こんなに暗い夜だから、
 どこに行けば良いのかワカラナイ
 祭りで騒いだ帰り道
 行くべき道が分からない。
 遠くにキャンプファイヤーが燃え盛る。
 カオのない友達たちは
「きゃあきゃぁ ....
まちを遠くはなれ
まだらに草がはえた
さびしい砂浜の
海ぞいの道で
わたしはめくらのふりをして
ほどこしをもらった
(ニセめくら)

海から吹きつける風が
砂を舞い上げたが
空は青 ....
緑は木々の透明をろ過する
歌おうと
目の穴を
鳥たちの影は細く伸びゆき
皿に盛り付けた朝を啄む

ありふれた爪痕で編まれ
内臓はひらかれ
時に浮かべられる
せせらぎとともに
薄い結 ....
富士山! おい富士山! いや富士様!
待って下さい 頼むから待って下さい 永久に待っていて下さい
頼むからいつまでも噴火しないでいて下さい
俺たちが代わりに噴火しますから 静かに見守っていて下さ ....
アンドロイドは、呼吸する



ラマダーンに輪廻を解説する

入道雲が1座、
カオス理論に途方に暮れ、ても


光あれと叫ぶ


光あれ、と叫ぶ



そうし ....
『あの山の向こうにはなにがあるの?』

『自分でいってみないとわからないんだよ』
 
 
 
旅立ったのは
幼い時分からの
憧れだっただろうか
 
 
眼下に広がる世界を
言葉 ....
○月×日
6時半に目を覚ますも、二度寝をして結局7時半起床。
朝ごはんを食べる間もなく、あわただしく職場へ向かう。
駅の売店でカロリーメイトのチョコレート味を買う。
甘いものに甘い飲み物は好き ....
ワスレナグサの風が吹く、
雷の領域のなかで、
私はあなたを作らなければならない。
最初の溜息はときに、
天性のその鞭で私の魂をなめる。
音を立てず、逃げ出し、
それから私は一度振り返る。
 ....
君へ手紙を書く

タマムシから君へ
君は人で、わたしは虫だから
君にとってわたしは虫以上でも以下でもない
けれどわたしのからだは虫とは思えないほどきれいだって
君は知ってしまったから、わた ....
 
とても幸せそうな家庭だった
それなのに
僕が帰ると言うと
君は泣きそうな顔をして
つまらなそうにうつむくのだった

いつか君も
僕の家に遊びに来た
垢にまみれた泥の顔をして
即 ....
影を落としたのでしょう
その想いのそばに

闇を忍ばせたのでしょう
その言葉のすみに



誰に伝える事もない
誰に触れる事もない
ついのすみか
 ....
この街は静寂を欲しているのか
七時半を過ぎたばかりなのに
どこも店じまいは早かった

小樽に雨が降る

札幌にも雨が降る
の予報は聞いていた

運河に雨粒は広がる
海の ....
草色の風過ぎ行く早朝五時半の晴天の
スーパー○○朝市の駐車場は
車と人とささやかな諦念とで 満員
ところで不思議なことに
売り子の呼び声も客の喧騒も
皆目聞こえず ほんと聞こえず
朝市に並 ....
{引用=玉子の親じゃ、ぴよこちゃんじゃ、ぴっぴっぴよこちゃんじゃ、アヒルじゃぐぁーぐぁー。}


(一)

「兄ちゃん、コイツをくんねぇ」

カーバイトランプに照らされた
みか ....
もうおやすみ とつぶやく こえは
あなたに とどいたのでしょうか
まぶたを とじる しゅんかんに
あなたは なみだをうかべていた きがしたのですが

ろくがつむいかの あめはふりつづいていま ....
燈芯 は 飛ぶ                  
日常 も 息絶える 小学校 と 明るい 超え              
眠る な 突き出される 草 が 声 のは              
 ....
消すことのできない現実を
生きる

杭はすさみながら立ちつづける

抱きしめようあやうい姿の今を
山が沈む陽を抱くように

山鳥はねむり
私たちはひそかに地の種となる

抱きしめ ....
焔 が ささえ                  
期待できず が ゆられていると 過剰 は 罪のない 張る              
祈り に 息づいてゐる 養分 を 死 のだ。        ....
投身                    
エゴ が かくて 走り去る 熱情 あやまち               
精神 が 凍てつかせる その くりかえす                
 ....
初めて会う人の顔の真ん中に
或いは胸の真ん中に
おへその辺りに
とにかくその人の中心線に
隙間がないかどうか
確かめる
それは
ある時はボーリングの球くらいの大きさだったり
ある時は米 ....
例え遠くたって 君は君だ


