力強い波の音

体の芯まで響かせて

荒々しく波

水面は留まらない



動き続ける

常に新しい顔見せて



洗い流せ

洗い流せ

蹲るこころ

 ....
あたしは今夏にいる

光があって、温度がある
海も眩しく、人も眩しい
空は青くて、水も青い。
汗が流れて、夕立もある

水と太陽

でもね。夏が終わると

かなしくなるんだよ。
 ....
信じることと縋ることはともすればよく似ている
喋り過ぎるものはそれについて依存している
夏は決まって暑くて蒸すから色々がよく腐って臭い出す
わたしは四角を中心に据えてから円を上手に書くこ ....
{画像=080805021846.jpg}
人は眠る時
幼児のように身体を縮こませ、
頭を頷くように祈る。

その姿はもはや
眠っているのではない。
魂ははるか遠くに飛翔し
彼は祈って ....
黒は流れる。




私の白い腕を。




黒は描く。




風呂場のタイルに
不思議な模様を。











 ....
{引用=




青い闇の水をたどって
近づいてくる
紅斑のある
白い身体

永く向き合ったまま
微かに身体を
揺らす貴女



 どうかこのまま…

 幸せすぎる ....
カレンダーに埋まった部屋を捨て
ベランダの柵に腰掛け
昨日から漏れてくる声と対話する
ずいぶん意見の合うやつだ
好きな食い物が一緒だし
口癖もどうせだし
財布の中身もよく似てる
大抵俺の ....
観覧車で
高く 低く
回っている

ような


メリーゴーランドで
遠く 近く
回っている

ような


そんな錯覚も
ある

けれど

ふと
思い返すと

 ....
お前、その歳で病院辞めて
老人ホームで何してるのさ。

歳を取ると若い時と違って
目も、歯も、膝も、腰も…
病気になることも、仕方ないことなんだよ。

体がどんどん悪くなるのは、当たり前 ....
友達はみんな


僕が傷付き倒れても


先へ行ってしまうだろうね


振り返ることなく


ただの一度も



僕の呼吸が止まる直前まで


奴らは笑っていたよ ....
君に似た音に掠めたあの日
遊、と書いた音さえも
この右側の心臓の中でほのかに響いた気がして
振り返れば
脱線した走者の流れに埋もれた小さな旗が見えました

言葉は
帰るのです
 ....
お盆休みも通勤バスに乗り 
車内で騒ぐ 
夏休みの学生達に 
ちょっと眉をしかめて 
掻きわける 

向かいの席に座り 
あくびをするサッカー少年の 
膝には擦り傷があり 

痛そ ....
猿の姿をした雲が 
夏の夜空をゆっくり流れる 
胸の雲間に 
今にも満ちそうな月を 
光らせて 
さようなら、
がこぼれたときに
ついた足跡が泣いている様で

ダンボールから、のぞく
空の目は
ただ無色の息を吐いていた



寄ってらっしゃい
見てらっしゃい

時間に置い ....
「幸」という文字を 
鷲づかみしようとしたら 
いつまでたっても 
この手は空を切りました 



全てを手放し 
両手をまあるい皿にしたら 
今までよりも「幸」の文字が 
くっき ....
布団の中でいつもこれと思っている巻き貝以前の中毒患者が不変に見惚れるのは何か違うと指を鳴らす黒執事。
ぱちんと音が鳴りムニエル。
ものぐさな僕の部屋が腐海に飲まれ始めているので
とりあえず見飽きたトトロのDVDだけは片付けてみました

不用意に足を置くとお気に入りの靴下が真っ白になるので
決まったルートしか歩けない日が
 ....
一方が立ち止まり、つられて顔部分を黒く塗りたくられた壁のはり紙を見はじめ、所感を述べあう二人がいた。一人は融けかけたアイスを食べていた。わずかに背の高い方はその内容に人生を絡めて例えた。少し背の低いも .... 昨日、彼女が逝った
家族に看取られ、布団の中で

彼女は少しうねるクセ毛の似合う女の子だった
名前は今じゃもうイニシャルしか思い出せない
K・Y
彼女はいつも名前を省略して、そう、物 ....
季節はずれ
心に雪が降る

