遥か彼方で こだまする
「おかえりなさい」とささやく声
目の前に広がる 水平線は
どこまでも まっすぐで
帰りを待ちわびる
早く一緒の色になりたいのと
青い海は ....
四人の気が知れているのと
知れていないのとでは
ゴルフの楽しさってぜんぜんちがう
ぜんいんがぜんいんの
グッドショットを
自然に、瞬時に、声を出して、よろこべるか、
....
080819
甘すぎるので
メロンパンが
選択された
オリンピック競技
回転翼を唸らせて
ラストスパートをかける
潜水泳法の選手達
過去の ....
すべての事柄 現象には表と裏とがあるのです
すなわち表裏一体
ひとつなのです
死があって生がある
坊さんの説教は不思議な説得力がある
出家したら備わるものなのだろうか
いや、き ....
開店前の7時、
スーパーマーケットの駐車場に車を止めて
日曜日のハンドルを握りながら友人を待っている。
自動販売機から戻ってくる友人に、
おはようのかわりに足かけをしたもう一人の友人は、
数 ....
スガイは或る貧しい村の生まれである
彼は五人兄弟の長男で
下は四人とも妹であった
スガイは十歳のときに夢を見た
光り輝く犬が お前は医者になれ と言う夢であった
スガイには両親が居な ....
森を越えて海へ着く
その景色の溝には 空が
落ちてくるから
宇宙船を追いかけて
空の果ての国へ
地球の中から雨が降る
君の笑顔が溶けていく
今までの涙が降って
今までの涙に溺れる
....
隆起した部分と
しわになった部分の
すべてが僕のものになる
からだ
僕はからだになる
からだになりたい
からだだった
からだ
血がめぐる
この地表の下で
マグ ....
私は誰でしょう
こう問いかけて、応えてくれる人がいるだろうか
自問自答は風邪薬に似てあまり効き目がないのだが
半分は優しさで出来ているのでしょうがない(自分への)
どうにも居場所が無いよう ....
あたたかな毛布にくるまりながら
君の名前を小声で叫んでみる
世界のはじっこで
群れにはぐれたトナカイやヒツジも
安心して駆けつけてこられるような
優しい距離で
いつのまにか伸 ....
まったくもって
困ってしまったと
呟いた声はかき消される
待ち合わせしているというのに
未定と予定がごっつんこだ
確変が終わらない
最低の男だという意識が
同時に変動する
隣の老人 ....
鯉が泳いでる
恥ずかしそうに
ヒゲをはやして
あのヒゲは
何なのだ
鯉にはヒゲがあるのだ
何のために
あるのだ
きっと
恋のためなのだ
あのヒゲをさわりたい
けれど ....
きっと
どの道を選んでいたって
正解でも不正解でも
なかったんだよね
それぞれに
未来はあった
僕が選んだ、道の先
"今"
....
音の闇があり
むらさきがあり
白い泡を染め
闇を抜ける
夜の会話が屋根を歩き
窓から入り
まばたきに驚き
再び出てゆく
夜に咲く花と脇道
小さく手を振る気 ....
仕事の山に遭難していませんか?
迷い込んだ青いトンボ
倉庫の窓
突然の雨
振り向くと秋の気配が遠くに
長く少し薄くなった
夏の陽射しが手を休めています。
今年の夏も大きな波が ....
一粒一粒を
じっくりながめて行くと
一粒一粒が
独立した岩石であることに気付いた土曜日
砂漠化の影響は都会にも広がっている。
あなたの近所にも小さな砂漠がある。名を砂場という。
....
部屋で音楽がゆっくり流れて
外で雷が鳴って
曲の切れ目に窓が光る
合図
音楽の方はシンバルで
私はどちらなんだろう
音楽も雷もどこか遠まわし
クーラのきいた部屋で
屋根と優しい音に守ら ....
とざいとうざい
ここにおわしんす紳士淑女のみなさんよろしくおしげりやす
茨城代表
ディスティニーデジャブーレバーに来る酒ドラッグマニー
スローでクロールするようにずっと真っすぐスクロー ....
家を
ぼだされだ
わらしが
わらしでなぐなるまで
泣ぐ声が聞ごえだど
おめは
山がらひろってきた
わらしだがら
ほれ、見れ
この柱さ傷がある
熊の爪あとが
オドは言 ....
「そうだ。旅に出よう。」
どこに行くかなんて、なんの目的で行くかなんて
そんな細かいことはいいんだ
ただ、今旅に出たいと思う
道が不確かだっていい
目的がなくたっていい
迷ったっ ....
縦の譜面に奏でられて
しゅ〜る こっとん こと こっとん
太陽の揺らぎ 草木の葉おと
きらきら
草原の かがやき
一枚のぬうの
僕は呑気な波紋
波間に揺れてゆらゆら
賢者は嘘吐きの石
谷間を抜けてごろごろ
平行線は交わらない様に出来てる
僕らの中は交わるように出来てる
喋らなくても解かる様に出来てる
そう思い ....
でんしん柱の先っちょに
ちゃっかり乗っかっている あおい
あしたデートしようね
待ち合わせは・・
あおい あおい たまり
{画像=080730013330.jpg}
君はそこにいて
ぼくはここにいる
目線は同じ、でも
距離は5mくらい?
ホームを隔てて合図をした
君が手をふって答えた
ここがふたりの乗換 ....
なぜにこんなに空が美しいのかとか そういう
ことを考えている、ぼんやりと、なにげなく、
どこへ行くのだろうとか、どこへ帰っていくのだろうとか、
たましいはいったい何なんだろう、とか考える おなか ....
もっとあなたを見せて
ねえ 写ってる? ここに 写ってる?
拡大してみても
ただのあなたしか見えない
見えない(見える
見える(見えない
見えない(見えない
性格をよく表して ....
祖母へのお手紙 ....
最近つくづく思うんだ
「自分ってなんてかっこ悪いんだろう」って
でも
自分のことをかっこ悪いって思える自分を
どっかでかっこいいと思っているんだ
1.「もう子供なんかじゃないと思っていたのに」
涙が出そうになるたびに
缶の中のドロップをひとつぶずつ
口にちいさく押しこむ もの だから
雨粒が
薄い緑色で。
口の中なんて もう
....
民族紛争
白人と黒人
貴人と奴隷
なぜ同じ人間だと思えないの?
なぜ同じ地球に住む者だと思えないの?
空から陸を海を見なさい
どこに国境があるというのですか
どこに国の名が書かれ ....
4089 4090 4091 4092 4093 4094 4095 4096 4097 4098 4099 4100 4101 4102 4103 4104 4105 4106 4107 4108 4109 4110 4111 4112 4113 4114 4115 4116 4117 4118 4119 4120 4121 4122 4123 4124 4125 4126 4127 4128 4129
【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
7.03sec.