カロン


いつしか忘れた 掠れた記憶
声を枯らして 泣き叫ぶ日々

閉塞空間での 僕じゃないダレカの声

全部 君に届けて
全部 知って ....
にわとりに撲殺された悲しみ
にわとりに撲殺された悲しみが
誰にも受け入れてもらえないだなんて
誰にもわかってもらえないだなんて
庭でにわとりに撲殺された悲しみを
理解してもらえないだなんて
 ....
オレは
ズボンを脱いでパンツも脱いで
レフトを守っている
どんなフライも捕ってみせる
さっきだってお腹からずさーって滑り込んで取ったじゃないか

ところで球場を見渡せば
カメラがいくつか ....
 
満員電車に乗って
家を買いに行く

途中、西洋タンポポが
みんな咲いてて
僕はそっと
保安林を抜けたのだった

その先には
どいつもこいつもの風が吹き
ふざけんなの雨が降り
 ....
しめやかであざらかな夜
かさぶたのようなくちびるを噛みしめる
暗い空のどこかから
豚の悲鳴がきこえてくる
月はすっかり遠く小さくなって
満月だというのに私の庭は暗い
でも私は知っている
 ....
メスで線をいれた
ような

泣きはらしたあとの
あの目がいい


かつらゆみ民族衣装
コレクションに
使われてた

マネキンの
あの鼻がいい


しゃべったら
台無し
 ....
先っぽの方、届いてますか。

消えちゃってますか。

僕の好きな唄なんです。

出来れば届いて欲しいです。

どこか、遠くの、空気の澄んだとこなら。

少しは、届くのかな。

 ....
同じような空でも
どこか少し違うから
そう言って
その日の雲の形を惜しむように
写真を撮る、君

同じ空を見上げ
何が面白いんだろう
そう思いながらも
念のために持ってきた傘なんか
 ....
形あるものは消失し
形ないものだけが
取り残されたなら

宇宙はきっと
形ないものが
どうにか形になろうと
互いにぶつかり、削りあい
溶けだし、流れ

星々が生まれる前の
電子音 ....
不可思議な理論を思いついては
窓辺の君に押し付けた
紙媒体のレポートなんて
古過ぎると君は呆れたが

速度に追われたキーボードを見ると
理論すら何処かへ逃げてしまうから
骨董屋で買った万 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
こんなにクラい……芥生008/9/13 8:56
海辺にてばんざわ く...5*08/9/13 8:45
ゆりかご氷水蒸流208/9/13 8:23
富士山新守山ダダマ408/9/13 7:13
ライフうわの空。4*08/9/13 6:55
あのやまのむこうこすもぷ3*08/9/13 6:50
○月×日相良ゆう108/9/13 3:14
暗黒の電子レンジK・フラグメ...108/9/13 3:11
タマムシタマムシ9*08/9/13 2:26
青魚小川 葉408/9/13 2:26
白い闇際caleha408/9/12 23:57
雨景ヨルノテガム3*08/9/12 23:30
スーパーの朝市オイタル1*08/9/12 22:06
ひよこなひと恋月 ぴの29*08/9/12 21:38
猫唄梨玖3*08/9/12 21:26
蝋燭《81》柴田...4*08/9/12 21:11
野の花Etuji508/9/12 21:11
焔 が ささえ 《81》柴田...2*08/9/12 21:10
生存スルハズ008/9/12 21:10
隙間小原あき17*08/9/12 20:47
カロンセルフレーム3*08/9/12 20:43
にわとりセガール、ご...708/9/12 20:30
純情球場渡邉建志3*08/9/12 20:23
ペーパー・シープ(姓)たもつ808/9/12 20:17
待つ佐々宝砂6*08/9/12 20:11
テクノがいぢめるこのえ3*08/9/12 17:46
音の先端。狠志108/9/12 17:34
シャッターを切る音皆月 零胤9*08/9/12 17:30
小さな幻影かいぶつ408/9/12 16:52
ラブレポート。りぃ1*08/9/12 16:25

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