金星が見えたよ、
暮れゆく空の
透明な青に
輝き出で

それは確かな遠さの刻印だ




燭台の
蝋燭の炎は
ゆらゆら揺れて
聖書は漆黒の闇に
白い枠組みに包まれ現れ

 ....
死ね
カス

尊師はゴキブリ

うんこで生きてる

けつの巣

分かったか

豚小屋で仕事し

ゲロで生計たてて

まん こを見て

鼻毛むしりながら

けつ毛を ....
点は線になって
そして
裾野は広がって
裾野は輝く草原としての
青い営み
わたしたち
純然たるacidだから
溶けるエナメル質
ほら、最後の乳歯は抜けて
鼻先でワルツを踊る
わたし ....
響きあるもの
ただあるもの
意味なき宇宙の
ただあるもの 
響きあるもの
宇宙のあるもの

響きに潜むもの
ただ在るもの
意味超え宇宙の
ただ在るもの
響きあるもの
宇宙に潜む ....
目を覚ましたおれは椅子に座ったまま縛り付けられていた
目の前に立つ男は謎を解けと言った
謎ってなんですか?
これだ。男はハンマーを振り上げて振り下ろす
肘掛けの上に固定されたおれの右手の甲は叩 ....
 住み慣れたこの部屋に

 差し込む光が感慨深く思える

 西向きの窓からの日差しが

 夏にはハンマーのように

 体感不良を与えてくれる

 そして秋深まるこのごろには
 ....
{ルビ銀杏=いちょう}さざめくつめたい朝
靴を片方なくした人影を見た

暗幕の蝶も枯葉に埋もれ
くちびるにもうふれることはなく

寝息のように自転車は
静かに時計を回している

{ル ....
ドライバーのみなさん
テロリストなんて
身近にいないと思っているでしょう
実はあなたがテロリストかもしれません
ドライバーはウィンカーを右に入れた瞬間
テロリストへのカウントダウンが始まりま ....
○「ノー」も言えないと
自分の道は進めない

○「金と女にルーズな人は
いくらやさしくても
信用できない

○「一番肝心なことは忘れやすい」

○やさしい人よりも「責任感のある人」か ....
あなたの前から消えてあげよう

ごめんね
それくらいしか
してあげられなくて

案外難しいのだ

ある種の人には容易なことが
別の人には簡単でない

ただいなくなることが
こん ....
遠い遠いシベリアの
極寒の空気をのせて

冬鳥たちがやって来た

街では木枯らしが
木の葉を散らし

フトコロのお札も散らす

裸にされる老木に
わが身を重ね

戦争を
止 ....

今年もまた、私はこの椅子に坐って、紙縒りのように詩を書いている。
緑色の、温度の無い砂漠の中を、両腕で飛ぶようにして。
優しい私。 ちっぽけな私。 私は私に纏わるもので出来ていて、
私は私 ....
薄暗い闇のなかを
自由に躍る
漆黒の闇の切迫
予感しながら
夢はみない、
希望はない、
絶望はない、
ただ此処に留まり
この薄暗い闇の位相に、

自由に躍る



真夜中、 ....
〈埋没、〉しているのだ。

結実しない花に火を注いで天鵞絨に暴き立てる
命を投げ出しても、斑の比重
そのことだけを静かに考え込むように。

ゆうに百年、朔は広がり|値《あたい》を傾けた、虚 ....
愛しい、という感情
愛しい世界、というオドロキ!




アジの開きが店頭に並べられ
幼子は母親が店内で勘定を済ましてくるのを
待っていた
アジの開きを弄りなから、
長らく長らく待 ....
辛くとも 悲しくとも どうして  

私は 生きていく 
 

生まれた からには 生きていく 

そう 考えたら 単純だけど 

 

とっても 辛い時には どうして  
 ....
夜空に 満月 が 光る 

美しい 満月が 光る 

今日限りの 満月が 光る 

 

一瞬の 美 の 満月が 光る 

明日以降 欠けていく 満月 が 光る 

  ....
ぶらんぶらんと
そらをみる
ゆらんゆらんと
くもながれる
つきぬけるあお
あおいでいる
わたしはこれから
いなくなる

あかるみに
あおぞらはなつ
あかるみに
あるものあるもの ....
誰にも教えていない
君に初めて教えて
いつしか二人の場所になった

もしかしたら他にも
知っている人はいるかも

何処かは言わないけれど
美しい場所
安らげる場所

僕の知らない ....
しまうまの背中のほとりから
ぽとりぽとりと
鳥がしたたり
私は保健室にまたがる
星と星を繋ぐ線の上
補助輪の外れた犬が
がーがーきぃーきぃー吠えている

