掟は高い塀のむこうで眠っている
周辺を傲慢がはびころうとする

横断歩道で信号機はたがいに孤立し
おたがいの過去をたずねようとはしない

信号機は信号機の宿命のまま
明滅している

 ....
しめった風が頬をなでるのをやめ、
埃のような雲霧が二人の呼吸を失わせていく
白くかすんだ記憶の中で
街灯だけは飴玉のように赤く潤んでいたが
  
  私はそこにいるはずなのか
  そうでな ....
キスはしたけどまたしたいとはおもわない
セックスはしたけどまたしたいとはおもわない
すんごい綺麗な人としたから誰ともやりたいとおもわない
それよりすんごい綺麗な人はすぐ飽きる
そんなことより
 ....
そんなこともあったっけ…
あれは息子と歩んだ道
四谷大塚の教本や模試の受験票が
ジグゾーパズルのように
断片となってパラパラこぼれていく


うまくつながらないのは
終わってしまったも ....
あの頃の空に似た、

私の、

命の結晶。


硝子細工を


あるとき突然、光が見えなくなった。

それを畏れていたわけでは無い。
それを理解していたわけでも無い。
 ....
どろねこだー   どろねこだー   ぼくは  ぼくは  どろねこだー
ぼーくーのー   けがーわはー     どーろーいーろー でーーーーー
しかーもーー   じっーさいー ....
地球を飼いたい
掌に乗るくらいの
小さな小さな地球があったら
わたしはそれを飼って
今度こそ
大事に大事に育てたい
毎日、綺麗な水をあげて
毎日、空気の綺麗なところで散歩をさせて
熱が ....
片手で空中にまるをつくる
親指をくちびるにもってゆき
その場の空気を吸い込む
恐怖も限界も肺にためつつ
決して傾かず真っすぐに息を吐き出す
履き心地の悪い靴なんて捨てちまいな  ....
疲れ果てて
色褪せた
繁華街の朝を通り抜け

ガラガラの電車の
ドアのすぐ側の席に座り
手すりに頭を預けたまま
揺られる

 満員電車とすれ違うたび
 何かが足りないような
 そ ....
いつからだろうか? 夢は現実にならないと思うようになったのは。
いつからだろうか? がむしゃらに走る事が恥ずかしくなったのは。
いつからだろうか? あきらめ上手な大人になったのは。

何 ....
どんなに大きな違いがあるように見えても、

全ての人間は、遺伝子の99.9%が共通している。


だから、1人の人に出来た事は、万人に出来る。


あなたは、あなたの道の天才にな ....
いまは
ちっぽけな木の枝も
十年、二十年の歳月をゆけば
おおきく生長を
とげる

その、
生長をとげた木の枝のもと
だれもが心地よく
風に吹かれるような
あかるい午後が
 ....
ゼフィルス讃歌




二月のすこし澱んだ灰色の空に 雪が舞う
掌にそっと受けてみれば
それは はかなく消えてしまいそうなゼフィルス
この道をあまたの白い蝶が翔んでいく

さっきま ....
あなたの名前を

まだ 知らないわ



なんだっていいんだ

単なる記号に過ぎないんだから

好きなように呼んでくれたらいいよ



あの日 あなたがそう言ったから

 ....
最愛の人にラブレターをかく、何枚も。何枚かでだんだんラブレターではなくなってくる。
この気持ちがなんだか分からなくなる。
このちっぽけな歴史はなんだったのか知りたいと思う。
もうこれ以上恥らうこ ....
フラクタルな現実が 左肘の辺りで破壊音を放つ

アスファルトの憂鬱に 存在意義を失う電話ボックスのソウル




電子的なマリンスノウ 液晶画面が北北西に明滅

天空 ....
今、世界の人口って、何億人ぐらいか知ってる?

約63億人って、言われているけれど、

もし仮に、その人達と1人1秒づつ出逢ったとしたら、

約200年かかるんだ。。。




 ....
彼が君ではない
              李欣欣
  ?    