街灯に照らされて
輝くはダイヤモンドダスト
煌く粒は
儚さを導く

あぁ幻想

積りだす雪に
きたきつねの足跡だけ残る

ダイヤモンドダストは音を ....
宇宙は水飴色です
ゆっくりと
ながく
{ルビ湖=うみ}に似た時間の中で
シクリと微笑んで
星は甘い時間を漂っています
例えば恋人のこととか
例えば死んでしまったこととか
そうして
い ....
悲しみの鎖に繋がれて
僕はもがき苦しんでいる
3畳半のこの狭い空間
窓から覗さしこむ光
三日月の月が笑う

断ち切りたいと願えば
どんなに楽だろう
大層愛しかろう
切なかろう

 ....
すばしっこい背びれを追い回して
生ぬるい用水路を濁らせた
髪の毛の先から滴り落ちた汗
泥だらけの顔を笑い合った毬栗頭

ねばっこいフェーンの熱波を掻き回して
力任せに錆びたペダルを漕い ....
当然
君が好きで
十年後も 
当然
君をもっと好きになって
当然

ように
君と一緒に
歩いてく

当然
そんな日々を願ってる僕
恋ってとてもつらいもので 
      苦しいもので
      涙しかなくて
      泣くことしかできなくて

もう恋なんてしない
        って何度誓っても
やっぱり恋に落 ....
菜の花
キャベツ
ブロッコリー
白菜、大根、カリフラワー

一同
怒りの立て札立てた

「モンシロチョウチョ立入禁止!」

ひらひらしているだけならいいが
卵さんざん産みつけて
 ....
爪を《凶器》として生やし始めてから
{ルビ何年=どれ}くらい経つだろう・・・





爪を噛む癖を口実に
苛められ始めたのが小学校4年生の頃だった





あたしの本名 ....
美しいものをめでる
心のゆとり
育てる喜び
待つ楽しみ

花を愛する
水をやる
暑さ寒さから守り
鉢を変える

蕾がふくらみ
いつ花が咲くか
楽しみに待つ
香り高き花たちよ
 ....
ワクワク
フワフワ
ちょっと待って
時間を止めて

マリンバ叩いて
低音が気持ちが良い
ポロロンポロロン
ドロドロ

パタパタ
鳩が飛ぶ
シャーパープー
着物の音
抱きしめたいとぶん殴りたいのは

紙一重だと感じた、八月の午後。
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
「 海辺にて 」椎名208/8/15 7:36
夏にいるsk008/8/15 5:39
はたらけえのきだけ鎖骨308/8/15 2:39
眠りの時 / 人は幼児のように頭を垂れる[group]beebee9*08/8/15 2:27
証。六花108/8/15 1:27
世界の果ての汀でまどろむ海月6*08/8/15 0:33
三連目佐々木妖精4+*08/8/15 0:04
日々明楽108/8/15 0:01
死なば盆前板谷みきょう4*08/8/14 23:38
at the labピート308/8/14 22:42
モラトリアム属性こばんねこ3*08/8/14 22:24
21世紀のサッカー少年達 服部 剛208/8/14 22:19
猿の魂 708/8/14 22:06
ごあいさつこばんねこ15*08/8/14 22:05
幸せの文字 服部 剛508/8/14 21:50
リストランテ「貝の触手」詩集ただよう208/8/14 21:26
kusya−mi2フクロネヅミ2*08/8/14 20:47
冷え性の男と中学生詩集ただよう208/8/14 20:34
ホットミルク日和のゆったりとした空気の中で308/8/14 19:58
季節はずれ、雪テルテル坊主1*08/8/14 19:44
溶ける海フクロネヅミ16*08/8/14 19:37
三日月の月が笑うテルテル坊主4*08/8/14 19:31
遠い夏休みnonya6*08/8/14 19:19
当然流浪人008/8/14 18:41
君の隣で108/8/14 18:39
モンシロチョウチョ立入禁止海里308/8/14 18:18
爪過去[group]愛心2*08/8/14 18:12
美しき花たちペポパンプ6*08/8/14 17:55
流星群3*08/8/14 17:53
まぁこれは価値観の問題として、とりあえずは両方ともいい意味で短角牛108/8/14 17:07

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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