横切る黒猫を

捕まえて

白く塗りつぶす

いや、青の方がいいか

それは鳥だったか


とにかく、そのくらいの気概が

必要なのだ

いくつかのアミノ酸と同じくらいに ....
意識が続くあと数時間
空気に触れられた部分から解けていく気がする

混み合った世界の終わり方はこんなに穏やかじゃなくても

だけどたまに思うんだよ 

誰も救われない世界を見てみ ....
わからない
わからないのは
わかりたくないからかもしれない
そんなふうに思う
あの人が口にする言葉が、暗号に聞こえるのは、
そのせいなのかもしれない

ぼくは
傍観者にならざるを得 ....
あと3つ数えたら
もう逃げられる
残してくれたこの体温からも

無理矢理に身体を動かせ
呼吸のしない亡骸から出て行く
終わりの無い空洞
それも生への犠牲?


混み合った生の終わり ....
現実が喉につっかえた夜
時計の秒針は
時を刻まずに
僕のしょっぱい言訳と立場を
チクチクと陰縫いしている

身動きがとれなくなった僕は
掛け布団と
敷き布団の間で
暗闇と同じ色に ....
おなかがすいて
まるまって
夜が朝をつれてくるのを

待っているとき


きみをおもう。


白く、黒く、
夜のなか


きみの足音に
耳をすます。


とおく ....
愛は何グラム?
きっと私の体重と同じでしょう
全身あなたへの愛で満ちあふれています
水のなかのようなドライブ
ゆるゆるの指輪のつめたい隙間
ヘビーローテーションしよう
試験勉強なんか しなくていいから
窓の外をしゅるしゅると走る
ひかりのラインを追いかけて



夜 ....
ふと
気がつけば
むずかしいことばかり
答え合わせを
したがってる

まちがっていないか
不安で
不安で
だけどどれも
ただしいとは
おもえなくて

さまよってばかりです ....
思い出をコーヒーにとかしながら
ゆっくり飲もう
暖かな毎日を思い出しながら
角砂糖みたいにじわりと溶け出すのを
軽く掻き交ぜながら変わっていく味を
楽しみながらゆっくりと
味わいながらゆっ ....
 キリンの頭の上から飛び降りて
 勇気をもっておやつの時間にした
 ねむってるあの娘をむりに起こさない 
 時計の針はからまって
 かわいいビスケットの形をしている

 ....
部屋でひとり
ぽつり
窓の外を見ると
空が落し物をしていたので
拾いに外へ出る

最近おもう
ふり返ると
いくらか沢山のものを
落としてきました
過去という

それを拾うこ ....
今日も空は澄んでいる
何が悲しくても
何が嬉しくても
この空は僕だけの空
何処までも
何処までも
青く澄みわたり深い

今日も夜空は澄んでいる
何が苦しくても
何が楽しくても
僕 ....
へい 
私のことでしょうか?

害虫・・・ですか。
まいったね こりゃ。


これでも精一杯あなたをお守りしているつもりなんですがね。
昨日だってあなたのその美しい足をはい上がってくる ....
遠い空の胸のうちには
一本の糸杉が、しん と立っている。
青く晴れた(夜ふけの雨後の)
明けすぎた真ひるの素顔。
さやかに風光りほほえみ
零しながら宙のゆびさす。
糸杉は、無風にないで ....
斜面を切り分けて
父の家が建つ
小さな

直方体を
重ねただけの
たぶん
遠い質量の

かたちのないたましいを
とどめおくために

ほっとした表情で
母は告げる
これで
 ....
父のポケットに
ときどき手を入れてみたくなる
そんな子どもだった

なにもないのに
なにかを探してしまう
いくら背伸びしても届かない
指の先がやっと届きそうになって
そこには父はいなか ....
{画像=081006042839.jpg}

BGM『ハラジロ型』
http://voon.jp/a/cast/?id=hgqytlc2&c=1&t=1"


宝毛には目が無い
 ....
夜が僕の体の中に
あまりにもきれいな
罫線を引くもんだから
僕はついついキーボードを
叩いてしまう

天井から
季節はずれの雪みたいに
言葉が降ってきて
これもまたあまりにも
やさ ....
 ちょっとだけ生きてみよう
 明日だけ
 読みたい週刊誌が発売されるんだ
 ちょっとだけ