 誕生日前の二日、江とドアを修理していた。なかなか開かないドアだ。わたしの家のドアか、彼の家のドアに ....
 あなたはわたしを

 ひなぎくのようだという

 なぜだろう

 わたしはそんなに
 
 無邪気だろうか


 人はわたしを

 ひなぎくのようだという

 どうし ....
 私はマリオネット

 自由のないマリオネット

 細い  細い

 糸に繋がれて

 ご主人様の言いなりに

 人々を笑わすために

 創り出された幻の命


 心 ....
 私のお気に入りの

 青い目の人形は

 夜も眠らない


 私の枕元にそっと佇み

 赤い唇を僅かに上げて

 見つめている


 暗闇に映える青い目

 夜の ....
壊れた操り人形のような
ただふらふらと心が浮かぶ

片腕が折れた鳶のように
いつかはあの空へと思いを巡らし

いく数日

焦がれた思いは消えていく

悲しくもその思いを繋ぎ止めよう ....
今日もいちにち
風の中を歩いてきた
ひとは揺れている雑草の
つくつくぼうしだった

音は声となり
形は姿となり
匂いは香りとなり
色は光となるように

風景は風光とならなければなら ....
空白が怖いのですよ
ずいぶんと長い間
まわりに何にもない場所に
ぽつん
と 置き去られていた気分だったから
でも
少しずつ好きな色のクレヨンを手に入れて
ぽちり ぽちりと
画用紙を塗り ....
わたし、ずいぶんやせてしまって
てのひらには、ようみゃくみたいなけっかんが
あおじろくひかってみえるほどです

だから、あなたのこと
やさしそうになぜたりするのも
ぎゅうっとだきしめたりす ....
早くしないと両手をもぎ取られてしまう
ころされちゃうよー
と両手をあげて走る
こども、


飯を食らわないと動かない体がもどかしい。
10秒チャージ2時間キープでって、12時までじゃん
 ....
生きている事に意味はない
日々が単調に過ぎてゆく
天井はやはり低く暗い
僕が生きているのは確かだけど
これは僕の意思なのか、

産まれてきてから
何度同じ日を迎えただろう
毎日が同じ事 ....
いなくなってから

選別しとけばよかった
なんて

ただ自分が
むだに
消耗したことを
嫌がるんだね



もう
出会えないものが

あと
何回あるのか

数えたら ....
「きれいな想いだけじゃあ、生きられないですよ」
何度も死んだと思いながら私は生きる。深く、
ナイフを突きつけて
血をどくどく流しながら
キーボードを打っている
そうまさに届かぬ手紙
君は一 ....
空の果てを見つけた日
ここから飛び立てないと知った
引っ張り上げる手下りては来ず
空っぽな瞳で見つめた朝
小鳥がぱたぱた飛んでいた

地面があったと気付いた日
一本道の砂利道を
ど ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
オミナエシEtuji208/9/3 22:18
喪失の仮面二瀬17*08/9/3 21:56
逃げるmatu008/9/3 21:53
リフレイン ー十二歳の受難ー渡 ひろこ16*08/9/3 20:25
硝子細工をセルフレーム608/9/3 20:18
どてかぼちゃの歌 猫ver.(不完全版)guchi_...208/9/3 19:09
まるで今のわたしみたいに小原あき23*08/9/3 18:46
オーパーツモリマサ公29*08/9/3 18:25
夏の終わりという駅で皆月 零胤18*08/9/3 16:44
はじめの一歩てんだい208/9/3 14:24
希望の明日へ108/9/3 14:21
木の枝千波 一也7*08/9/3 12:27
ゼフィルス讃歌飛鳥 彰308/9/3 12:26
Akiじゅじゅ。308/9/3 11:51
出発の日、猫のひたい撫...108/9/3 11:41
ワンダー・パフュームムラコシゴウ5*08/9/3 11:17
63億分の1てんだい008/9/3 10:13
彼が君ではない里欣208/9/3 9:41
ひなぎく星月冬灯208/9/3 8:58
マリオネット208/9/3 8:57
人形108/9/3 8:56
片腕の鳶テルテル坊主208/9/3 8:45
風の中をあるく[group]yo-yo5*08/9/3 7:54
こころ明楽3*08/9/3 7:19
いつかぬくもりがもどったらタマムシ12*08/9/3 2:45
やさしいさんすうに殺される。ki108/9/3 1:51
贖罪AKiHiC...108/9/3 1:45
わくはベタぬりこのえ3*08/9/3 1:43
きれい、だと言いたい。ki108/9/3 1:33
猫目308/9/3 1:30

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