かる
信じていい人がいる。
マニュアルなんてない
罪に生き罪に生かされる

嘘は決してついてはダメ
私を苦しませないで
私の愛は絶対だから
私の役割を果す。

助け合 ....
アナタハ ダレデスカ

身寄りも帰る場所もなく来る日も河川敷を掘じくる佐久間少年ですか
地球の汚染大気に蝕まれ余命いくばくもないメイツ星人ですか
ふたりきり
河川敷の工場跡で
下水道に住む ....
稲妻が光って轟きが来る
光った時もうその下では絶命してるんだ
じゃあ向こうから聞こえてくるのはいったい何なんだ
死んだ後に聞こえてくる音はどこから


電気の光が織り成す出来あいの世界で
 ....
 愛していますかと言われた

 愛していると答えた

 そうして育った君を裂いて
 貪り尽くす
 玉蜀黍
 君の身が丸まるだから
 死にたくないから
 君を殺します
 愛しているか ....
シエスタにカヴェルネ
黄色い太陽がフランスの麦に注がれて
グラスの様な膜が破れ赤いワインが流れ出す
水溜りがバリンと弾けてガラス窓が割れて
沈黙するひび割れの壁や、砂利で溢れた道

あーあ ....
眉毛の生えていない女が
生麦をかじりながら移動する
常磐線快速上野行の車内は
ほどよく冷房が効いている
巨大な荷物を抱えた児童らが
南千住駅のホームに茫然と立ち
来るはずのない列車を待った ....
夢を見ていました

それは鉄道の歌

乗客のざわめき

僕はひとりで

渦巻く雑音の中心で

サンドイッチを食べたのです


夢から覚めると

家のベット

約束の時 ....
部屋でクーラーをつけてゴロゴロしてると、
室外機のファンが今にも爆発しそうな音をたてて生ぬるい空気を吸い、
ダクトを通って室内に冷気を運んでくる。
俺は閉ざされた窓を20cm程開ける。
すると ....
あした、
涙がかわいたら
海を迎えに行きましょう

果てのみえない
かなしみの

ひと粒として
あらわれましょう



雨が降っても良いのです
風が吹いても良いのです
 ....
あの時、私が雷を落とさなかったら、
貴方は死ぬ事が無かったのですか?
私には、解りませぬ。
運命も偶然も。

全ては貴方の望むままに。


『雷姫』


あの方は、雷 ....
花火を見るのが好きな君
今年はどこで見ているの?

打ち上げ花火にまたがって
遠いお空で爆発すれば

僕は一瞬輝いて
君は僕を見てくれるかな



夏のにおいが好きな君
今年は ....
ぼくはぼくに

さよならするみたいに

夕日を見て(家出しない)た

ぼくは夏休み

だったから夕日の道に

海を見て(嫌だったから)た


ピンクに香った

白いシャツ ....
ネクタイを締めることを望まれ
そんな暮らしなど思いもつかぬほど
離れたところにいた僕は
好奇心はあったが背筋が伸びる感覚より
繋がれた犬のように感じてしまう
自分自身の視線が ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
七色のかたつむり[group]長谷川智子1*08/8/1 4:00
ビヨンド木屋 亞万5*08/8/1 3:45
余熱るか24*08/8/1 2:31
夏の夜の浜辺を走る 服部 剛508/8/1 2:12
ビヨンド小川 葉5*08/8/1 1:53
神様お願い紫音1*08/8/1 0:41
孤独のしくみ小川 葉308/8/1 0:39
やましさsekka208/8/1 0:24
夏の回転式。プル式11*08/8/1 0:11
裁き1486 1...3*08/8/1 0:08
umbilical cordaidani...608/7/31 23:44
ああ、またやってんなぁよーかん4+*08/7/31 23:37
狐の蒼い瞳に板谷みきょう1*08/7/31 23:29
死紺亭兄さんへの声援(エール) 服部 剛8*08/7/31 23:21
陽炎のむこう高槻 空408/7/31 23:20
ビヨンドあおば3*08/7/31 22:54
遥かな夏のスケッチ銀猫22*08/7/31 21:58
ポニョの考察ペポパンプ4*08/7/31 21:57
ムルチ(怪獣詩集:帰ってきたウルトラマン)[group]角田寿星1508/7/31 21:19
創書日和【音】 ラウド、ラウド、ラウド[group]大村 浩一12*08/7/31 21:05
台所doon008/7/31 18:54
シエスタ結城 森士008/7/31 18:49
日暮里とニプレスの違いが今ひとつよくわからないセガール、ご...208/7/31 15:47
約束三上山一己408/7/31 15:34
IN DA BLUEエヌジーマ108/7/31 15:10
海を越える日千波 一也11*08/7/31 13:17
雷姫セルフレーム2*08/7/31 13:13
【打ち上げ花火にまたがって】つむじまがり2*08/7/31 11:14
さよなら吉岡ペペロ108/7/31 9:38
愛されていた北斗七星2*08/7/31 9:34

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