 もう少しだけ
 今月末には好きなアーティストの歌が発売される
 聞いてみたい
 今回は ....
君の神話
僕のおとぎ話
事実かどうか
定かじゃないから
全て崩れた
君の童話
僕の昔話
夢のようで
現実のようで
時計が壊れて
月が沈み
愛は闇で
天使は死んだ
バイバイサン ....
窓から見える空があんまり青くてきれいだから
窓を開けて少しだけ瓶詰にしました
でもとってきた空は青くなくて
それなのに窓の外はやっぱり青くて
僕は悲しくなって
僕がとった空の青はどこだろうと ....
人と出会い
いずれ別れが訪れるのならば
少しでも多くの傷を
出会いと別れの間に残したい

驚きという銃傷
喜びという挫傷
悲しみという刺傷
憎しみという熱傷

もっと、深い傷と
 ....
秋学期が始まって
そろそろ学校祭だって。

シュウカツ。
乾燥して響く近い未来

秋が始まって
そろそろ飽きてきた平日。

ぶっちぎって走る地下鉄
脳を駆け巡る信号
改札を通り過 ....
 
自転車を漕いでる
全速力で
ふみきりまで
息子を荷台にのせて
遠くから汽笛の音が聞こえる
蒸気機関車だ!

夢をみていた
眠りにつくまで
SLを夢みる
少年だったはずなのに
 ....
どこにもいない
ぼくを探してる
どこにもいないのに
探している

なにをみているの
なにもみていない
いや、ちがう
なにもみえていない
なにひとつみえていないのだ


どこ ....
校庭の片隅できれいな石ころをみつけた
学んだばかりの醜さで奪いあって
あのとき僕らが細い腕を鎖にして囲っていたのは
この惑星に墜ちたひとつの原性ではなかったの?


みんなで笛を吹いていた ....
わたしを捨てた手のひらが
わたしを撫で続けるので
土になっていく

右足は季節をかいくぐり
左足は罠にかかるので
台無しになって
あやすように
腕は八本になる

ドアーを
ひいて ....
その夏最後の一文を終えても
どうしても飲み込めぬ読点を眼に
含んだまま発音できず
ただ濡らし続けていたら
、あ、
同じ花の種がまた
何度でも生まれてしまい
まろやかなミルク色 ....
「探さないでください」
そう書き記された置き手紙は
彼の心境を静かに物語っていた

そこからいなくなることで
初めて存在が知られるというのは
忘れられるよりはるかに寂しい

空っぽにな ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
綺麗な青にはならなかったが。那人308/10/6 20:11
In short, 「the end」梨玖2*08/10/6 20:06
わからないゆうと1*08/10/6 20:02
白い部屋でうまれたさなぎ梨玖1*08/10/6 19:46
不眠nonya9*08/10/6 19:13
きみをおもう。Sa;008/10/6 18:23
何グラム?ゆきこ208/10/6 17:58
サイダーナイトロニカアヅサ5*08/10/6 17:43
チョークゆうと2*08/10/6 17:14
カフェユリテラスプル式7*08/10/6 16:52
ねむってるあの娘をむりに起こさないカンチェルス...708/10/6 16:15
おもうかんな7*08/10/6 15:35
無題渡辺亘108/10/6 12:41
【薔薇と害虫】つむじまがり2*08/10/6 10:22
稲穂こしごえ5*08/10/6 9:41
帰路uminek...28*08/10/6 8:08
yo-yo24*08/10/6 6:20
金彩のラバーファッカー人間008/10/6 4:31
罫線かいぶつ108/10/6 4:14
自殺から生きるに至る過程doon308/10/6 3:06
時計kei99108/10/6 1:49
青空ゆきこ1208/10/6 1:45
痛みも忘れるほどかいぶつ208/10/6 1:03
日曜メトロ相羽 柚希3*08/10/6 0:59
臨時列車小川 葉1008/10/6 0:56
途方に暮れるゆうと1*08/10/6 0:17
千年石相馬四弦2*08/10/5 23:51
埋葬[group]伊月りさ3*08/10/5 23:27
長編小説A道化108/10/5 23:12
行方不明1486 1...1*08/10/5 23:12

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