森を抜けると
海があり
こ ....
○「生きている」
虫も鳥も魚も
自前で生きている

○「大臣」
失言の時だけ話題になる
地味な立場のようだ

○「和牛日本一」
人間がおいしく食うために
精一杯大事に育てられる
 ....
月光が
いまだけ欠けてる満月の
空みあげれば南天の鳥

冬間近
さーって吹いてる夜風なら
月をレモンにみ立ててほほえむ

弱くって
からだがその身を揉みしだき
泣きたいくら ....
青い川の写真をみた
あなたの引き出しにこっそり隠してあった
どこに流れているのかわからない
冷たい夜明けの川だ


(どこか遠くでそれとも耳元で汽笛が聴こえた気がして)


あなたは ....
ひとりで温泉に今日は出かける
幸せであることを探している感覚は
ラジオからの 微かな 言葉を捉える
ハンドルはあの頃のように冷たいのだ
 
夜明け前の 並木道を 今日も 歩く 

東の 空が だんだん 明るくなってくる 

 

冷たい 静かな 炎 が 燃えている 

 

今日も世界は いつものように 始ま ....
  

ワンルーム
ひとり暮らしで生きている
いまは


むかし
大好きな
彼が綺麗な花を買ってくれた

ムーンダストプリンセスブルー

クリスタルの花瓶に挿したよ
 ....
宇宙の外は宇宙でした

まるい僕は
まるいわたしを
まるくしま下

に今みあげてゆくよ
と逝っても

誰もいませんクスッでした
笑い声がしたけど触れませんでさーした

昨日ねな ....
燃え立つ光、アフリカの太陽
肉を感じ、自らを感じる
愛の交わり、この肉を産み
名もなき通り*1を歩いて歩いて
一足の靴*2、色褪せ輝き

造形され、濃密に 在る


過ぎ行く時に、
 ....
なんでもないような傷の数だけ
丁寧に大人になってあのひとは、
そういえばそんなこともあったかもといって笑っている、水色の蛇、そう、
あのひとは、蛇だったのかもしれないね
封鎖された洞窟の奥で、 ....
あの海は、君のひとつひとつの発声を、すべて写し取るために波打っているのかもしれないね。不規則なようで規則的な潮騒は、心臓の拍動のリズム 月の盈ち虧けにあわせているのは、わたしたちのほうだったのかもしれ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
此処に独りでひだかたけし222/11/12 20:25
世界を破壊する[group]moote022/11/12 18:56
It’s raining cats and dogs!ちぇりこ。322/11/12 18:34
ヒビキ〇ひびきひだかたけし322/11/12 17:46
鉄で出来たアパートの小さな部屋ゼッケン222/11/12 15:49
西陽佐白光1*22/11/12 15:38
さまよう地下茎ただのみきや2*22/11/12 14:52
右直テロイオン1*22/11/12 11:45
独り言11.12zenyam...1*22/11/12 7:41
消息やまうちあつ...122/11/12 7:40
立冬に立腹st422/11/12 6:05
きれいなものたちへ由比良 倖1*22/11/12 0:52
独りと自由ひだかたけし5*22/11/11 20:45
実を窶すあらい022/11/11 19:34
アジの開きひだかたけし5*22/11/11 18:18
太宰 治と言われても   ダンテ カフ...122/11/11 17:36
満月 122/11/11 17:30
詩の言葉ひだかたけし2*22/11/11 15:17
二人の場所夏川ゆう022/11/11 11:17
しまうまの背中のほとりから入間しゅか222/11/11 8:47
独り言11.11zenyam...0*22/11/11 7:54
南天鳥作務衣秋葉竹022/11/11 7:18
青い川は流れる石瀬琳々11*22/11/11 5:10
一月のドライブ番田 122/11/11 1:23
永遠の命ダンテ カフ...022/11/11 1:14
落花無残な夜を超えて秋葉竹122/11/10 21:34
本日のでもね夜[group]moote122/11/10 21:06
ゾーンひだかたけし322/11/10 19:03
スノードーム 2022/10/26(誕生日に寄せて)星染122/11/10 16:10
さやか122/11/10 16:06

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